玉川 薫(@tamagawakaoru)さんの人気ツイート(いいね順)

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昨日、脇役で頼りなかった青年の長い歳月かけての成長と人柄を思い起こさせながら、その旅立ちを細かくていねいに描き、今日、週の終わり間際にヒロインが立つ大地を一息に崩してしまう。すごいなすごいな、桑原脚本。 #舞いあがれ
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これまで水も漏らさぬ矜持で抑制された分、柏木学生、目黒蓮さんの演技全開だった。恐らく自分の微かな不安も伴った舞に添えた手から思いがけず伝わった飛ぶ喜び。幼いころの淋しさ。方向感覚欠如という致命的な欠陥露呈したときの動転、崩壊しかかる自我。建て直せるのはチームしかない。 #舞いあがれ
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こんな調子でも、悠人が心許せるのは舞だけなんだろうな。繰り出す「正論」の厳しさ同じでも、声の柔らかさがまったく違う。横山裕の演技レベルの高さなのだが。 #舞いあがれ
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章兄ちゃんが懸命に仕上げた試作品で大きな仮注文取り付けたお父ちゃんの笑顔。結果的にはそれがお父ちゃんを前のめりにさせ、会社を窮地に追い込み、お父ちゃんの命まで奪ってしまった。善意・誠実が「最悪」の引き金になることもある。凡百の「社会派」超えるのは、こういうドラマだ。 #舞いあがれ
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由良さん身長155.0、体重44.1。舞は159.0、49.0。冷徹な刈谷先輩が記録可能な設計と舞の目標値を導き出すために見せただけのメモと思い込んでた。「身長155.0」にあった由良さんのどうしようもない悔しさと悲しみ。舞のトレーニングとそのフライトを見つめる眼差しの意味。一変したよ。 #舞いあがれ
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脚本の桑原亮子さんは歌人としても知られている。小学生のころから難聴に苦しみ、20歳でほとんど聴覚を失った。詩やシナリオ書き始めてから「短歌にしてみ」という声を確かに聞いたんだろうな。自分に重ねたのは貴司のようだ。すべてヒロイン軸に回さないドラマの要諦だったかも知れない。 #舞いあがれ
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一太の勘違いから、豪さんに母が島を出た経緯を聞いた。母の決意、おばあちゃん、母の母の思いを知り、それが背中を押してくれた。昨日の貴司に続く舞の決意表明。ノーナレ、抑えた劇伴。2世代の母と娘の思いが解け、通い合う。15分の構成に1秒の隙もない。 #舞いあがれ
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君が行く新たな道を照らすよう千億の星に頼んでおいた 貴司の歌は技術のための技などでなく、本歌取りなど知る由もない舞にまっすぐ届けるために思わず出てしまった、ほんものの「本歌取り」だった。秋月さんもそれに気づいてしまった。参ったな。桑原さん「短歌づかい」の超テクニック。 #舞いあがれ
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誰にでもわかる恋歌10首。いくら桑原さんでも、と半信半疑だった。 星たちの光あつめて見えてきたこの道をいく明日の僕は から 目を凝らす見えない星を見るように一生かけて君を知りたい まで、心熱くなる歌と回想を、仕掛け花火みたいに炸裂させた。こんな魔法、口開けて見てるしかない。 #舞いあがれ
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「これ読んでたらな、ずっと思てたのに言葉にでけへんかったこと代わりに言うてもろた気ぃしてスッとすんねん。目の前に景色が見える。寂しくてきれいや」。詩人がこんな言葉をもらったら本望だろう。その詩人(古本屋)越しに模型飛行機の本に夢中になってる舞の、構図がいいな。 #舞いあがれ
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マウスピースを口に当てる。夢みたいな音が出る。薄れていくんや、あの感覚が。トランペットがさよなら言ってるような気がする。ドラマ、人生の最終盤。この歳になると、その実感は少しずつ分かってくる気がするよ。淋しいけれど、それでも人生はまだ続くよ。 #カムカム
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本放送から何年も経った再放送で、初めてこんな内容の濃いインタビューができるだけで、この朝ドラがどれほど時代に抜きん出たかよく分かる。NHKの宝だろう。 #芋たこなんきん news.yahoo.co.jp/byline/takowak…
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「可哀想に ぼくはあんたの味方やで」。実話なんだね。こんな辞世の句、田辺聖子さんも長川千佳子さんも、フィクションでは創れない。先に逝く人の一言が、残されたものをずっと支えてくれるんだな。 #芋たこなんきん
