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ベルギーのヘントで、地元図書館の移転のため、1200人の市民がバケツリレー方式で本を運んでいく様子です。生活の中に図書館があるというのは、こういうことなんだなあと。 twitter.com/BBCBreakfast/s…
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読書家だったバラク・オバマが大統領時代に公表していた読書リストのまとめ記事です。小説では『フリーダム』『ティンカーズ』『白鯨』『ソロモンの歌』『低地』『屋根裏の仏さま』『すべての見えない光』、マッカラーズ、デニス・ジョンソンなど。
electricliterature.com/barack-obama-r…
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ガザ地区で初めての英語の図書館を開こうとする若者たちの記事です。ガザから出られなくても、英語の本を通じて世界を旅したいという彼らには、二百冊が届いていて、あと千冊が目標だそうです。「自由とは、心が自由になることから始まる」と。
arabnews.com/node/1060386/o…
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3月8日の「女性がいない日」に合わせて、オハイオの書店が店内にある男性作家の本を裏返しに置く実験をした記事です。女性作家の背表紙のみが見えるようにすると、特に詩の書棚が白っぽくなるので、男女比のいびつさが際立ちます。映像あり。
avclub.com/article/heres-…
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国際女性デーを一日で終わらせないために、ニューヨーク公共図書館は世界の女性作家による365冊を選書。ABC順にアディーチェ、アトウッド、ブロンテ、ブラワヨ、ダンティカ、マンロー、源氏物語、オオツカ、多和田葉子、残雪と壮観です。
nypl.org/blog/2017/03/0…
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アメリカの図書館をパノラマ写真に収めた写真集から、8枚が紹介されています。ボルティモアからサンフランシスコまで、合衆国の図書館に対する思い入れというか執念がひしひしと伝わるものばかりです。
theguardian.com/books/gallery/…
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1941-44年にかけて作成された、ミシシッピ川の過去の水流をすべて描き起こした地図。まさに巨大な生き物であることが分かりますが、それと同時に、川の亡霊を追いかけた地図製作者ハロルド・フィスクの執念にも凄まじいものがあります。
nerdist.com/harold-fisks-i…
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重慶という巨大都市で、限られた空間を活用してのインフラ整備から生み出されたSF的一幕「建物のど真ん中に消えていく列車」を初めて見ました。高層アパートの6階に徒歩0分の駅があり、設備によって皿洗い機程度に騒音は軽減されているそうです。
telegraph.co.uk/news/2017/03/2…
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19世紀末から1945年まで日本で登場した、「プロパガンダ着物」を特集した記事が出ています。明るい未来都市の柄に始まり、馬にまたがる少年兵、松井石根の南京入城、ムッソリーニとエチオピアという柄まで見ることができます。
atlasobscura.com/articles/the-p…
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満月の夜にだけ各タイトルを69部製本し、売れ残りは翌日焼却する謎の出版社がアイスランドにあるという記事です。商売ではないからビジネスモデルはないとか、焼却の際は愛と敬意をこめてコニャックを使うとか、色々吹っ切れた感じが満載です。
theguardian.com/books/booksblo…
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キアヌ・リーブスが出版社を始めたというニュースです。いわゆるアーティスト・ブックを世に出していくべく、X Artists’ Booksを知人と立ち上げたのこと。リーブスいわく「本を読んで考え、想像し、旅に出る喜びのため」だそうです。
latimes.com/books/la-ca-jc…
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NYTの名物書評家ミチコ・カクタニが同職を離れるというニュースとともに、カクタニが評を寄せた作品・作家が紹介されています。ソーンダーズやフランゼンからモリスン、ピンチョン、デリーロ、政治関係の著作まで、まさに歴史の一部。
nytimes.com/2017/07/27/boo…
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ジュンパ・ラヒリを含むホワイトハウスの芸術委員会(オバマ大統領時代から留任)17名中16名がトランプ大統領に対して辞任を表明し、その書簡を公開しています。本文の最初の一文字を抜き出すと"RESIST"という言葉が浮き上がる仕掛け。
electricliterature.com/the-entire-pre…
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これまで200人をKKKから脱退させたという黒人ミュージシャンの記事が。KKKの信念などについて丁寧に勉強し、「五分でもいいから」敬意ある会話を交わせば、思い込みと違う現実を知った相手は自発的にローブを捨てたそうです。
npr.org/2017/08/20/544…
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本が濡れてだめになっても元に戻す方法があります、というハリケーンの季節に向けての動画紹介です。かなりの手間をかけてきれいに直っているのですが、時間がないときはジップロックに入れて冷凍庫に保管、という終盤のアドバイスが新鮮です。
openculture.com/2017/09/how-to…
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ロンドンのナショナル・ポエトリー・ライブラリーが、絶滅の危機に瀕している言語で書かれた詩を収集するプロジェクトを始めたそうです。同時に、四人の詩人に、失ってしまった先祖の言語で詩を新たに書くことを依頼しているとのこと。
poetrylibrary.org.uk/news/library/?…
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カルヴィーノの『見えない都市』が世界各地のアート魂に火をつけていることがよくわかる特集ページです(折々に英訳の本文つき)。有機的だったり無機質だったり、ポップだったり突き放すようだったり、ある種の無限がそこにあると言えそうです。
lithub.com/art-inspired-b…
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本の献辞は人それぞれではありますが、特に個性的なものを集めたギャラリーがこちら。両親への屈折した言葉、カニエ・ウェストへの捨て台詞、『紙の民』ばりの黒塗りなど。「私が知るなかで一番心が強い人に捧げる。つまり私に」は爽快感抜群です。
imgur.com/gallery/EWuUf
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12の有名な図書館(アメリカ東部が多いですが)が誇る宝を、それぞれ写真付きで紹介する記事です。ヴェスヴィオ火山の灰に埋まっていたパピルス、シナイ写本、楔形文字板、マグナ・カルタ、死者の書など。
atlasobscura.com/articles/oldes…
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EYESCREAMの12月号はアメリカ文学特集で、監修というか交通整理役を務めました。聞く・見る・抗う・遊ぶ、のセクションで、短編の翻訳あり、映画やグラフィックノヴェルの記事あり、新しい作家たちの紹介ありと、盛りだくさんです。
eyescream.jp/culture/6015/
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ロンドンではここ数年で新たな書店が開業し始めるなど、書店が復活の兆しを見せているそうです。街歩きのついでに立ち寄るのにおすすめの書店11軒がこの記事では紹介されていて、これだけでもロンドンを訪ねてみたい気持ちにさせられます。
thecitystory.com/complete-guide…
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あの文学作品にインスパイアされて作ったビール、という9銘柄が集結しています。いきなりピンチョン、ファイトクラブ、味が謎なラヴクラフトや悪系シェイクスピアなど斜め上を行く銘柄が揃い、お勧めの食事も紹介されています。脳内企画かと思いきや、どれも実在のようです。
electricliterature.com/10-beers-inspi…
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ベイルートで最も幅の狭い建物の写真を見かけました。一番狭いところは1メートルもないようですが、人が住める構造だそうです。1950年代に兄弟の諍いがあり、片方の土地から海の見晴らしなくす目的で建設されたそうです。もう小説になっていてもおかしくない話かと。 twitter.com/Emilydische/st…