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理想は高かったはずなのに恋人になった人はほとんど理想とは外れていて、けれどそうやって皮肉ってみると「俺じゃ不満…?」と拗ねてくる姿がどうしようもなく可愛く見えてしまうから「理想なんて忘れてしまうような恋に落ちたの」とうっかり甘やかしてしまうどうしようもないべた惚れカップルが愛しい
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サディストにも様々なタイプがありますが、肌を重ねる時だけ相手を特別な名前で呼んで、その音の並びで快楽を引き出すよう躾けた後に、人前で何気ないようにその名前で呼びとろりとした目を向けた相手の手をこっそり抓って「人前でそんな顔してはいけないよ」と笑うような優美なサディストが好きですね
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マゾヒストにも様々なタイプがありますが、染まりやすい相手を恋人に選んで常に下手に出るようにして次第に「蔑んでください」と縋り付くようになって相手にサディスティックな快楽を芽生えさせる、ただのサディストでは満足できず自ら作ったサディストに虐められたがる欲張りなマゾヒストが好きですね
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雨が降ってきてしまったから、走る2人はノスタルジックですね。手を繋いで2人で道をかけぬけて雨宿り先に到着したら「君といると子供に戻ってしまうみたい」と笑って相手の水滴を払ったり、「濡れると輪郭があらわになって…」と意味ありげな視線を向けてきた相手を「バカ」とはたいたりしたら良い
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雨が降り続く中、傘もなく濡れていく2人はロマンチックな趣ですね。雨宿り先まで走ろうともせず腕を組んでしっとりと歩いて、人気のない道まで来たら「冷えたから熱をちょうだい」と目の前の首に手を回して濡れそぼる服の下に眠る熱い肌を押し付けて熱っぽいキスをゆする姿が耽美で夢を見てしまいます
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すぐ肌が赤くなってしまうタイプの人は、可愛らしさと色っぽさを兼ね備えていますね。相手に肌をなぞられ「君はすぐ肌が赤くなる。いやらしいね」と囁かれてさらに火照るのを止められず「まだ何もしてないのにそんな姿でどうするの」と喉元で笑われて、顔を隠しつつ赤い手で相手を押しのけたら愛おしい
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あついあついを繰り返しながら、相手の身体にしがみついている光景が好きですね。「熱いならくっつかないで」と言ってはみても触れる身体が愛しくて拒否の動きは取らず「君も汗かいたりするんだね」とツツーとむせかえる肌をなぞられて、2人の汗が混じることにお互い倒錯した喜びを感じたら妖しいです
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苦しいことがあってもニコニコ笑っている人の歪さに惹かれます。苦しい時に泣ける人は、その歪な人を捕まえて乾いた頬を撫で「悲しい時にはちゃんと泣け」と怒るのに「無理だよ」と笑みを深められるから自分が泣いてしまい、「僕なんかのために泣ける君が羨ましいな」と涙の跡に口付けられて欲しいです
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人前ではいつも強がっているけれど、一人きりの時はこっそり涙を流す誇り高い人は崩してこそ魅力が引き立ちます。その人が初めて相手の前で泣いてしまった時、プライドを守るために「見ないで」と必死にそらす顔を相手に捕まえられて「君は泣き顔も綺麗だね」と屈辱的な褒め言葉を与えられたらいいです
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大して怒っていないけれど、罪悪感を抱えた相手が袖を掴んで「今回の事は…悪かったから…謝るから…僕を見捨てないで」と不器用に謝ってビクビクとこちらの態度を伺ってくる姿が愛くるしくて支配欲をくすぐられて、少しの間はにやつく顔を隠してそっけない対応をする意地悪が、小憎らしくて可愛いです
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喧嘩した後、あの2人はどうやって謝るか考えるのが楽しいですね。後ろから抱きついて「ごめん」と呟くのか、涙を流して「僕を嫌いにならないで」と縋るのか、「…もうしない」と呟いて頭を撫でられるのか、相手の好きな食べ物を色々揃えて「食べて」と示すのか。関係性によって何通りも想像できますね
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プロポーズの日に「好き」と言ってみると「俺も好きだよ」と返ってくるから、自分はこれで十分だこれ以上望んだら罰が当たってしまうと思って微笑む人と、相手の口にされない思いを読み取って「それ以外の言葉が言えなくてごめんね」と囁いてそっと口付ける人の、身を寄せ合う寂しい恋人達に惹かれます
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本日はプロポーズの日ですね。跪いて手を取って幸せな一生を約束する2人も好きですが、将来の幸せなんて約束できない身の上だと分かっているからただ相手の左手薬指に口付けて「約束だよ」と告げる人と、なんの効力もないその行為が嬉しくて「うん」と胸震えながら頷く薄暗い影に満ちた2人も好きです
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「僕は君と一緒なら幸せでなくてもいい」という告白は、自分と一緒なら相手は幸せになれないと思って身を引きかける人の手を取って目を見据えて告げてほしい告白ですね。告白された側は手を振り解けずに泣き出して「私はあなたと一緒にいるだけで幸せになってしまう」と答えて愛を受け入れて欲しいです
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「僕は君としか幸せになれない」という告白には身勝手さもこめられていますよね。そう告げた後に「君だって僕としか幸せになれないんだよ」と微笑んで「だから僕を選んで。僕と一緒に幸せになろう」と追い打ちをかけたら、相手は「ずるい」と思いながらもきっと差し伸べられた手を取ってしまうはずです
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惹かれる告白は?
