上丸洋一(@jomaruyan)さんの人気ツイート(古い順)

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佐川理財局長はしばしば、それは森友だけの「特例」ではない、ほかのケースも同じだ、と説明してきた。着工済みの低層の建物(小学校)に対し、高層建築を想定した地盤改良費5億円を差し引くよう不動産鑑定士に求めたのも通常通りなのか。通常通りだとしたら、いよいよ犯罪的だ。
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政府の不都合な事実に迫ろうとする者は特定秘密保護法で処罰される。一方で為政者は、共謀罪の新設によって、一般人の内心に踏み込む自由を手にする。集団的自衛権の行使容認がそうであるように、共謀罪もまた、改憲手続きをふまない事実上の改憲ではないか。
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読売記者が1面に署名入りで書いている。「政府は『一般人は捜査対象になり得ない』と繰り返し説明してきた。……冷静な議論が求められる」 政府の言い分をうけうりするだけなら新聞記者は要らない。戦時下の言論封殺、戦争賛美の歴史に学ぶなら、新聞は共謀罪に慎重であるのが当然だろう。
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前文科次官「圧力を感じなかったといえば、うそになる。……獣医学部の新設については、どういう人材が、どれだけ必要か、ということが最後まで欠落したまま進んだ。……踏むべきステップを踏まずに飛び越えろと言われたように感じ、筋を通そうにも通せなかった。行政がゆがめられた」朝日新聞。
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前文科次官の話は論理的で無理がない。 官房長官の話はただのヤケクソ。「文句があんならその場で言えよ」。いじめたヤツがよく言うせりふ。
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佐川理財局長について、財務省の50代の幹部「野党をけむに巻く答弁で、高く評価している」毎日新聞。 狡知に長けていると高く評価されるという、そこが根本的に間違っている。役人のごまかしは善、誠実は悪、か。
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書類の隠蔽、データの廃棄、退庁後の役人の行動監視とリーク、在るものを消し、ないはずのものを引っ張りだし……。森友発覚以来3カ月余、権力は権力の保持のためには手段を選ばないことを見せつけられた。責任、道義、公正、公平。これらはゴミ箱に投げ捨てられた。亡国とはこのことだ。
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私がもし文科副大臣だとして、国会審議の中で「便宜」という字を、びんせん、びんせんと読んで、それがべんぎの間違いであることをだれかに教えられたら、恥ずかしくて恥ずかしくて、その日のうちに副大臣を辞める。いわんや、云々をでんでんと読むにおいてをや。
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「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」 前川前文科次官は昨年9~10月、和泉洋人首相補佐官(地方創生担当)の部屋に複数回呼ばれ、そう言われていた。前川氏が証言。この時期、文科省獣医学部の新設に慎重。「総理のご意向」などの文書が作られた時期と重なる。朝日新聞。
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官房長官「前川さんが勝手に言っていることに、いちいち政府として答えることはない」 政府は「丁寧に説明する」というお題目をも捨てた。丁寧に説明することは結局、一度もなかった。これからもないだろう。
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昨年8月、加計学園理事で当時、内閣官房参与だった木村功氏が前川前文科次官と面会し「獣医学部の件でよろしく」と話していたことがわかった。朝日新聞の取材に同氏は学部新設が「話題として出ない方がおかしい」。木村氏は文科省OBで前川氏の3年先輩。内閣官房参与は首相が任命する。朝日新聞。
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加計学園理事で内閣官房参与だった文科省OB木曽功氏「総理のご意向」文書について「違和感はない。……これは個人では作れない。(現場の人が上司に)報告するためにメモにしているような気がする」朝日新聞。
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自民党東京都連の下村博文会長「小池知事のイエスマンばかりを(候補者に)集めることは、結果的に独裁政治になっていく」。読売新聞。 自民党はそうなっていませんか。
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「(前文科次官が)なぜ反対しなかったのか不思議でしょうがない」 なんか変だなあ。 たとえていえば、なぜほかの閣僚は開戦に反対しなかったのか(しようと思えばできたのに)、不思議でしょうがない、とあとになって東条英機が言うような、そんな違和感。
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読売新聞社会部長が前文科次官の「出会い系バー通い」報道について紙面で釈明している。「公人中の公人の行為として見過ごすことが出来ないのは当然」であり「不公正な報道であるかのような批判」は「全く当たらない」(官房長官みたい)。報道は「公共の関心事」であり「公益目的」にかなう、と。
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@jomaruyan さらに、今回の報道は獣医学部新設をめぐる前次官の「告発」とは「全く別の問題である」とも。そして「私たちは、これからも政権・行政の監視という報道機関の役割を果たしていく」と結んでいる。読者はどう読むか。なお「これからも」は原文通り。「これからは」ではない。
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財務省が森友学園との交渉データを消去するのだという。敗戦時、官庁や軍部、裁判所などが大量の書類を焼却したことに次ぐ暴挙。書類を消しても、書類を消した事実は消えない。権力の横暴、ここに極まれり。
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「出会い系バー通い」報道は「公共の関心事」であり「公益」にかなうと読売社会部長。しかし、それを言うなら、政府の行為に不公正、不公平がなかったか、それこそが公共の関心事であり、その暗部を暴くことこそが公益にかなう。読売はなぜそれを熱心に追及しないのか。社会部長が説明すべきはそこだ。
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獣医学部「空白地域に1校限り」は獣医師会の要請、と首相。ところが獣医師会は「空白地域に限るよう求めた事実はない」。 「2018年という開学時期を事前に今治市に伝えたことはない」と地方創生相。ところが今治市課長が昨年9月「市と内閣府としては18年4月をめざす」と議会発言。朝日新聞。
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文科相はメールの入手経緯が不明などとして調査を拒否。「信じられない。この論法が通用するなら、あらゆる内部告発が『出どころ、入手経緯が不明だ』として、あったことがなかったことにされかねない。国民の知る権利への重大な背信行為でもある」朝日新聞社説。
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国会審議の終わった直後、「くだらない質問で終わっちゃったね」と独り言(やじ?)をいう首相がかつていただろうか。佐藤栄作だって田中角栄だって、ほかのどの首相もあるいは閣僚も、おそらく言わなかったのではないか。
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あったことをなかったことにするには、破棄した、確認できない、公表できないと繰り返して隠蔽するしか方法がない。逆に、破棄した、確認できない、公表できないと繰り返すのは、なかったことにしようとしている証し。誠実さのかけらもない政府の姿勢からそのことを学んだ。民主主義の反面教師。
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読売OBのジャーナリスト大谷昭宏さん「権力者に熟読せよなんて言われたら、撤回を求める気概がほしい。前川氏報道は、権力監視という新聞の使命を放棄した『自爆行為』だ。記者は、抵抗しないとだめだ。こんなことで、読者に顔向けできますか」 8日付東京新聞
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「あきれるのは、文科相が『安倍首相から「徹底した調査を速やかに実施するよう」指示があった』と説明したことだ。怪文書呼ばわりしたうえ、前川氏に対する人格攻撃を執拗に続け、官僚がものを言えない空気をつくってきたのは首相官邸ではないか」朝日新聞社説。 それに「くだらない質問」発言も。
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首相から「徹底した調査を速やかに実施するよう」指示された、と文科相。まるで首相が突然、大岡越前守になったみたい。しかし首相は本来、2月に森友が発覚した直後に「徹底した調査」を指示すべきだった。国民の声に応えるというなら財務省や内閣府にも指示を出さねばつじつまがあわない。