森田宏幸(@Morita626)さんの人気ツイート(古い順)

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スイッチを3つ押すカット以外が森田宏幸の作画(ミリペン)と彩色(色鉛筆)。 twitter.com/katsudoren/sta…
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アニメの労働裁判で、労働者側の勝ちが見えた段階で、経営側から示談が提案されて判例が残らなかった事例がある。裁判の経緯や合意内容の非公表が示談の条件に加えられ、ますます知られないままに終わる。 twitter.com/magazine_posse…
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京極尚彦監督とは『二ノ国』のパート絵コンテを担当していただいたご縁で、お声がけいただきました。 そして居村さん、ありがとう。 twitter.com/an_shida/statu…
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『もののけ姫』のタイトルを鈴木敏夫プロデューサーが強引に決めた話は有名ですが、『猫の恩返し』も鈴木さんが鮮やかに決めた経緯があります。実は絵コンテが完成するまでのタイトルは『猫の国のハル』でした。まだ6大都市10館で公開予定のときでした。
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絵コンテ完成のあと、鈴木プロデューサーに食事に連れ出され、高橋望プロデューサーらと一緒に和風懐石を振る舞われながら、コンテが遅れた上に内容も大変で予算が足りないと怒られたあと、250館で拡大公開にしたい、イヤなら制作中止だと切り出されました。250館はもののけ姫と同じだとか。
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もう料理に手を付けてる場合ではなくなったのですが、ほんとの本題はさらにそのあとでした。「タイトルを『バロンがくれた物語』に変えたい」と。『バロンがくれた物語』は『耳をすませば』の月島雫が書いた小説の題で、猫を耳すまの姉妹編として推す意図であることはいくら私でもすぐに分かり、、
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このとき、例のアシタカ聶記をボツにした話も聞かされました。追い込まれた私は最後「だって、バロンは何もくれてないもん!」と子供みたいに叫んでました。今考えたらこれも言い過ぎで、バロンはハルに貴重な何かをくれています(笑)。でも、そんな風にその場は物別れになりました。その翌日、
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その後も、会うたびにニコニコした鈴木Pから「高畑さんも『猫の恩返し』のタイトルを褒めてくれたよ」とか聞かされて、ついには委員会でも支持される頃には、私もすっかりこのタイトルが気に入ってました。そんな手腕に支えられた『猫の恩返し』が今夜放送〜。 #猫の恩返し
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アニメーターの平均年収が日本の平均年収を超えたという言説を潰しておきたい。 それが真に本当なら、私個人的には歓迎だし驚かない。特殊な技術の専門職だからだ。でも、それはあくまで、信頼できるデータで示されて欲しいと思う。 careergarden.jp/animator/salar…
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ここには 「『アニメーション制作者実態調査報告書2019』では、アニメーター全体の平均年収は440.8万円です。」 とあるが、ここがまず誤解を生む。報告書に当たればすぐ分かる。 正しくは「アニメーション制作者全体」の平均年収であって「アニメーターの」ではない。 janica.jp/survey/survey2…
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この政策ではダメです。まず法人減税であること。アニメのほとんどは外注制作ですから苦しい下流になるほどお金は降りていきません。そして、売れたら還元するという考え方。予算は先行投資です。まったく間に合いません。 twitter.com/kenakamatsu/st…
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スタッフにロイヤリティが還元されるようになったら、リスクが増すぶん、製作者は予算を下げてくるに決まっている。大ヒット減税(笑)があっても一時的なものです。 制作会社が制作印税を得ると、赤字になっても「持ち出しで補填してください」と厳しく見られる。個人レベルでもそうなります。
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インボイス制度という税制の変更によって、個人事業主や弱小アニメ会社が苦しむことになるわけだが、そのあと、その解決案として法人減税の議論が始まる気がする。税制の問題は税制で解決、というわけだ。邪推だが。
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私がJAniCA理事だった頃に耳にしたのは、アニメスタッフを正社員にしている良い会社に対して税を優遇するという考え方だった。赤松氏のツイートではヒット作を出した会社(笑)。いずれにしろスタッフを直接助ける話ではない。心ある経営者が還元してくれると期待する設計。 良い話には注意しよう。
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プレスコは何度か経験したので、分かってきたのですが。 理屈ではそうなるはずが、やってみると結局、絵がないことによる録りこぼしを補うためにアフレコも必要になってしまい、結果的に省力化にならないからだと思います。 twitter.com/mazy_3/status/…
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あと声に絵を合わせるのは意外と大変。求められる精度が上がるので作業負担が増す。 声なしで(日本アニメならではの)単純口パクの設計に、声のタイミングを合わせてもらう方が遥かにラクだということです。声がズレても音声の編集で合わせられる。
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いえいえ。これがJAniCA。私が理事を辞めたあと、山田太郎議員への支持を表明するなど、団体として頼まれもしない、しがらみもない、得もない集票をなぜか買って出ています。あるのは忖度だけでしょう。 twitter.com/nishiiterumi/s…
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JAniCAが政治的に誰にどう忖度しているかを説明すると長くなる。その中心はマンガ・アニメ・ゲーム議連会長の古屋圭司衆議院議員(自民)だろう。2008年からJAniCA監事の桶田大介弁護士が、遅くとも2009年にすでに古屋議員と人脈を築いていた。JAniCAが文化庁の人材育成事業を受諾して有名になる前。
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そして、桶田はIGポートを始め、多くのアニメ会社の外部役員や顧問を務めるようにもなる。製作委員会企業も含まれる。そうして、桶田は古屋議員が起ち上げるアニメ・マンガ・ゲーム議連の世話役を務める。上記企業にとっても、議連とのパイプはメリットになるだろう。
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分かりにくい話だが、JAniCAの理事たちは、アニメ会社の法人税減税によって、アニメスタッフが救われると信じている。そのように入江代表がクローズアップ現代で語っている。そのアニメ減税政策が赤松健の政策案としてHPに挙がっているが、これがひどい。
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赤松のアニメ政策は「ヒットした作品(の制作企業)だけを減税する」というもので、これではコミック原作、とくに出版大手三社の原作ものががぜん有利である。それも継続的に。露骨な大手製作委員会企業への利益誘導政策である。これを赤松に上申したブレーンの頭の程度が知れる。
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ちなみに、私がJAniCA理事のときに桶田監事から聞いた税制優遇策はアニメスタッフの正社員化など、一定の条件をクリアした制作会社に対して税制優遇するというものだった。赤松案は中身が様変わりして換骨奪胎がはなはだしい。とはいえ、JAniCA案も具体化すれば似たようなものだったろう。しかも、
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アニメ法人への減税政策はマンガ・アニメ・ゲーム議連のトップアジェンダではない。トップは「国立メディア芸術総合センター」設立であると当時、桶田から聞いた。いわゆる「国営マンガ喫茶」と鳩山首相に揶揄されて潰されたハコモノ行政。赤松のデジタルアーカイビングはこれに紐づくだろう。
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議連にとってアニメの政策など後回しだ。赤松のHPにはそれ以上、アニメスタッフ待遇改善の具体策ははない。これを支持するJAniCAには同情する。しかし、票集めにJAniCAを動員した桶田監事はマンガ議連を通じて、政界と財界に評価される。そこが忖度なのである。 kenakamatsu.jp/cat-technology…
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JAniCAがアニメスタッフの待遇改善に動けないのは一般社団法人だからだ、というのは大事な論点です。組合でなければ団体交渉が出来ません。集団で抗議行動も取れない。任意団体だったJAniCAを一般社団法人に導いたのが桶田監事です。そして、 #元JAniCA理事から見た赤松健