岩波書店(@Iwanamishoten)さんの人気ツイート(リツイート順)

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今日はドイツの哲学者ハンナ・アーレントの誕生日(1906年)。全体主義国家の思想史的解明や、現代社会の精神的危機への深い洞察で知られます。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc… 『精神の生活(上・下)』 『アーレント=ショーレム往復書簡』 『戦争と政治の間』 『アーレントと現代』
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1986年の今日、チョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故発生。36年を経てなお、廃炉への目処は立っていません。この度のロシア軍の侵攻により、事故被災者が多く暮らす地域も甚大な被害を受けました。 アレクシエーヴィチ『完全版 チェルノブイリの祈り』☞ iwnm.jp/061452
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今日はサン=テグジュペリ #星の王子さま 初邦訳から70年。石井桃子の薦めにより内藤濯が翻訳、岩波少年文庫として刊行されました。年齢によって幾通りもの読み方ができる不思議な物語。内藤濯の名訳、作者自身の手になる挿絵とともにお楽しみください。 『星の王子さま』☞ iwnm.jp/114001
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今日はスピノザの生誕390年。レンズ磨きで生計を立てたと言われます。デカルト的二元論に対し、自然界の万物は神の属性の諸様態であるとする汎神論的一元論を樹立しました。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc… そして12/16には、上野修・鈴木泉編「スピノザ全集」(全6巻・別巻1)もいよいよ刊行開始です。
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「寝そべることのできないベンチや、ホームレスがいづらい公園…建築評論家が街を歩き、不寛容さを増す日本の都市に警鐘を鳴らす」 8/28北海道新聞に、五十嵐太郎『誰のための排除アート?』の短評が掲載されました。☞ iwnm.jp/271064
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【今日の名言】戦争に何の倫理があるのだ。大義のための戦、大義なんて何だ。痴者の寝言にすぎない。 ――日本戦没学生記念会編『新版 きけ わだつみのこえ』 iwnm.jp/331571
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今日はアストリッド・リンドグレーンの誕生日(1907年)。子どもの愛と勇気、自由な心、豊かな想像力を、ユーモアあふれる言葉と温かな眼差しで描きました。いずれも名作揃いですが、彼女の代表作といえば「世界一つよい女の子」の物語でしょうか。 『長くつ下のピッピ』☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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今日は #シュークリームの日 。日本では幕末ごろから横浜の洋菓子店で売られ始めたとか。フランス語で「クリーム入りキャベツ」を意味するこのお菓子を召し上がった後は、歴史もしっかり学べる華麗で甘いフランス史をどうぞ。 池上俊一『お菓子でたどるフランス史』☞ iwnm.jp/500757
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今日は永井荷風の誕生日(1879年)。花柳界の風俗や江戸戯作の世界に隠れながら、当代文明への嫌悪を語りました。1952年の文化勲章受章時に、荷風自身は「もらうにふさわしい本があるとすれば」と、『断腸亭日乗』をあげたとか。アンソロジーも数多く編まれています。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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今日はナイジェリアの作家エイモス・チュツオーラの誕生日(1920年)。同国南西部に居住するヨルバ人の口頭伝承にもとづいた、神話的想像力のゆたかに息づく作品を遺しました。アフリカ文学の最高峰ともされる代表作。 『やし酒飲み』☞ iwnm.jp/328011
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今日はイタリアの化学者・作家、プリーモ・レーヴィの命日(1987年)。パルチザンに参加するものの捕らえられ、アウシュヴィッツ強制収容所へ。45年に解放され、トリーノの化学工場に化学技師として勤めながら強制収容所での体験を主題とした小説を発表しました。87年自死。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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今日はポーランドの作曲家ショパンの誕生日(1810年)。ロマン的な繊細さに基づく独特な鍵盤技法で、ピアノの詩人と呼ばれました。主な作品はエチュード・ノクターン・スケルツォ・ポロネーズ・ワルツ・マズルカなどのピアノ曲。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc… 『ショパン全書簡 パリ時代』(全2冊)