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相手の肌に髪に唇に触れた手の記憶がいつまでも離れず、昼も夜も苛まれてしまうのは艶めかしいです。自分の肌に触れれば「あの人の肌はもっと滑らかだった」髪に触れれば「もっと柔らかかった」唇に触れれば「もっと濡れていた」と思い出しその時の胸の高鳴りまで蘇って何も手につかなくなれば素敵です
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人体で最も敏感な部位は手だと言いますから、相手の手に戯れる姿に色めいたものを感じてしまいます。相手に手を取られたと思えば指と指を絡められてあちらこちらにキスを落とされてついに舌を這わされて、もう目を閉じても触覚の暴力に欲望を引きずり出されて、「やめて」の声が媚を含んでしまえば良い
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幸福に慣れない人が幸せすぎて泣いてしまった時は、相手は指で涙をすくって涙の跡の残る頬にそっと口づけたらロマンチック。その優しさにますます胸を満たされて涙がさらに後を追ってこぼれれば、相手は「君は泣き虫だね」と笑って「…あなたが泣かせてるんですよ」と泣き声混じりに返したらいいです
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ずっと孤独に不幸に生きてきた人が、相手と結ばれて、些細なことで幸福に胸を満たされてしまう姿は素敵ですよね。一緒に眠りについて先に目覚めてみると、相手に背後から抱きつかれていて身じろぎしても逃れられず、急に胸がいっぱいになって「幸せだ…」と身を丸めたまま声を殺して泣いて欲しいです
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嘘をつき続けて生きてきたがために、もう本心を言っても信じてもらえない、オオカミ少年の苦しみが愛しいです。「愛してる」しかこの感情を表す言葉を知らないのに、「愛してる」と告げても「嘘だろうな」と信じてもらえず、相手に縋り付きながら「この言葉だけは信じて…」とこぼす惨めさに惹かれます
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嘘をつき続けて生きてきたがために、もう自分の本心が分からなくなってしまった道化者のさみしさは魅力的ですね。相手に「大嫌い」と睨まれたら「僕もだよ」と反射的に返してせせら笑いながら、なぜ自分の胸はチリチリ痛むのだろうと疑問に思ってけれど本心を追及することから逃れる愚かさに惹かれます
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自分に自信がない人に、恋人が毎日「あなたの素敵なところ」を教えてあげる風景に惹かれてしまいます。「可愛い」「素敵」「魅力的」「そんなところが好き」と毎日毎日囁かれて、次第に自分に自信が芽生えるのと同時に、欲するままに愛を注いでくれる恋人に依存していくようになっていくのが素敵です
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自分に自信がない人が「自分を好きになってくれる人はいない」と嘆くからさりげなく「もし僕が”好きだよ”と言ったらどう?」と尋ねれば「優しい嘘は結構です…」と潰れられるので「やっぱりダメか」と嘆息する人と、「優しい本心だったらいいのに」と嘆息する人の、もどかしい両思いを見守りたいです
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平凡にしか見えない人を魅力的に映る人が熱烈に愛して、他人から「あの人のどこがいいの?」と尋ねられると「どこだろうね?」と誤魔化しながら内心で「あの人のいいところは自分だけが知ってればいいんだ。他の人に好きになられたら困るもの」と独占欲混じりに考えている、魅力的な策士家が好きですね