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人前では品行方正でニコニコと笑顔を絶やさない人が、たった1人の前では素をさらす姿に惹かれます。ふくれっ面や乱暴な言葉遣いや粗雑な行動を見て、相手が「僕の前ではずいぶん違うんだね〜」と笑ったら、「君だけは僕を僕でいさせてくれるから……いつもキッチリできるの」と子供っぽく拗ねてほしい
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誰にでも優しい人に恋をして、その優しさを長所だとは思うのに、次第に自分にだけは"ひどくして"ほしいと願うようになってしまう人がいじらしいです。今日も大切にされたから「君って優しいね」と口にして。内心で、「優しいだけの君に、喜べるままだったら良かったのに」と思い悩んで唇を噛んでほしい
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足に口付ける姿に、背徳の香りを感じて引き寄せられてしまいます。逃げ惑う足首をとらえて、足の甲に軽くキスを落として。恥ずかし気に「…汚いから」と赤くなる相手を「君に汚い部分なんてないよ」の言葉で封じて、緊張で震えるふくらはぎや太ももへと順々に唇を落とし、ねっとりと舌を這わせてほしい
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肌が赤くなりやすい人は、甘美に映えますよね。軽い口付けを繰り返されただけで真っ赤に肌を上気させ、潤んだ唇で見つめてくる人に相手も我慢できなくなって。「今日はキスだけじゃ帰してあげるつもりないんだけど、キスだけでこんなに赤くなっていてどうするの?」と囁いて、ますます色付かせたら良い
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いつもは真面目すぎるほどの人こそ、酔っ払うと甘えん坊な一面を見せてほしいですね。トロリと蕩けた瞳で相手を見つめて、舌足らずに「すきだよ〜だーいすき!いつも言ってあげられなくてごめんね?」と素直に告白しながら抱きついて。少しも酔っていない相手を、「可愛すぎる…!」と悶絶させてほしい
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いつもは笑顔を常に絶やさず本心も見せない人が、酔っ払うと無表情でぶつかってくる姿が愛おしいです。普段だったら決して口にしないであろう、「好き」の二文字をクッキリと口にして。「君はどう思ってるの?分かんないから…いっつも不安だよ」とじいっと見つめながら迫って、相手を陥落させてほしい
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褒められ慣れない人を、褒めて褒めて絆していく流れに心臓を掴まれますね。最初は「よくできました〜」と頭を撫でられると「子供扱いしないでよ!」と怒って手を払いのけていた人が、次第に褒められると胸があたたかくなることに気が付いて。今は無言で頭を差し出して、撫でるようにねだっていてほしい
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「可愛い」と褒めまくる人と、「可愛い」と言われると拗ねる人の恋人たちがいて。褒める人は、嫌な思いはさせたくないなと思ってある日から、相手を可愛いとは褒めなくなったら。突然恥ずかしそうな相手に「なんで最近言ってこないの?可愛くなくなっちゃった?」と詰られて、可愛さを噛み締めたら良い
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肌を重ねている時、恥ずかしがる相手を「可愛い」の言葉でとかしていく姿に惹かれます。上気した肌をなぞりながら「可愛い」と笑い、赤い唇に唇を重ねてから「可愛い」と褒めて、「もう、やめてよ」と身をよじった相手を「そうやって逃げちゃおうとするとこも、可愛くてたまらない」と抱きしめたら良い
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普段は敬語を崩さない人が、肌を重ねる時にだけ、くだけた言葉を使う姿は甘美ですよね。いつもキチッとした喋り方をされることに慣れている相手は、「可愛いね。こんな顔しちゃうなんて本当に可愛いな」と気安く褒められてしまったら胸が高鳴るばかりで、ますます乱れた姿を見せて喜ばれてしまえば良い
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だらしない人と、常に面倒を見てあげる世話焼きの人がいて、周りは世話焼きを、「大変だね」「一緒にいると疲れるだけだよね」と哀れんでいるけれど。実際は世話焼きこそ、だらしない人がいないと生きていけない人間で、「役に立てて嬉しい」と自分が面倒を見れることに喜びを感じている関係が好きです
