ちなみに時代劇の長屋でよく見かける「井戸」……実はこれ、井戸ではなくて「水道」だったそうで。 江戸の地下水は塩分が入ってるので、川の水をこうやって分配するシステムができあがってたそうです。 ……とかいうの、大人でも知ってる人は多くないと思う。 なので「今時の子供は」は禁句ですよ!
詳細についてご報告。 7/20の13:02~突然、ツイッターが凍結されました。 理由は「バナーの絵がバイオレンスである」とのこと。 二次イラストであり、かつ私の本の表紙なのでその説明と、「テロを支持するものではありません」との意見を送ったものの……7/22の今に至るまで回答はありませんでした。
大事なことなんで改めて言いますし、後で専門学校の学生向けにも通知出しておくつもりですが……小説家になりたかったら本は読んでください。 だいたい「プロになるには1000冊は最低読んでないと無理」というのがあり……ひびきもデビュー前に確認して、ちゃんと1000冊超えてたのでほっとしたことが。
なるほど、若い世代は「他人の悪口を言ったり、攻撃的になってる相手を信用しない」――というのが、選挙の投票結果にも繋がってるわけですね。 確かに、いい年してよくわからないイチャモンつけてる大人を見ると、尊敬できないのはわかる。 若い子たち、ちゃんと見てるなあ。
本当におそろしいのは、今回のAV新法……結局は「表現の自由」を奪う形になっていて、同じようなプロセスで漫画、アニメ、ゲーム、小説――といった世界も侵食可能ということ。 ある日突然規制が入り、作り手側が対応におわれ、創作活動に手が回らなくなることはある。 いままさにそれを見てるわけで。 twitter.com/usaminoriya/st…
インボイスの恐ろしいところは、いまは10%だけど、消費税が上がればそれだけ負担が増える、ということ。 ねえ、最初に3%だったとき、誰が5%→8%→10%になると思った? そしてその30年間で経済がガタガタになると予測できた? 若い世代に言うが、昔は消費税なんてなかったし、缶ジュースは百円でした。
ちょっといま、私が下読みしたときのコメント内容を振り返ってるんですが……うん、やっぱり文章そのものに問題がある作品、めちゃくちゃ多いですね……。 8割を一次落ちさせてしまうわけです。 ちゃんと「デキのよいものがたくさんあればそれは全部通過させてくれていいです」とは言われてましたが。
んで、専門学校では何教えるかって……当然、「その8割に入らない作品にする」ですよ。 そこにテクニックとして「三点リーダーの使い方」なども含まれます。 基本的には「読んでもらえる文章に仕上げる」というだけですけどね。 だからそんな表面的な話では終わらないんですよ、三点リーダー問題。
あと、これは事実なんで書いておきますけど……マジで、新人賞に送られてくる小説の8割は、冒頭から「どう読んでも面白くないし、日本語も一部おかしい」作品です。 書き手はまさかその中に自分の書いた話が含まれてるとは思ってないでしょうが……そんなことはないんですよ。
三点リーダーの件、「下読みが勝手にやってる」という言い方がすげー引っかかるんですが……その下読みさんは私みたいな「業界に関わってるプロ」だったりする上に、「あなたの作品を最初に見る読者」なんですよね。 正直、読者に向かって「自分の作品のアラには目をつぶれ」って、どうなの?
