フリーランスの「経費に計上できる」というの……まるで魔法のように「支払いを0円にできる」とでも捉えてるサラリーマンの人いますが、そうじゃなくて。 その経費って、そもそも全額こっちが自腹で払ってるので……そこにかかる税金を「何割かだけ勘弁してもらう(何割以上は全額負担)」だけなのよ。
「豊かさ」がすごく大事な理由。 日本はこれ、ここ30年ばかり忘れてないかい……?
新聞記者が「ゲラチェックさせたくない」話。 これ、めちゃくちゃ「自分の原稿を頑なに見せない素人作家」と重なるんですが。 あのー、自分の文章を「読んでもらう」ことを仕事にするなら、ゲラだろうが「見せることを躊躇う」なら……それはもう世に出す資格はないんよ。
「子供の未来が大事」ってものすごくきれいな言葉ですけど、私は「いじめで同級生殺してる子供が作る未来」も「回転寿司屋で醤油差しをチューチューした子供が作る未来」も遠慮したいです……。 多くのまともな子供たちはそんなことしてないので、そっちを守って「よりよい未来」にしていきたい。
逆に「自分は前者なのだ」と思い込んで、別にうまくもない文章をずっと書いてる書き手もいて……そうなるとどうにもならんので、教える側としては後者をオススメしています。 こっちはマジで、コツさえ掴めばなんとかなりますので。
「文章がうまい」というのもいろいろあって、「とにかく描写が上手で、無駄なことばかり書いてあるのにぐいぐい読ませる」書き手もたまにいるんですが……それとは別に、 「なんの引っかかりもなく読者にすいすい読ませていく」 のもうまいタイプなんですよ。 で、後者は「修練」でなんとかなります。
これは私が、小説の書き方で教わった話ですが――「空から隕石が降ってきて、それが事件に繋がる」という物語の場合。 主人公が朝起きて、着替えて、学校に行って……一日を過ごして、放課後に帰宅途中で隕石を見る――というのダメですよ、と。 隕石が落ちるまでの展開が、ほぼ無駄なんですよね。
「大怪獣のあとしまつ」分析。|ひびき遊 coconala.com/blogs/2205778/… #ココナラ 学生が視聴前にチェックして、「こんなことあるわけない、ひびき先生の捏造でしょw」と思われてましたが……視聴後「うわあああマジでした;」との感想をもらった記事がこちらになります。再掲。
「どうしたら、売り物になるレベルの小説を書けるんだろう?」で悩んでいる学生の指導をしてるので、マジで「いろんな人に認められて出版することになった書籍」と自費出版を同列に扱うの、やめて欲しいですわ。 そんな簡単に承認欲求満たせるなら、うちの学校は卒業生全員に自費出版させてますよ。
これだけは言わせてもらいますが、 「書く予定です」 「まだ書いてないだけですが」 「これは練習なので」 「構想はバッチリです!」 「好きじゃないから読みたくないです」 などなど……言い訳はいくらでもできますが、そういうことしても自分の原稿は1文字たりとも進まないので、時間の無駄ですわ。
「知識が無いからこそ個性が生まれる」 ……これ、「努力したくない人がすがりたくなる言葉」なだけでは……? ときどきしれっと天才が、何の苦労もなく個性を発揮するときはあるけど、だいたい下地としてちゃんと「大量のインプット」があったりするもんですよ。
オタクを狙うオフパコって「壺を買わされるかも?」とだいたい警戒されるので……本当にオタク男子を落としたいのなら「ガンプラ買ったんだけど一人じゃ組めなくて」とか誘うといいっすよ! 男「へえ、何買ったの?」 女「ええと、RX-78の」 男(初代かな) 女「GP03Dっての」 男「……D!?」 女「D」
このラノのランキング効果――実はラノベはいつしか「発売3日で続刊or打ち切りが決まる」という業界になってしまったので、「中身を読んでもらった人が評価する頃には、すでに結果は決定済み」なんですわ……。 というか、なろう作品が強いのは「webですでに評価されてるのが書籍化される」からですね。
