転売ヤーも……こうなったら養護施設の子供たちに無料でプレゼントするとか、そういう在庫処分の方法はあるのよ?(あしながおじさん
このラノのランキング効果――実はラノベはいつしか「発売3日で続刊or打ち切りが決まる」という業界になってしまったので、「中身を読んでもらった人が評価する頃には、すでに結果は決定済み」なんですわ……。 というか、なろう作品が強いのは「webですでに評価されてるのが書籍化される」からですね。
……一日2万字以上とか、小説書いたことある人なら、基本的に口に出せない数字だぞ……。
ところでこんな画像が出てきて、これがリアルにあったのかと震えるなど(イギリスのスラムでの「ロープベッド(有料)」
「どうしたら、売り物になるレベルの小説を書けるんだろう?」で悩んでいる学生の指導をしてるので、マジで「いろんな人に認められて出版することになった書籍」と自費出版を同列に扱うの、やめて欲しいですわ。 そんな簡単に承認欲求満たせるなら、うちの学校は卒業生全員に自費出版させてますよ。
ちなみに「印税を10%じゃなくてもっと下げれば、そのぶん広告費に回せるから、やれることは多い」という編集者の話を聞いたことあるのですが……えーと、いま出版部数が下がってて、10000部の10%で6~70万の印税ですが。 このうち1~2%って6~14万くらいだけど、それも出せないって、やばくない?
ふむ……ライトノベルがここ10年くらいで質が変わった、話。 質というか――私の体感だと、「一緒に作品を作ろうとする編集者が消えた」印象があります。 「こういうのどうですか?」「いや、もっと」 そんな打ち合わせをよくやってたんですが、今は「webから拾い上げる」スタイルになったんですよね。
これは私が、小説の書き方で教わった話ですが――「空から隕石が降ってきて、それが事件に繋がる」という物語の場合。 主人公が朝起きて、着替えて、学校に行って……一日を過ごして、放課後に帰宅途中で隕石を見る――というのダメですよ、と。 隕石が落ちるまでの展開が、ほぼ無駄なんですよね。
本当におそろしいのは、今回のAV新法……結局は「表現の自由」を奪う形になっていて、同じようなプロセスで漫画、アニメ、ゲーム、小説――といった世界も侵食可能ということ。 ある日突然規制が入り、作り手側が対応におわれ、創作活動に手が回らなくなることはある。 いままさにそれを見てるわけで。 twitter.com/usaminoriya/st…
「子供の未来が大事」ってものすごくきれいな言葉ですけど、私は「いじめで同級生殺してる子供が作る未来」も「回転寿司屋で醤油差しをチューチューした子供が作る未来」も遠慮したいです……。 多くのまともな子供たちはそんなことしてないので、そっちを守って「よりよい未来」にしていきたい。
んで、専門学校では何教えるかって……当然、「その8割に入らない作品にする」ですよ。 そこにテクニックとして「三点リーダーの使い方」なども含まれます。 基本的には「読んでもらえる文章に仕上げる」というだけですけどね。 だからそんな表面的な話では終わらないんですよ、三点リーダー問題。
大事なことなんで改めて言いますし、後で専門学校の学生向けにも通知出しておくつもりですが……小説家になりたかったら本は読んでください。 だいたい「プロになるには1000冊は最低読んでないと無理」というのがあり……ひびきもデビュー前に確認して、ちゃんと1000冊超えてたのでほっとしたことが。
これだけは言わせてもらいますが、 「書く予定です」 「まだ書いてないだけですが」 「これは練習なので」 「構想はバッチリです!」 「好きじゃないから読みたくないです」 などなど……言い訳はいくらでもできますが、そういうことしても自分の原稿は1文字たりとも進まないので、時間の無駄ですわ。
つまり貴族からするとただの遊びなんだけど、メイドのような使用人は外界から隔離(屋敷から基本、出られない)されているので、情報がなく。 「自分だけは違う」「旦那様or坊ちゃんに本当に愛されてる」と思いながら過ごした、らしい。 娯楽として、貴族とメイドが結ばれる大衆小説が売れたとか。
なるほど、若い世代は「他人の悪口を言ったり、攻撃的になってる相手を信用しない」――というのが、選挙の投票結果にも繋がってるわけですね。 確かに、いい年してよくわからないイチャモンつけてる大人を見ると、尊敬できないのはわかる。 若い子たち、ちゃんと見てるなあ。
ちなみに貴族は手袋をよくしてるイメージありますが、あれは「私は手が汚れる仕事をしません。だからこんな白い手袋を装着できます」アピールだったそうで……いかに「自分は働かない」「働かずに食べていける財産を持つ」「汚れたら使用人にやらせます」というのがステータスなんですわ……特権階級!
新聞記者が「ゲラチェックさせたくない」話。 これ、めちゃくちゃ「自分の原稿を頑なに見せない素人作家」と重なるんですが。 あのー、自分の文章を「読んでもらう」ことを仕事にするなら、ゲラだろうが「見せることを躊躇う」なら……それはもう世に出す資格はないんよ。
つまり、かつての英国では「貴族に見初められての成り上がり(玉の輿)」は存在せず――貴族は貴族どうしで結婚してたわけですね。 そもそも英国は「女余り」だったそうで、だから使用人の大半はメイドさんだったんですよ……。 そしてメイドが結婚すると仕事やめるので、結婚させなかったらしい;
ちょっといま、私が下読みしたときのコメント内容を振り返ってるんですが……うん、やっぱり文章そのものに問題がある作品、めちゃくちゃ多いですね……。 8割を一次落ちさせてしまうわけです。 ちゃんと「デキのよいものがたくさんあればそれは全部通過させてくれていいです」とは言われてましたが。
@game_sennin これ、「新海誠みたいに誰でも思いつくことをやろうとしても、企画が通らない」という経験がだいたいあって、その恨み節だと思うんですよ(苦笑 逆に言えば「企画を通して完成させて結果を出した」新海誠おそるべし、なんですけども。
フリーランスの「経費に計上できる」というの……まるで魔法のように「支払いを0円にできる」とでも捉えてるサラリーマンの人いますが、そうじゃなくて。 その経費って、そもそも全額こっちが自腹で払ってるので……そこにかかる税金を「何割かだけ勘弁してもらう(何割以上は全額負担)」だけなのよ。
こういう状況で、下働きしている「若くて見た目が美しいだけの女性」が貴族の長男と結ばれるかというと……まず、無理だったと思う。 他国の音楽家やダンサーとかで、愛人となって潜り込んでくる女性は、そこそこいたはずですが。 シンデレラストーリーはフィクションですわ!!(夢も希望もない
逆に「自分は前者なのだ」と思い込んで、別にうまくもない文章をずっと書いてる書き手もいて……そうなるとどうにもならんので、教える側としては後者をオススメしています。 こっちはマジで、コツさえ掴めばなんとかなりますので。
紳士がなぜステッキを持つのか。 別に、足が悪いわけじゃないです。 あれは「ほら、自分の手はステッキを持ってるので、それ以外のものを持つことはできません~」アピールだったそうで……ファッションですね!! 貴族はずっと「どうやって他の貴族より裕福か」を見せることばかりやってたみたい。
現代日本の我々の感覚からすると「女王陛下のために」とか、ただのファッション的な受け止め方がありますが……英国貴族はおそらくガチですわ。マジで「陛下のために死ねる」「光栄」とか思ってる。 それは自分の中に流れる血が、本当に「特別なもの」だと思っているからですね。