e子(@115changE)さんの人気ツイート(リツイート順)

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本心ではないのに、「逃げてもいいよ」と口にしてしまう人が、いじらしいですね。本当は重苦しいほどの愛を抱いていて、逃げられたなら引きずることは目に見えているのに、精いっぱいカッコつけて「逃げてもいいよ」と余裕ぶって。その声が震えていることに、相手が気付かないようにと願っていたら良い
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「服を脱がせる」という行為は、当たり前のようでいて支配の色香を放っていますよね。肌を重ねるとなれば自分で服に手をかけた相手に、「ダメ」と優しく声をかけて、自らが指を伸ばして。わざとらしいぐらい緩慢にひとつひとつを脱がせていって。我慢がきかずに熱を帯びていく呼吸を、楽しんだなら良い
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ものを「食べさせる」行為は、支配の香りが付き纏うからこそ美しいですよね。目上の人間が目下の人間に、「食べさせてあげるよ」と口にして。目いっぱいに開いた口に乱雑にスプーンを突っ込んで。大人しく咀嚼する姿を眺めながら、目の前の人間の生殺与奪は自分が握っているのだと酔いしれたならば良い
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上下逆さまになって唇を重ねるスパイダーマンキスには可愛らしさが詰まっています。膝枕している恋人に「ねぇ」と話しかけて上を向かせた瞬間に唇を重ねて。触れるだけのそれを何回か繰り返したら、我慢のできなくなった相手に身を起こされて舌を差し入れられて深いキスへと変えられる流れが好きですね
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人前では敬語で話している人が2人きりになるとくだけた言葉で話すという秘密に、ただならぬものを感じてしまいます。「敬語、使わなくなるよね」と言ってみたら「2人の時も使ってほしいのか?」と返されて「俺とお前の仲なのに?」と笑われるので、特別扱いが沁みて「…やっぱいいよ」と呟いてほしい
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社会に追い詰められて逃げて新たな生活を始める2人も好きですが、社会に追い詰められて本気で2人で逃げようと飛び出したのに、遠い場所まで来たら現実が押し寄せてきて「…帰ろう」と泣いてうずくまる人と、その身体を抱きしめて「うん…君と短い夢が見れて幸せだった」と泣いて笑う人たちが好きです
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福田里香さんはフード理論として「食卓を共にしたことがなかった2人が向かい合って食事をしたらセックスの暗喩」説を提唱されましたが、初めて食卓を囲む場面って夢がありますよね。同じものを食べてそれぞれの血肉になることに喜びを覚えながら、目の前の相手の濡れた唇や動く喉を凝視する人は可愛い
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相手と出会ったことを後悔はしているのに、出会わなかった人生は思い描けない人が、美しいです。グチャグチャな現状を顧みるに、「出会わなかったら違っただろうな」とは思いはするのに、出会わない人生を選べたとしてもきっと今を選んでしまって。「馬鹿だな」と自嘲したなら、目蓋が震えたなら良い
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辛くても苦しくても、笑うことしか出来ない相手が狂おしい。悲しい話をしているのに淡々と言葉を紡いで、泣きごとも愚痴も言わずにただ笑って。相手が顔を歪めて「悲しい話をする時ぐらい悲しそうな顔をしろ」と怒ってくるから、「無理だよ」とまた笑って。代わりに泣く身体をそっと抱きしめたら良い
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肌を重ねた後も、相手から離れられない人が可愛らしいです。熱は少しずつ冷めていくのに冷めていくこと自体が寂しくて、汗ばむ胸に顔を寄せて小さく「行かないで」と弱音を吐いて。「行かないよ」と頭を撫でられてもまだ安心できなくて、このままずっと一緒にいられたらいいのにと願ってしまったら良い
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後悔をしながらも決して恋心を捨てることができない人に、惹かれてしまいます。相手を好きになってから余裕を失って、嫉妬に駆り立てられたり虚しさを覚えたりと気の休まる瞬間がなくて日常が狂っていって、「好きにならなければ良かったな」と思うのにどうしても、恋心が消えることはなかったなら良い
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恋の熱を持たない、額へのキスが美しく見えますね。眠りについた相手を眺めているうちに愛おしさがじんわりこみあげてきて、静かに近づいて、起こさないように優しく唇を落として。この行為がなんの意味も持たないことは知りながらも、大切な人の眠りが安らかであるようにと深く祈ってしまったなら良い
