玉川 薫(@tamagawakaoru)さんの人気ツイート(古い順)

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何で週タイトルが「出会い」なのか、みんなが分かってみんな泣いてる。「僕と結婚しませんか」ドラマ史上、最高のプロポーズだろう。 #芋たこなんきん
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本放送から何年も経った再放送で、初めてこんな内容の濃いインタビューができるだけで、この朝ドラがどれほど時代に抜きん出たかよく分かる。NHKの宝だろう。 #芋たこなんきん news.yahoo.co.jp/byline/takowak…
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「可哀想に ぼくはあんたの味方やで」。実話なんだね。こんな辞世の句、田辺聖子さんも長川千佳子さんも、フィクションでは創れない。先に逝く人の一言が、残されたものをずっと支えてくれるんだな。 #芋たこなんきん
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高畑淳子さんは11日に68歳になられたと思う。自分とはひとつ違いだ。スーパーウーマンでも、70歳近くになっても失敗はする。客に怒鳴られ平謝りする。傷つきもする。そして幼い孫娘に自分が言った言葉を返される。「失敗は悪いことやないんやろ?」救いは思いがけなくやってくる。参った。 #舞いあがれ
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朝ドラお約束で譲れないのは、ご当地へのリスペクトだ。舞ちゃん疾走にインサートされる浦一家のマリア像。赤ちゃん無事誕生のあとの念仏踊り。立派なお墓にお参りするおばあちゃんと翔さん。爆竹。五島の歴史を知りたい。五島を訪ねてみたい。始まって2週間足らずで強く思えた。 #舞いあがれ
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五島には雪が降るのか。ほんの一言が、忘れられない印象残すな。言葉の端々に神経めぐらす人の脚本だな。 #舞いあがれ
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「これ読んでたらな、ずっと思てたのに言葉にでけへんかったこと代わりに言うてもろた気ぃしてスッとすんねん。目の前に景色が見える。寂しくてきれいや」。詩人がこんな言葉をもらったら本望だろう。その詩人(古本屋)越しに模型飛行機の本に夢中になってる舞の、構図がいいな。 #舞いあがれ
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みんなが船の上でパーティーしてる時おっちゃんは息苦しなる。それで冷たい海飛び込んで底へ底へ潜っていってそこに咲いてる花必死でつかみ取って船の上へ戻ってくる。そしたらしばらくは息できんねん。その花が詩ぃや。…付け加える言葉がひとつもない。 #舞いあがれ
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絶対間違いないのは、1年に1回、テレビでも放映される「鳥人間コンテスト」、観る目がまったく変わることだ。1分1秒でも長く、と頑張るパイロット、あっという間に落ちて頭抱える部員たち。もう横目でなど観られない。笑ってなど観られない。 #舞いあがれ
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由良さん身長155.0、体重44.1。舞は159.0、49.0。冷徹な刈谷先輩が記録可能な設計と舞の目標値を導き出すために見せただけのメモと思い込んでた。「身長155.0」にあった由良さんのどうしようもない悔しさと悲しみ。舞のトレーニングとそのフライトを見つめる眼差しの意味。一変したよ。 #舞いあがれ
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脚本の桑原亮子さんは歌人としても知られている。小学生のころから難聴に苦しみ、20歳でほとんど聴覚を失った。詩やシナリオ書き始めてから「短歌にしてみ」という声を確かに聞いたんだろうな。自分に重ねたのは貴司のようだ。すべてヒロイン軸に回さないドラマの要諦だったかも知れない。 #舞いあがれ
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一太の勘違いから、豪さんに母が島を出た経緯を聞いた。母の決意、おばあちゃん、母の母の思いを知り、それが背中を押してくれた。昨日の貴司に続く舞の決意表明。ノーナレ、抑えた劇伴。2世代の母と娘の思いが解け、通い合う。15分の構成に1秒の隙もない。 #舞いあがれ
