776
「私は安倍総理の顔がなぜ見えないのかな、と本当に思っているんですよ。西村経済再生相や赤羽国交相に丸投げをしているんではないかと。……記者会見すらしないわけですから。とにかく都合の悪いことが出てくると、総理官邸に巣ごもりするんだよね」立憲・安住氏、朝日新聞。
安倍居留守政権。
777
読売新聞は今日(18日)になってようやく「GoTo見直し 感染防止が最優先の課題だ」と題する社説を掲載した。政府が東京を除外すると打ち出したことをフォローする内容だ。
議論のさなかには批判も注文も表明しないで、政府が方針を変えたとたん、これを追認する。これでは権力監視にならない。
778
アベノマスク。不要とされて厚労省に送り返されたケースが711件。担当者は「思ったより少なかった」「省内で保管しているが、再利用は難しく廃棄する可能性もある」と話す。毎日新聞。
廃棄なんてもったいない。愛用している首相にお買い上げいただけばいい。もちろん自腹で。
779
首相は7月2日、公邸で1時間にわたって雑誌「Hanada」の取材に応じた。その「独占インタビュー」を掲載した「Hanada」の広告が今日の読売に載っている。いわく「安倍総理、闘争宣言『闘う政治家』として必ず結果を出す!」。
結果はアベノマスクで既に出ている。
「逃走宣言」の間違いではないか。
780
「(首相は)6月18日を最後に会見を行わず、野党が国会の閉会中審査への出席を求めても、与党側が拒否している」毎日新聞。
国会に出せないような政治家、出るのを嫌がるような政治家は、森友と関係あろうがなかろうが、「総理大臣も国会議員も辞める」べきじゃないの。
781
コロナ感染者、東京で新たに366人。
経済同友会の代表幹事なる人物が「GoToキャンペーンを延期すると不安をあおることになる(だから延期すべきでない)」と発言したことを忘れない。「さあ、旅行に行くぞ!」ってみんなで駆け出せば不安は消えるのか。
782
国会は開かない、国会を開かなくていいよう10兆円もの予備費を立てる。会見も開かない。なぜなら質問で突っ込まれるのが嫌だからーーというのでは、もともと首相の適性、政治家の適性を欠いているのではないか。国会が嫌だというなら、国会で説明責任を果たせる別の人物に代えるしかない。
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「患者が『死にたい』という時、本当に死にたいというより、『死にたいとしか表現できない自分の気持ちをわかってほしい』ということが大きいように思います」安藤泰至・鳥取大医学部准教授(生命倫理)、毎日新聞。
784
熊本選出の自民議員、坂本哲志氏が、九州の豪雨災害を巡って開かれた衆院災害対策特別委の審議中、『日本現代史』という英日対訳本を、単語に線を引くなどしながら、約2時間にわたって読んでいた。「熊本に関係する質疑は聞いていた」と坂本氏。毎日新聞。
国会の委員会室は自習室ではありません。
785
「黒い雨」の被爆者にはとんでもなく冷淡で、
アベノマスクにはとんでもなく甘い厚労省。
このギャップは何なのか。
786
モリカケから逃げ、
桜を見る会から逃げ、
「1億5000万円」から逃げ、
コロナから逃げ、
国会から逃げ、
すべての説明責任から逃げて、
もはや事実上の「レームダック」ではないか。
787
稲田朋美議員ら自民党女性議員でつくる「国防女子の会」が「打撃力」の保持を提言。朝日新聞。
そんな時流におもねるようなネーミングじゃなくて「大日本国防婦人会」とでも名乗った方がわかりやすい。
788
「帰省は慎重に」
「通勤やめてテレワーク」
「さあ、旅行に行こう」
いったい、どうしろってんだ、この国の政府は。
789
国会の閉会中審査に首相が出席するよう野党が求めたのに対し、自民党の森山国対委員長は「あり得ない」と否定した。
「あり得ない」とは何ごとか。
国会に出てこない首相こそ、全然「あり得ない」。
790
感染者が大幅に増加しても、重症者は多くないと強調する政府。空襲のたび「被害は軽微」と繰り返した戦争末期の大本営発表を思わせる。事態を傍観する間に都市は次々と焼野原になっていった。被害が「軽微」でないことはだれもが知っていた。
791
〈安倍首相が9日に長崎市で行った記者会見は質問2問で終了した。地元記者と同行記者から1問ずつ質問を受ける予定通りとなった。会場から「まだ質問があります」との声が複数上がったが、追加は受け付けず、首相はそのまま立ち去った〉共同通信。
三文役者ならぬ二問総理。
792
「憲法論議は、国会議員の責務だ」と高村正彦・自民党憲法改正推進本部最高顧問。読売新聞。
それを言うならまず「早く国会を開け」って政府に言わなきゃ。衆参どちらか4分の1以上の要求で国会を召集するのは憲法上の内閣の義務。憲法を踏みにじりながら憲法改正を言うな。
793
官房長官「御霊(みたま)に対する哀悼の気持ちとか、唯一の戦争被爆国としての日本の立場を申し上げるのは、両式典でどうしても同じような内容になってくるのではないか」。毎日新聞。
それなら広島市長と長崎市長のスピーチが同じになるかと言えば表現がそれぞれ異なる。手抜きをごまかすな。
794
黒い雨訴訟、国が控訴。
被爆者を被爆者と認めることなしに、どうやって首相は「被爆者に寄り添う」のか。
795
1993年の細川首相以降、歴代首相は、政府主催の全国戦没者追悼式で、アジアの戦争犠牲者を追悼する言葉を語ってきた。これを2013年に取りやめたのが安倍首相。その後も復活していない。
一方、天皇の「おことば」に「深い反省」という文言が加えられたのは2015年から。改元後も引き継がれている。
796
全国戦没者追悼式の首相の式辞から「歴史」という文言が消えたことについて、読売は一言もふれていない。
797
「責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」と自民党・甘利氏。
ほんとにそうなら、なんで臨時国会を開かないの。
798
自民党の下村博文氏が、憲法改正で新設をめざす緊急事態条項の条文案に「感染症」を加えることを提案した。党内には「首相にアピールするための点数稼ぎ」と冷ややかな見方も出ている。毎日新聞。
今やれること、やらねばならないことをやらないで、何が改憲、何が緊急事態条項。
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責任感の強い首相が「仕事に復帰してがんばっていきたい」と宣言したんですから、臨時国会を開きましょう、森山さん、甘利さん。
衆参いずれかの4分の1以上の要求があれば内閣は国会の召集を決定しなければならない――憲法がそう定めているんですから。
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でも甘利さんが言うような「責任感が強い」人だったら、
「任命責任は私にあります」とか、
「説明責任を果たしていかなければなりません」とか言ったきりあとは何もしない、
しかもそれを何度も繰り返す、
なんてありえないでしょう。