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身体を重ねるところから始まってしまった2人が、「恋人」になろうともがく姿が愛おしいですね。最初は空気に流されてしまって一夜が明けた後には後悔があったはずなのに、気まずい距離感になってから相手の大切さに気が付いて。「このままなかったことにはしたくない」と恋を自覚して、戦ったなら良い
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自覚的な嘘つきは淫靡な趣がありますよね。嘘に振り回されることに疲れた相手に、甘い言葉をかけた後「今の言葉は本心だよ?」と囁いて「そんなこと言って本当はまた嘘なんじゃないですか?」と尋ねられると「どっちの答えの方が興奮する?」と微笑むような妖艶な嘘つきが、人を狂わせていて欲しいです
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川端康成の小説『化粧の天使達』に、「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」という一文があるそうですね。別れを予感した人が、相手が毎年花を見て自分を思い出してたまらない気分になるようにと願って、そっと花の名を教えて一生自分を忘れられないようにしたなら良い
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好きだけど相手が振り向いてくれないことを知っているから、「嫌いだよ」と言ってしまう歪んだ人が愛おしい。素っ気ない態度を取っても笑っていて、「嫌いだよ」と言っても「僕は嫌いじゃないけどね」と返してくるから、心の中で「好きでもないくせにそんなこと言ってくるとこが嫌いだよ」と呟けば良い
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流されて関係を持ってしまった人の、「2回目」が甘美です。1回目は理由があったからこそ大人として忘れることができたのに、2人とも忘れられなくてまた求めてしまって。今回はなんの言い訳も通用しないと分かりながらも身を寄せて、「いいの?」と躊躇いがちに尋ねた唇に熱いキスを落としたなら良い
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身体を重ねるより、唇を重ねることの方が照れてしまう人がいじらしいですね。関係を持つことの方が重大ごとだと分かっているのに「キス」の響きの方が耐えきれなくて。ゆっくりと重ねられて、頰を優しく撫でられるからじわじわと熱が回って。「これじゃ、まるで恋人みたいだ」と思ってしまったなら良い
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お金の余裕がない恋人達が、本物の指輪ではなくおもちゃの指輪を冗談めかして相手に贈るのも、愛が詰まっていて惹かれる光景ですね。恋人の左手薬指をうやうやしくいただいて嵌めて「今はまだこんなものしか贈れないけれど」と微笑めば、相手も目を潤ませて「いいよ。大切にする」と答えれば可愛らしい
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誰にでも優しい人に恋をして、その優しさを長所だとは思うのに、次第に自分にだけは"ひどくして"ほしいと願うようになってしまう人がいじらしいです。今日も大切にされたから「君って優しいね」と口にして。内心で、「優しいだけの君に、喜べるままだったら良かったのに」と思い悩んで唇を噛んでほしい
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服を「脱がせる」姿は、艶めかしいですね。「脱がせていいよね?」と口にして、相手が自ら脱ぐことを優しく禁じて。頷かれたならゆるゆると、頬から首筋のラインをたどって服に手をかける時間を伸ばして。たまらなさそうに赤くなる相手に、「もう?」と問いかけながら焦らしに焦らして落としたなら良い
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"看病する"姿からは、確かな愛を感じ取れますね。平気な状態ではないのに、「平気だよ」を繰り返す愛しい人に「今ぐらい正直な姿でいてよ」と頼んだのに力なく笑われて。「君の方が平気じゃなそうだね。大丈夫?」と尋ねられるから、「こんな時まで人のこと……」と嬉しさと苦しさの両方が湧いたら良い
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「唇を触る癖がある人は欲求不満」との説がありますよね。相手がふとした時にさりげなく指を唇に伸ばして触れているものだから、目が吸い寄せられて離れられなくなってしまって。「もしかしたなら、今」と思ったら俗説とは知っても振り払えなくて、めくるめく想像に浸って1人で赤くなっていたなら良い
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背後から抱きついて首に顔を乗せる姿勢に、夢を見てしまいますね。2人きりの時には定番の姿で落ち着くと思っているから、人前でも気にせずに、ギュッと抱きついて肩に頭をもたれかからせて、至近距離から「ねぇ」と構ってほしさをアピールして。周囲がその距離感に驚いていることに気付かなければ良い
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梅雨ですね。置き傘あるのに「傘貸して」と言う人と、置き傘を知りながら「貸すとこっちも濡れるから一緒に帰るんならいいよ」と返す人。わざと濡れ鼠で相手の家に飛び込んで「雨宿りさせて」と言う人と、雨が長引くと知りながら「いいよ」と答えて相手の身体を拭く人。ひねくれ2人が眩しい季節です