@game_sennin これ、「新海誠みたいに誰でも思いつくことをやろうとしても、企画が通らない」という経験がだいたいあって、その恨み節だと思うんですよ(苦笑 逆に言えば「企画を通して完成させて結果を出した」新海誠おそるべし、なんですけども。
つまりは、かつては編集者にもかなりのスキルが問われてたんですが、それが「webでの人気(ポイント)を見る」ことで、そのあたりの感覚を鍛えなくてもよくなったというか……。 「作品をもっと面白くしたい、よくしたい」という気持ちのぶつかりが大事、だと思うんですが、なくなっちゃいましたね。
ふむ……ライトノベルがここ10年くらいで質が変わった、話。 質というか――私の体感だと、「一緒に作品を作ろうとする編集者が消えた」印象があります。 「こういうのどうですか?」「いや、もっと」 そんな打ち合わせをよくやってたんですが、今は「webから拾い上げる」スタイルになったんですよね。
ところで学生にも「売れない作家の指導で喜んでどうするの? どうせたいしたこと教えてないでしょw」→実際に指導を受け、自信をボキボキにされる→理屈が通った指摘ばかりなので、反論できない→自分がバカにしてたプロとの差を痛感させられる→講義に出てこなくなる……のパターンはあるようです。
こういう状況で、下働きしている「若くて見た目が美しいだけの女性」が貴族の長男と結ばれるかというと……まず、無理だったと思う。 他国の音楽家やダンサーとかで、愛人となって潜り込んでくる女性は、そこそこいたはずですが。 シンデレラストーリーはフィクションですわ!!(夢も希望もない
しかし貴族の娘も大変で……メイドなんかはライバルにならないんですが、財産は男が継ぐので、女には基本回ってこないんですよ。 なので「いかに良家に嫁ぐか」がすべてであり、そのためにはまず、王室での挨拶を済ませて「社交界デビュー」しなきゃいけない。 その社交界で、いい男をゲットですわ。
紳士がなぜステッキを持つのか。 別に、足が悪いわけじゃないです。 あれは「ほら、自分の手はステッキを持ってるので、それ以外のものを持つことはできません~」アピールだったそうで……ファッションですね!! 貴族はずっと「どうやって他の貴族より裕福か」を見せることばかりやってたみたい。
ちなみに貴族は手袋をよくしてるイメージありますが、あれは「私は手が汚れる仕事をしません。だからこんな白い手袋を装着できます」アピールだったそうで……いかに「自分は働かない」「働かずに食べていける財産を持つ」「汚れたら使用人にやらせます」というのがステータスなんですわ……特権階級!
現代日本の我々の感覚からすると「女王陛下のために」とか、ただのファッション的な受け止め方がありますが……英国貴族はおそらくガチですわ。マジで「陛下のために死ねる」「光栄」とか思ってる。 それは自分の中に流れる血が、本当に「特別なもの」だと思っているからですね。
つまり、かつての英国では「貴族に見初められての成り上がり(玉の輿)」は存在せず――貴族は貴族どうしで結婚してたわけですね。 そもそも英国は「女余り」だったそうで、だから使用人の大半はメイドさんだったんですよ……。 そしてメイドが結婚すると仕事やめるので、結婚させなかったらしい;
つまり貴族からするとただの遊びなんだけど、メイドのような使用人は外界から隔離(屋敷から基本、出られない)されているので、情報がなく。 「自分だけは違う」「旦那様or坊ちゃんに本当に愛されてる」と思いながら過ごした、らしい。 娯楽として、貴族とメイドが結ばれる大衆小説が売れたとか。
ああ……英国貴族のことを調べてると、確かに「貴族はメイドに手を着けることもあったけど、できた子供は『母親の身分』に縛られる(父親が貴族であっても、メイドの子は労働者階級になる)ので、親子ともども追放されるのが常。ロマンスはなく、貴族の遊びだった」が出てくるので……うん……。