新聞記者が「ゲラチェックさせたくない」話。 これ、めちゃくちゃ「自分の原稿を頑なに見せない素人作家」と重なるんですが。 あのー、自分の文章を「読んでもらう」ことを仕事にするなら、ゲラだろうが「見せることを躊躇う」なら……それはもう世に出す資格はないんよ。
ところで学生にも「売れない作家の指導で喜んでどうするの? どうせたいしたこと教えてないでしょw」→実際に指導を受け、自信をボキボキにされる→理屈が通った指摘ばかりなので、反論できない→自分がバカにしてたプロとの差を痛感させられる→講義に出てこなくなる……のパターンはあるようです。
@game_sennin これ、「新海誠みたいに誰でも思いつくことをやろうとしても、企画が通らない」という経験がだいたいあって、その恨み節だと思うんですよ(苦笑 逆に言えば「企画を通して完成させて結果を出した」新海誠おそるべし、なんですけども。
三点リーダーの件、「下読みが勝手にやってる」という言い方がすげー引っかかるんですが……その下読みさんは私みたいな「業界に関わってるプロ」だったりする上に、「あなたの作品を最初に見る読者」なんですよね。 正直、読者に向かって「自分の作品のアラには目をつぶれ」って、どうなの?
こういう状況で、下働きしている「若くて見た目が美しいだけの女性」が貴族の長男と結ばれるかというと……まず、無理だったと思う。 他国の音楽家やダンサーとかで、愛人となって潜り込んでくる女性は、そこそこいたはずですが。 シンデレラストーリーはフィクションですわ!!(夢も希望もない
「知識が無いからこそ個性が生まれる」 ……これ、「努力したくない人がすがりたくなる言葉」なだけでは……? ときどきしれっと天才が、何の苦労もなく個性を発揮するときはあるけど、だいたい下地としてちゃんと「大量のインプット」があったりするもんですよ。
紳士がなぜステッキを持つのか。 別に、足が悪いわけじゃないです。 あれは「ほら、自分の手はステッキを持ってるので、それ以外のものを持つことはできません~」アピールだったそうで……ファッションですね!! 貴族はずっと「どうやって他の貴族より裕福か」を見せることばかりやってたみたい。
現代日本の我々の感覚からすると「女王陛下のために」とか、ただのファッション的な受け止め方がありますが……英国貴族はおそらくガチですわ。マジで「陛下のために死ねる」「光栄」とか思ってる。 それは自分の中に流れる血が、本当に「特別なもの」だと思っているからですね。
つまりは、かつては編集者にもかなりのスキルが問われてたんですが、それが「webでの人気(ポイント)を見る」ことで、そのあたりの感覚を鍛えなくてもよくなったというか……。 「作品をもっと面白くしたい、よくしたい」という気持ちのぶつかりが大事、だと思うんですが、なくなっちゃいましたね。
しかし貴族の娘も大変で……メイドなんかはライバルにならないんですが、財産は男が継ぐので、女には基本回ってこないんですよ。 なので「いかに良家に嫁ぐか」がすべてであり、そのためにはまず、王室での挨拶を済ませて「社交界デビュー」しなきゃいけない。 その社交界で、いい男をゲットですわ。