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いま思えば、源頼朝、大泉洋のキャスティングは見事だった。ここぞというときは非情無残だが、どうにも憎めぬ間抜けさ愛嬌がある。義時に決定的に欠けたところだ。抜けたところのない権力者には、修羅の道しか用意されない。哀れだ。 #鎌倉殿の13人
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雰囲気変わり不安に思われるのももっともだが、チーフ田中正監督が主に手掛けてきたのは東京局制作朝ドラで、今週の野田雄介監督は「芋たこなんきん」など根っからの大阪局演出家。脚本は重要だが、質を最終的に決定するのは制作統括と局スタッフ全員の地力と思うので、心配はしていない。 #舞いあがれ
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航空学校編2日目、是非別に、脚本リレーの理由、わかりやすく明らかになった。特殊な状況、専門知識と技術が雨のように降り注ぐくだりを前編の調子で乗り切るのは不可能だ。おそらくチーフ脚本の桑原さんからの要求で、受けた2人も納得ずくの構成だろう。前例ない実験。見守る価値はある。 #舞いあがれ
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離陸任された舞の、ほんとうにやってる感がすごかった。滲む汗、一瞬の「飛んでる」喜びに滲む涙。ダウンした水島学生も、動揺抑える柏木学生も、みんな瑞々しくリアルだった。初飛行見守る管制官の気持ちになったよ。そして吉川教官の存在感、凄まじかった。 #舞いあがれ
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これまで水も漏らさぬ矜持で抑制された分、柏木学生、目黒蓮さんの演技全開だった。恐らく自分の微かな不安も伴った舞に添えた手から思いがけず伝わった飛ぶ喜び。幼いころの淋しさ。方向感覚欠如という致命的な欠陥露呈したときの動転、崩壊しかかる自我。建て直せるのはチームしかない。 #舞いあがれ
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佐野弘樹さんのこれほどの役柄理解と演技を、むしろ脚本と演出にしっかり活かしてほしかったよ。このコメントの方がずっと泣けるよ。 #舞いあがれ news.yahoo.co.jp/articles/4aca4…
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風の音。過呼吸気味の舞・福原遥さんの真に迫った演技で、胸が苦しくなる。「岩倉学生、聴こえるか。右を見ろ」。吉川晃司・大河内教官!これはもう男も惚れるだろう。格好良すぎる。 #舞いあがれ
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こんな調子でも、悠人が心許せるのは舞だけなんだろうな。繰り出す「正論」の厳しさ同じでも、声の柔らかさがまったく違う。横山裕の演技レベルの高さなのだが。 #舞いあがれ
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昨日、脇役で頼りなかった青年の長い歳月かけての成長と人柄を思い起こさせながら、その旅立ちを細かくていねいに描き、今日、週の終わり間際にヒロインが立つ大地を一息に崩してしまう。すごいなすごいな、桑原脚本。 #舞いあがれ
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章兄ちゃんが懸命に仕上げた試作品で大きな仮注文取り付けたお父ちゃんの笑顔。結果的にはそれがお父ちゃんを前のめりにさせ、会社を窮地に追い込み、お父ちゃんの命まで奪ってしまった。善意・誠実が「最悪」の引き金になることもある。凡百の「社会派」超えるのは、こういうドラマだ。 #舞いあがれ
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家の貯金を崩して給料を出していると聞いた悠人が一瞬見せた真顔が忘れられない。家族が壊れると直感したのだろう。親父の命にかかわるとまで見抜いたかもしれない。相当の思いで工場を売るように父に臨んだが伝わらなかった。誰よりも悔やみ絶望しているのが悠人だろう。助けてくれ、舞。 #舞いあがれ
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そうか、山田さんのマニュキュア乾燥は、定時過ぎまで舞の帰り待ってたことの言い訳か。何て繊細な不貞腐れ方なんだろう。 #舞いあがれ
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何でもできる子だったという賞状だらけのめぐみさんの部屋をそのままとっていた祥子さんの思い。「大学中退」で蓋をされていた2人の秘めた悔しさが、「お父ちゃんの突然死」という最大の悲劇で再び開花するなんて、何という脚本だろう。 #舞いあがれ