僕は善意を否定するつもりはありません。善意がなければ貧困問題に目が向くこともないはずです。 でも、その善意によって誰かに迷惑をかけていたり、別の問題を生み出していたとしたら、もったいない。 だから、まずは現実を知ってほしい。善意を無駄で終わらせないために。
強烈なコメントが届きました。
【ご報告】 KADOKAWAから新著『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』が出ます! テーマは【世界と私たちの繋がり】です。この本を読めば「どこか遠くの国の出来事」で終わっていた話が「私の生活の延長線上にある出来事」に変わります。 12月16日発売予定。Amazonで先行予約受付中です!
これは観てほしい。ブラジル・アマゾンでの環境問題に取り組む先住民の女性がCOP26で声を上げたら、多数の殺害予告を受けている。 アマゾン破壊の背景には開発を進めたい違法業者や欧州の投資家・銀行がいます。2019年にも33人の活動家が暗殺。異常なほど恐ろしい世界です
衝撃的すぎる…。チリで撮影された衣服の埋め立て地。その多くが先進国から輸入されたファストファッション。 "寄付"や"リサイクル"の名目で集められた古着は、現地の産業を破壊するばかりではなく環境問題も引き起こしている。 私たちの行動は本当に役立っているのか???
古着の「最終処理場」にさせられるアフリカ。 ファストファッションが環境問題や労働問題を引き起こしてきた一方、その罪滅ぼし的に行われるアフリカへの古着の寄付。 でも、その寄付が現地産業を破壊し、アフリカの経済的自立を妨げてきた事実はほとんど知られていない。
マジで言わせてくれ。環境問題を本当に解決したいなら、エコバッグを持ち歩いて自己満足に浸っている場合じゃない。毎日着ている服がどんな影響をもたらしているのか考えてみてほしい。 アパレル業界は世界2位の環境汚染産業。世界では毎秒トラック1台分の服が廃棄。根本的に何かが間違っている
『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』第2章は「衣服ロスから考える大量廃棄社会」です。 アパレル業界のいびつな仕組みをわかりやすく解説しながら、本当の豊かさとは何かを考えます。ぜひご覧ください。 amzn.to/3ELtQQ9
「作り過ぎた余った服は寄付すればいい」と考えている人は、この動画を観てほしい。アフリカのガーナでは毎週1500万着の古着が輸入されているが、4割は埋め立て処分されている。こんなのおかしいよ。 【善意がアフリカを殺す】古着リサイクルの「不都合な真実」を暴露します youtu.be/_DgVHifSW64
「地獄への道は善意で舗装されている」という有名な諺があるが、古着の寄付がアフリカの産業を破壊してきた歴史がまさにそれだ。 先進国から大量に流入してきた古着のせいで、ガーナでは25年間で繊維業の雇用が80%も減少。寄付やリサイクルという善意で手放された古着がアフリカを破壊してしまった。
「今年もまだそのコート着るの?」 「トレンドに乗り遅れてない?」 アパレル系のアカウントによる、こんな投稿が目に入った。 同じコートを着て何が悪いのか。みんなと違う服を着て何が悪いのか。 消費意識を煽る広告。大衆心理を刺激する広告。いい加減、広告の束縛から人間は解放されるべきだ。
行き過ぎた資本主義にブレーキをかける方法があります。「暇になる」です。 あくせく働き、過剰に消費し、システムの「歯車」として回るのではなく、その枠組みから離れた場所で、例えば愛や哲学、芸術に「豊かさ」を見出す。 そんな"暇つぶし"をできる人が増えれば、資本主義の先が見えてきます。
これは観てほしい。チリの砂漠に捨てられた大量のファストファッション。映像が衝撃的すぎる。 「私たちの街は世界のゴミ捨て場になってしまった」 「分解されるまで200年かかる」 ほとんどがアメリカや欧州、アジアから輸入されたもの。資本主義の墓場を見せられた気がする
こんなこと書いたら怒られるかもしれませんが、「わかりやすい戦争」は注目されるのだなと感じます。 例えばアフリカのコンゴ紛争では既に600万人以上が犠牲になっていますが(第二次世界大戦後では最多)、20年以上も続いているため、関心がほとんど向けられません。「世界から忘れ去られた戦争」です
「世界から忘れ去られた戦争」と呼ばれるコンゴ紛争については、この動画で詳しく解説しています。 「戦争」に関心を持った方には、ぜひ目を向けてほしい。 【犠牲者600万人】99%の日本人が知らないコンゴ紛争とは? youtu.be/nIDZlP9L6wU
あえて言います。ニュース見る時間を減らしましょう。大国が絡む戦争が起きるとメディアがこぞって取り上げますが、様々な思惑や利害関係も影響しており、見れば見るほど「世界を偏って捉える」ことに繋がりかねません。注目を集めるためのセンセーショナルな報道も増え、メンタルにも良くないです。
一つだけ忠告しておきます。これから「善悪二元論」が幅を利かせます。しかし、僕たちが生きる世界は「白か黒か」で語れるほどシンプルではありません。その間には「灰色の領域」があります。たった140文字で世界を正しく見ることは、ほぼ不可能です。だからツイッターから距離を取ることも忘れずに。
【緊急】「戦争反対」の声を上げる人たちへ。 youtu.be/wKWckEzYAng
戦争で儲かるのは軍需産業というイメージを持つ人が多いですが、歴史を振り返ると「広告代理店」が戦時には大儲けしています。 例えば湾岸戦争のきっかけになった「ナイラの証言」は広告代理店が主導し、ボスニア紛争で世界中に知れ渡った「民族浄化」は広告代理店が作ったキャッチコピーです。
このグラフを見てほしい。軍事関連企業で世界一の米ロッキード・マーティン社の株価。ウクライナ侵攻をきっかけに急上昇している。 2022年における軍需産業の株価推移予想は7%増。戦争が長引くほど株価は上がり続ける。 戦争は儲かる。だから無くならない。いや、無くなると困る企業や投資家がいる
【助けてください】 誹謗中傷や営業妨害のコメントが増え、また脅迫とも受け取れるメッセージも届くなど、仕事に支障をきたしています。今年は自らの仕事に集中するためにも法的に対処することを検討しているのですが、相談できる機関や参考になるサイトなど、何か情報提供をいただけますと幸いです🙇
ファッション史上最悪の事故。1000人以上が犠牲になったバングラデシュの「ラナプラザ崩落事故」から9年が経った。 倒壊した縫製工場で生産されていたのは、先進国に輸出される洋服だった。 先進国の便利な生活は、途上国の犠牲の上に成り立つ。そのことを象徴する出来事だった。忘れてはならない
この世界は僕らが思っているよりも100倍は不平等で、残酷で、そしてクソ汚い世界です。世界平和も正義も、あったもんじゃない。その現実を知って、絶望して、無力感に襲われて、鬱になって、それでも前を向いて生きていこうとする姿勢にこそ、人間としての本当の力強さがある。僕はそう信じています。
ウクライナの首都キーウ(キエフ)に着きました。 「日常を取り戻しつつある」と聞いてはいましたが、想像以上に普通…というか、平和でした。 カフェは混んでるし、家族連れで公園に出かけている人もいるし、観光客っぽい人も見かける。 ウクライナへの入国や移動が一番大変だったかもしれないな…。
とはいえ戦争の爪痕は時折見かけるし、軍人の多さや空襲警報、ホテルの地下シェルター、亡くなった犠牲者の追悼モニュメントなんかを見ると、やはり緊張感は覚えます。 明日はウクライナの独立記念日なので、油断せずに行こう。