戦争で儲かるのは軍需産業というイメージを持つ人が多いですが、歴史を振り返ると「広告代理店」が戦時には大儲けしています。 例えば湾岸戦争のきっかけになった「ナイラの証言」は広告代理店が主導し、ボスニア紛争で世界中に知れ渡った「民族浄化」は広告代理店が作ったキャッチコピーです。
【緊急】「戦争反対」の声を上げる人たちへ。 youtu.be/wKWckEzYAng
一つだけ忠告しておきます。これから「善悪二元論」が幅を利かせます。しかし、僕たちが生きる世界は「白か黒か」で語れるほどシンプルではありません。その間には「灰色の領域」があります。たった140文字で世界を正しく見ることは、ほぼ不可能です。だからツイッターから距離を取ることも忘れずに。
あえて言います。ニュース見る時間を減らしましょう。大国が絡む戦争が起きるとメディアがこぞって取り上げますが、様々な思惑や利害関係も影響しており、見れば見るほど「世界を偏って捉える」ことに繋がりかねません。注目を集めるためのセンセーショナルな報道も増え、メンタルにも良くないです。
「世界から忘れ去られた戦争」と呼ばれるコンゴ紛争については、この動画で詳しく解説しています。 「戦争」に関心を持った方には、ぜひ目を向けてほしい。 【犠牲者600万人】99%の日本人が知らないコンゴ紛争とは? youtu.be/nIDZlP9L6wU
こんなこと書いたら怒られるかもしれませんが、「わかりやすい戦争」は注目されるのだなと感じます。 例えばアフリカのコンゴ紛争では既に600万人以上が犠牲になっていますが(第二次世界大戦後では最多)、20年以上も続いているため、関心がほとんど向けられません。「世界から忘れ去られた戦争」です
これは観てほしい。チリの砂漠に捨てられた大量のファストファッション。映像が衝撃的すぎる。 「私たちの街は世界のゴミ捨て場になってしまった」 「分解されるまで200年かかる」 ほとんどがアメリカや欧州、アジアから輸入されたもの。資本主義の墓場を見せられた気がする
行き過ぎた資本主義にブレーキをかける方法があります。「暇になる」です。 あくせく働き、過剰に消費し、システムの「歯車」として回るのではなく、その枠組みから離れた場所で、例えば愛や哲学、芸術に「豊かさ」を見出す。 そんな"暇つぶし"をできる人が増えれば、資本主義の先が見えてきます。
「今年もまだそのコート着るの?」 「トレンドに乗り遅れてない?」 アパレル系のアカウントによる、こんな投稿が目に入った。 同じコートを着て何が悪いのか。みんなと違う服を着て何が悪いのか。 消費意識を煽る広告。大衆心理を刺激する広告。いい加減、広告の束縛から人間は解放されるべきだ。
「地獄への道は善意で舗装されている」という有名な諺があるが、古着の寄付がアフリカの産業を破壊してきた歴史がまさにそれだ。 先進国から大量に流入してきた古着のせいで、ガーナでは25年間で繊維業の雇用が80%も減少。寄付やリサイクルという善意で手放された古着がアフリカを破壊してしまった。
「作り過ぎた余った服は寄付すればいい」と考えている人は、この動画を観てほしい。アフリカのガーナでは毎週1500万着の古着が輸入されているが、4割は埋め立て処分されている。こんなのおかしいよ。 【善意がアフリカを殺す】古着リサイクルの「不都合な真実」を暴露します youtu.be/_DgVHifSW64
『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』第2章は「衣服ロスから考える大量廃棄社会」です。 アパレル業界のいびつな仕組みをわかりやすく解説しながら、本当の豊かさとは何かを考えます。ぜひご覧ください。 amzn.to/3ELtQQ9
マジで言わせてくれ。環境問題を本当に解決したいなら、エコバッグを持ち歩いて自己満足に浸っている場合じゃない。毎日着ている服がどんな影響をもたらしているのか考えてみてほしい。 アパレル業界は世界2位の環境汚染産業。世界では毎秒トラック1台分の服が廃棄。根本的に何かが間違っている
古着の「最終処理場」にさせられるアフリカ。 ファストファッションが環境問題や労働問題を引き起こしてきた一方、その罪滅ぼし的に行われるアフリカへの古着の寄付。 でも、その寄付が現地産業を破壊し、アフリカの経済的自立を妨げてきた事実はほとんど知られていない。
衝撃的すぎる…。チリで撮影された衣服の埋め立て地。その多くが先進国から輸入されたファストファッション。 "寄付"や"リサイクル"の名目で集められた古着は、現地の産業を破壊するばかりではなく環境問題も引き起こしている。 私たちの行動は本当に役立っているのか???
これは観てほしい。ブラジル・アマゾンでの環境問題に取り組む先住民の女性がCOP26で声を上げたら、多数の殺害予告を受けている。 アマゾン破壊の背景には開発を進めたい違法業者や欧州の投資家・銀行がいます。2019年にも33人の活動家が暗殺。異常なほど恐ろしい世界です
【ご報告】 KADOKAWAから新著『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』が出ます! テーマは【世界と私たちの繋がり】です。この本を読めば「どこか遠くの国の出来事」で終わっていた話が「私の生活の延長線上にある出来事」に変わります。 12月16日発売予定。Amazonで先行予約受付中です!
強烈なコメントが届きました。
僕は善意を否定するつもりはありません。善意がなければ貧困問題に目が向くこともないはずです。 でも、その善意によって誰かに迷惑をかけていたり、別の問題を生み出していたとしたら、もったいない。 だから、まずは現実を知ってほしい。善意を無駄で終わらせないために。
@uyu6809 @isara_sarai 構造的には同じ問題ですね。ハイチでは2010年の大地震後、先進国から大量の米が援助された結果、米作に携わっていた農民たちが失業しました。無料で入ってくる食料援助によって米価格が大幅に下落し、自分たちで作った米が売れなくなったからです。 彼らは災害を免れましたが、援助に殺されました。
善意というのは、時に悪意よりも恐ろしいものになりえます。なぜなら善意によって行われている行為というのは、それが誰かを苦しめることに繋がっていたとしても、そのことに自分では気づきにくいからです。 『地獄への道は善意で舗装されている』ヨーロッパの諺です。善意の行く末を見届けてほしい。
「靴を1足買うと途上国に1足寄付される」といった活動もありますが、これによって現地の靴職人たちが、自ら生産した靴が売れなくなっている問題が起きています。 しかも【寄付は突然、外の世界からやってくる】ため、価格も不安定になり、事業計画も立てられず、困っている人たちがたくさんいます。 twitter.com/mai_haru8/stat…
【訂正】 24億t→24万t 失礼しました。指摘してくださった方、ありがとうございました🙇
2016年に日本から海外に輸出された古着は24億t(国連統計)。Tシャツ1枚あたりの重さが約200gのため、単純計算でも約12億枚分の古着が海外に輸出されています。 その多くは"リサイクル"や"寄付"の名目で行われていますが、それによって世界にどんな影響が生まれているのか、ぜひ考えてみてほしいです。
アフリカが古着の輸入禁止に動こうとした時、反発したのがアメリカの古着業界団体でした。「アメリカ人が捨てた衣服は海外で販売されなければ、アメリカ国内の埋め立て地に行きつき、環境破壊を引き起こすことになる」「(輸出ができなければ)4万人の雇用が失われる」 agoa.info/news/article/1…