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「私にはデザインのことは分からない。でもご飯食べるの忘れて夢中になれる。あんた、ええもん見つけたんやね」 。町子が由利子に言ったのはこれだけだ。才能があるとか、こうしたほうがいいとか、一言も言ってない。それでも由利子が力強く背中を押されたのが、涙ぐんだ目でわかる。#芋たこなんきん
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「岡山市への空襲は…更なる警告となるべきものであらねばならない。もしもほかの小都市の住民が、自分たちの未来は灰色だと思っているのなら、この空襲はそれを真っ黒にするであろう」(米軍『目標情報票』1945年6月29日岡山空襲の「意義」)。不意打ちだったのか。描写もほぼ史実なんだ。 #カムカム
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「ごちそうさん」「マッサン」「朝が来た」「べっぴんさん」「わろてんか」「まんぷく」「スカーレット」「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」ウイスキーもインスタントラーメンもおはぎもみんなこの人が担当された。現朝ドラで初めて凄さがわかったよ。 #ちむどん youtu.be/jPY6nnugKGo
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制作統括の一井久司さんは2年前、亡くなられた。脚本の長川千佳子さんは引退され南の島で小さなバーを経営されている。このコンビの作品は永遠に観られないが、質の高さはしっかり大阪制作朝ドラに受け継がれている。東京はいっそこのままでもいいからどうか混ぜ合わせないでほしい。 #芋たこなんきん
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こんなドラマ書いてた長川千佳子さん。脚本家あっさり引退して、大好きな八重山に越して8坪のバーを経営してるんだね。ほんとうに好きなことを実行する。創ってきたことに嘘がない。自ら無理のない自然な選択で、それを示す。なんてみごとな生き方だろう。#芋たこなんきん
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絶望したとき愛するものを追い続けるのではなく、自分が逃げる。それまでの自分を亡き者にしようとする。算太と安子は思いのほか絆で繋がれた兄妹だった。どれほど全力で逃げても、必ず過去は追ってくる。力尽きて倒れ込んだとき、過去が優しく手を伸べて、やっとその手を取ることができる。 #カムカム
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いま思えば、源頼朝、大泉洋のキャスティングは見事だった。ここぞというときは非情無残だが、どうにも憎めぬ間抜けさ愛嬌がある。義時に決定的に欠けたところだ。抜けたところのない権力者には、修羅の道しか用意されない。哀れだ。 #鎌倉殿の13人
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稲垣吾郎の大崎医師、佐藤隆太の草間さん、西川貴教のジョージ富士川、烏丸せつ子の小池アンリ、村上ショージの慶乃川さんまで、「意外な役柄」がこれほどピタリと嵌まったドラマは観たことなかったな。 #スカーレット #あさイチ
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音楽家はもちろん、演出家のセンスがきわめて重要なのだが、「劇伴」に最終的に生命を吹き込むのは、この人たちの仕事だ。 #カムカム 公式サイトはこの人たちや照明の人たちの仕事に初めて光当て、耳を傾けてくれた気がする。これが大阪制作だ、と胸張ってくれた気がする。 www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/ori…
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非の打ち所がない稔さんじゃなく、まだまだ頼りない稔さんで良かった。いまはみんなそう思ってるだろう。奥に控える勇が父の姿にぴたりと重なり頼もしい。雉真兄弟のキャスティング、父親たちのキャスティング。何でこれほど寸分違わず嵌るのか。 #カムカムエヴリバディ
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何で週タイトルが「出会い」なのか、みんなが分かってみんな泣いてる。「僕と結婚しませんか」ドラマ史上、最高のプロポーズだろう。 #芋たこなんきん
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#あまちゃん 再放送、朗報に違いないが、それ以上に大きな意味があるのは「のん」が「能年玲奈」の名で、半年連続ドラマのヒロインを堂々務める姿を披露することじゃないだろうか。彼女の並外れた魅力を改めて大勢の人が知り、今なお抑圧されているような異常を怪訝に思うだろう。復活のノロシかな。