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天然すぎる人と面倒見のいい人の組み合わせに夢を見てしまいます。面倒見のいい人は、ずっと見ていてあげないとまともに生活もできない相手の世話を焼きながら、「あなたって僕がいなければどうするつもりなんですか?」と溜め息ついて、落ち込む顔に「まあ、一生いてあげますけど」と付け足してほしい
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恋人と呼び合える関係になっても、相手を仰ぎ見てしまう人が素敵。穏やかな眠りに落ちる顔を見て、美しさにぼうっと見惚れてしまって、触れたら壊してしまうような気がして手を出すことを躊躇ってから、「あなたの恋人になれたのに…どうしてまだこんなにも眩しく見えてしまうんだろう」と悩んでほしい
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恋をしている自覚がないまま、相手を見つめてしまうのが好きです。ふとその人の笑顔が目に飛び込んできて、どうしようもなく輝いて見えて、「あんなに眩しい人だったら、本人も知らないところで恋されてるだろうな」と考えてしまって、輝いて見えた理由が自分こそが恋をしてるからと気づかなければ良い
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本当はまるで経験ないのに、相手だって経験がないと分かったからこそ、経験豊富ぶってしまう人が可愛いです。人混みにまぎれそうになった時、自分から手を繋いで。「そうだよな。この人は自然に手繋げるんだよな」と相手に思わせておいて、内心「冷や汗バレたらどうしよう…」と心臓鳴らしていたら良い
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経験豊富ぶっていた人が、次第に嘘に追い詰められていってしまう姿に惹かれますね。相手とようやく肌を重ねるという流れになった時、「え、こっちがリードしなきゃいけないの?」と思えば思うほど頭が真っ白に焼けてすべきことを見失い、「ま、待って!」と思わず、真っ赤な顔で静止の声を上げれば良い
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紆余曲折あった2人が、ついに一線を越えるとなった時、余裕ぶっていた人こそ慌ててしまい、「待って!」と声を上げる姿に惹かれます。懇願は、「待たない。今までどれだけ待たされたと思ってるの?」で封じられてしまい、「ねえ、力抜いて」と優しく囁かれてしまえば素直に目を閉じるだけだったら良い
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本気の拒絶ではない、「ダメ」が愛おしいです。迫ってくる相手に混乱して、思わず「ダメ」と言ったら大人しく動きを止められて。「君が本当に"ダメ"なんだったら、これ以上しない。本当の本当にダメ?」と優しく問いかけられて、「だ、ダメじゃ…ない、です」と消え入りそうな声で本心を吐露すれば良い
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普段は冷静な人が、好きな人を前にすると、嫉妬や独占欲が湧き上がっておかしくなってしまう姿がいじらしいです。嫉妬心を見せた後に「ごめん」と絞り出して、「君の前でだけおかしくなっちゃうんだ。独占したくてたまらなくなる」と顔を伏せて、「いいよ、好きなだけおかしくなって」と言われれば良い
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相手への愛が深まるあまり、気付けば依存してしまうようになった人の歪みに惹かれます。少し帰宅が遅れただけで不安が募ってどうしようもなくなって。待ち望んだ扉が開く音とともに駆け寄って飛びついて、「もう帰ってこないかと思った。そしたら生きていけないなと思ったよ」と子供のように泣けば良い
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腐れ縁は、「切っても切れない強固な関係」とプラスの意味で使われていることが多いですが、正しくは「離れようとしても離れられない悪縁」とマイナスの意味の言葉だそう。自分を決して否定せずに甘やかしてくれる人が、実際は自分を腐らせているとは分かりながらも、離れられなくなる腐れ縁も甘美です
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腐れ縁という言葉は、本来「鎖縁」だった説があるそうです。苦しい時は縋って、縋られた時には甘い言葉だけを与えて。次第に歪な絆が強固になって鎖で縛られたようにお互い離れられなくなり、「本当は君に泣きつきたくないのに」とこぼして、「僕以外の前では泣けないくせに」と撫でられる関係性が素敵
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近くでする片思いが切ないですね。親友と呼ばれていて、相手のことを誰よりも知っていて、相手のことを誰よりも見ていながら、自分の恋心は封じ込めるしかなくて。「好きな人いないの?」と尋ねてくる何も知らない顔を見つめながら、「君だよって言ったらどんな顔するだろう」と暗く考えてしまえば良い