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「大学教員は自らの権威性に無自覚」というのもよく寄せられる「何でも批判できる論法」の一つですね。
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ヒトラーが山荘で金髪の少女と交流しているところを写した心温まる写真、これを証拠に「ヒトラーにも優しい心があった」とツイートするスットコドッコイがいて、それにいいねが何千件もついちゃったりするんですよと授業で紹介したら、受講生がドッと湧いた。
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学生が研究室に来るとよくする質問「これ全部読んだんですか?」→ 私がよくする回答「読んでるわけないだろ。いつか読むときのために置いてる本がほとんど」
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ネトフリでユナボマーについてのドキュメンタリーを観ていたら犯人がハーヴァード大在学中に参加していた強化尋問の心理学実験が何らかの心理的障害につながった可能性が指摘されていてゾッとした。
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ほんとバカの一つ覚えだよな。初等中等教育の時点で見抜ける「突出した才能」が高等教育でも活かされるとは限らんやろ。全体の教育環境のカネを使えよ。
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相変わらず質問には答えずはぐらかしてばかりですね。この人がゲルマン人かどうかなんて誰が聞いてるんですか。そんでもって最後は「そんなんじゃ自由にものを言えない」。ナチスを肯定する「自由」なんて民主主義社会にはありませんよ。
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よくわからないのは他人の何十年にもわたる不勉強のツケをなぜオレが払わないといけないのかです。
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「ナチズムは魅力的だ=良い」と主張するのと「ナチズムは魅力的=良いと当時思われていた」ことの原因を分析するのとではまったく違う。その違いをすっ飛ばして「魅力的=良い」面もあったと主張するから批判している。『魅惑する帝国』という本を書いた狙いはそこ。
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たぶんこの人も誤解しているんだと思うけど、ナチズム研究者はナチズムを「悪い」と非難するために研究をしているわけではなくて、どうしてそういうことをしでかしたのか、その原因やプロセスを明らかにしようとしている。「良い」か「悪い」かという評価は前景化していない。
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「ナチスは良いこともした」論者の挙げる「良い政策」が例外なくナチスの犯罪性と繋がっていて「良い」とは言えないと判明しているからこう言っています。そもそも「良い」か「悪い」かという評価の軸を持ち出してきているのもそうした論者です。研究者は基本的にそういう見方はしません。
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ナチズムについて何事も公平にという姿勢が悪の相対化につながっているということを認識されていないようですね。 twitter.com/horimasaa/stat…
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フォルクスワーゲンを反証として持ち出してくる時点で初手から詰んでるんだけど、そのことが認められないのがなんともなぁ。
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病巣は深い… twitter.com/michihikofujie…
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「ナチスは良いこともした」という逆張り その根底にある二つの欲求:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ5S…
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南ドイツ新聞に掲載されたゼレンスキーの風刺画が批判され、新聞社側の弁明がさらに火に油を注いでいる模様。 twitter.com/SZ/status/1529…
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7月末〜8月初めにNHK文化センター(梅田)でナチズムについて3回の講座を担当することになりました。詳細はまた追ってご連絡します。関心のある方はぜひ。
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「スラブ人は1から10まで数えられればいい」と言い放ったヒムラーみたいな言い草だな。 twitter.com/kenta_fujimaki…
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大学関係者がおとなしくしてるから調子に乗って「〜は学ぶ必要がない」などと言い始める人が出てくるので、やはり「ラテン語は必修にすべき」くらい平素から言っておくといいかもしれない。
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「〜は学ぶ必要ない」って言いたい人多いけど何でもどんどん学んだらいいじゃん。何かを学んだら別の何かを削除しないといけないほど記憶容量が小さいのだろうか。
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ひでぇ「書評」だ。他人の努力の結晶を自分語りに利用しただけの最悪の文章。「書評」を名乗るな。
【書評】『地下出版のメディア史』表と裏を越境することで人文知は更新されるか|NEWSポストセブン news-postseven.com/archives/20220…
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だいたい「稼げる大学」ってなんだよ。大学が稼ぐんじゃなくて、そこで学んだ者が稼げるようにするのが先だろ。
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『週刊東洋経済』では「今回の選書を含むインタビューのような専門家の先生方のご知見をお借りするような取材に対しても、些少ですが取材謝礼をお支払いしております」とのことですので、もし何らかの手違いで取材謝礼が出ないときは必ず問い合わせて下さい。
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【ご報告】編集長から再度メールがきて、私の要求(①全員一律の報酬支払い・②記事の個人公開)を受け入れていただきました。このたびはご支援ありがとうございます。