小説における「三点リーダー」の作法といった事柄……「そういうのを出版社は公募の注意点にでも書いておけ」とのことですが――今はWEBがあるから、いくらでも調べられるわけで。 そういうのがまだなかった頃に新人賞に出してた私も、同じこと思ってましたが、「買った小説を見ろ」という話でしたわ。
すごい、玉袋ゆたかくんの生みの親……この短期間にいろいろあってフェミニストと決別したみたいで、これは「クリエイターとして自分の産んだものを受け入れてもらう世界の方が心地よいことに気付いた」展開なので、オタクの勝利と言っても過言ではないぞ! いや、ゆたかくんのデザインは唯一無二よ。
これ絶対やったらアカンやつです。「作者の名前=主人公」の作品は、完全に独りよがりなものに仕上がるので、面白いと思うのは作者だけ。 後で名前を差し替えても無理です。 たまに専門学校の生徒にこのパターンいますけど、完全にこじらせてるので、まともな作品を書いてきたの一人もいないですね。 twitter.com/ranokenn/statu…
ついにクリエイターに対して「大学に行く学力がなかったから」とかいう差別発言も出てるようなので、ここで理系の大学院まで卒業してから、わざわざ専門学校(当時私塾)に通い、在学中にデビューした私みたいなのもいる……と声を上げておきますね。工学修士ですわ。 あとなぜか大型二種も持ってる。
@OROCHI_TUNGUS @raisuta 私、大型バスの運転免許持ってるんですけど、ちょっと調べたらいまバス運転手の時給って1000円くらいで……あんなお客さんの命預かる仕事で1000円とか絶対無理だろ、と思うくらい、全体的に社会がひどいです。クリエイター抜きで見ても。
日本と海外の創作物への対価の違いは、 Amazon「うちの金で仮面ライダー作ってよ」 東映「こんなに! ――はい、アマゾンズできました!」 Amazon「次は2話目の金を払うね」 東映「えっ。もう全話できました……」 Amazon「1話ぶんで!?」 東映「あれ全部じゃなかったの」 というエピソードが強烈。
転売ヤーも……こうなったら養護施設の子供たちに無料でプレゼントするとか、そういう在庫処分の方法はあるのよ?(あしながおじさん
在庫を抱えて必死に踏ん張る転売ヤーの隣で、我々は「絶対に買わない。それだけだが……やってみる価値はありますぜ!」と親指を立てるの図。
ところでメルカリで転売ヤーが大量にNintendo Switchの新品在庫を定価前後にて放出中ですが、安く見えても絶対に手は出さないようにしよう! もうすぐ新型が出て、新品旧型の価値はほぼなくなります。 そのまま膨大な在庫を倉庫に抱えているだけで、大ダメージを与えられるので一緒に沈んでもらおう!
クリエイターに「日本にいて創作活動してもらい、日本で稼ぎ、日本にお金を落としてもらう」という発想をそろそろしたらどうか。 鳥山明先生が引っ越そうとしたら、慌てて地元の道路整備をした――というのと同じ話なんですが。 利益が欲しければ環境を整えるべきですよ。
ところがとにかく「字を打つだけ」「絵を描くだけ」を基本とする創作作業が「金になる」ことを理解できてない世代というの、日本では根強く上の方にいて……。 「ゼロから価値を生み出していく」業界なので、資源に乏しい日本としては、優遇すべきジャンルだと思うんですけどね。
アニメーターの中にはすでに「日本の最低最悪な待遇より中国のアニメ会社の給料の方がはるかにマシ」ということで、移住した人もいるはずですが……今回の創作規制の始まりで、どうにもならんかもしれない。 日本はクリエイターの自由を今後も確保することで、市場を独占することも可能なんだが……。
例の表現規制、いろいろ情報出てきましたが、 ・議決案件ではないため、議会への説明も行っていない。常任委員会等の資料としても提供していない。 ・有識者のヒアリングを行ったり、審議会に諮ったことはない。 (男女参画・府民協働課課長補佐の回答) ……ぜんぜんまともなプロセスじゃない。
ちなみに「印税を10%じゃなくてもっと下げれば、そのぶん広告費に回せるから、やれることは多い」という編集者の話を聞いたことあるのですが……えーと、いま出版部数が下がってて、10000部の10%で6~70万の印税ですが。 このうち1~2%って6~14万くらいだけど、それも出せないって、やばくない?
……一日2万字以上とか、小説書いたことある人なら、基本的に口に出せない数字だぞ……。