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(承前)トマス・アクィナス『神学大全』は、初の文庫版が2023年夏より刊行開始予定です。岩波文庫版『神学大全』は、稲垣良典・山本芳久編訳で全4巻構成となる予定です。 twitter.com/201yos1/status…
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【今月のブックレット】寝そべれないベンチ、禁則事項だらけの公園――。なぜ「排除アート」は設置されなければならなかったのか。歴史・背景をひもとき、日本の公共空間づくりの問題点を浮き彫りにします。 五十嵐太郎『誰のための排除アート?――不寛容と自己責任論』☞ iwnm.jp/271064
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2023年も「書物復権」のリクエスト受付が始まりました。全10社の候補書目をご案内するリーフレットは全国の協力書店にて配布中、投票締切は2/28です。ご応募お待ちしています。☞ store.kinokuniya.co.jp/event/fukken20…
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(承前)石井桃子さんが岩波書店で最初に出版したのは、『熊のプーさん』(“くま”は漢字でした)。1940年12月、四六判で1円20銭でした。そば1杯15銭の頃ですから8杯分ですね。その他にも数々の名作児童文学の翻訳に携わりました。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…… https://
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【今日の名言】戦争のことを聞いただけで、それを考えただけでむかつくような、そんな本が書けたら。戦争のことを考えることさえぞっとするような、そういう本を。将軍たち自身が吐き気をもよおしてしまうような本を。 ――アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』 iwnm.jp/603295
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今日はイギリスの小説家コナン・ドイルの誕生日(1859年)。ドイルが生み出した稀代の名探偵シャーロック・ホームズは、130年経過した今も世界中で読み継がれており、「聖書に次ぐベストセラー」とも称されます。少年文庫には名作「赤毛連盟」も収録。 『まだらのひも』☞ iwnm.jp/114521
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(承前)話題沸騰のE.H.カー『歴史とは何か 新版』、発売忽ち4刷決定です! 本日の朝日新聞でも、加藤陽子さんが激賞してくださいました。 よくあるお問い合わせが、単行本版(新版、2,640円)と新書版(946円)の違い。ポイントをまとめてみました。
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今日はドイツの哲学者・革命家カール・マルクスの誕生日(1818年)。1840年代中頃、エンゲルスとともにドイツ観念論、空想的社会主義、および古典経済学を批判的に摂取して科学的社会主義の立場を創始、資本主義体制を批判し、終生国際的社会主義運動のために尽くしました。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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今日はドイツの小説家トーマス・マンの誕生日(1875年)。『ブッデンブローク家の人びと』で名声を得ます。ナチス時代アメリカに亡命し、戦後はスイスに移住。ヒューマニズムの立場から民主主義擁護の姿勢を貫きました。1929年ノーベル文学賞。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…
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今日は #土用の丑の日 。レッドリストの絶滅危惧種でもあり、今年は稚魚不足が叫ばれるウナギ。食べたい、でも何だかもやもやする… そんなあなたに贈るこの1冊。消費者ができることを知り、美味しく共存する術を探ります。 海部健三『結局、ウナギは食べていいのか問題』☞ iwnm.jp/029686
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【本日発売】「国際友好の義務を果たす」ためアフガニスタンへ向かったソ連の若者たちは、亜鉛の棺に納められ家族のもとへ帰ってきました……。隠された侵略戦争の真実。 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/奈倉有里訳 『亜鉛の少年たち――アフガン帰還兵の証言 増補版』☞ iwnm.jp/061303
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【今月のブックレット】「ナチスは良いこともした」との言説は、定期的に議論の的になり続けています。アウトバーン建設、福祉政策――ナチスの功績とされがちな事象をとりあげ、事実性や文脈を検証します。 小野寺拓也・田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』☞ iwnm.jp/271080
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今日はデンマークの思想家キェルケゴールの誕生日(1813年)。合理主義的なヘーゲル的弁証法に反対し、人生の最深の意味を世界と神、現実と理想、信と知との絶対的対立のうちに見、個的実存を重視、後の実存哲学と弁証法神学とに大きな影響を与えました。☞ iwanami.co.jp/search/?&searc…