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言葉の壁にぶつかったら飲みに付き合って笑ってハグして誤魔化す先輩もいたようですが、柊はそういうタイプでもなさそうなので大変な苦労もあったデビュー戦だったと思います。それでも、大きな大きな経験をして帰ってきたのだと信じています。
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team柊の指導者を務めたことで知らず知らずのうちに教え子から贈られていたギフト――『変化』と『気付き』、教え子を誇らしいと思うことで堂々と自分を誇ること。これらが彼の背中を押したのですから、どんな苦労をしたとしても、今回の渡米は柊にとって宝物になったに違いありません。
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それと同時に、あのどことなくアメリカンなテイスト……といいますか、フットワークの軽そうな兄よりも、先に、役者として、ブロードウェイの地を踏んだこと。密かに誇らしく感じているのではないかなと思います。男の子だからね。カッコいいぞ、柊!
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そんな弟がストイックに芸の道を極めていた夏休み、兄は後輩にグレートピレニーズをけしかけて遊んだり、他人のクラス会のオモシロ出し物を考えたり、優しい先輩にご飯奢ってもらったり、女友達作ってバーベキュー大会に巻き込まれたりしていたのだと考えるとなんだか理不尽な気もします(笑)。
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でもこれこそが、2人の『自然な姿』なのだとも思えて嬉しくもあります。彼らは思いがけず幼くして分かれ分かれになってしまって、再会した時、『一緒』であることがとてつもなく重要で尊いことだと思ったのです。一緒に過ごすことや考え方を合わせることに拘ってしまった。そんな高校時代でした。
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本来なら「俺たち似てないね!」「でもそういう君が好き!」「俺も!」で良かったはず。自分たちの全く違う考え方や生き方を当たり前として、時にぶつかっても堂々と自分のやりたいことを主張し合い、それで離れたら「行ってきます」「行っといで」「ただいま」「お帰り」。それが、今の彼らです。
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今後、充実した人生が続いていく想像しか出来ません。彼らに関わったいち作り手としてこんなに幸福なことはない……。いつだか監督が、柊はいつか街角でハイヒールを履いた女性とぶつかって恋が始まるかもみたいなことを仰ってましたが、そんな未来があったら男として勝ち組じゃないですか(笑)
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鳳は第1期の頃から印象変わらず、大変失礼ながら……生涯独身貴族な気がしてしょうがないのですが(苦笑)、彼に影響を受けたスターたち、その彼らに影響された無数の星たちに慕われて過ごす楽しい老後が想像できます(笑)。(決して男性として魅力がないわけではないのですが……ごめんね)。
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最近寒いからでしょうか、みんなの健康を気にしてばっかりですが、長生きして、ミュージカル教育を担う一族のニューエイジとして、素晴らしいアクターとして、ミュージカル界にまばゆい光をもたらし続けて下さい。2人とも、おめでとうございます!
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折角なのでもう一年続けようと思った2019年。付き合いが長くなるにつれ彼らを信頼する気持ちが強くなり、綴れることは少なくなったので、来年どうしようかと考えていたのですが、冬沢や春日野、四季や入夏、3期放送前や放送中でじっくりお祝い出来なかったメンツもいるのでもう一年細々と続けます。
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噂の(?)北原姉とは気が合いそうだけれども「廉にミス鳳の弟の座は分不相応」とかいってフラグ抜けちゃいそうです。
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幼馴染み巻き込み型の長きにわたる餅との因縁……確かに何故。
千秋なんか餅見るのもダメになって本人より遥かに重症負ってるし、たぶん餅乗れない。 twitter.com/ren_AokitA/sta…
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team漣コンビ以上にスタミュ界で異質な存在感を放ちながらも、どしりと世界に留まり、俺が異質? 異質なのは君たちだよ、弱者は立ち去れと言わんばかりにブリザードを吹き荒らす、そんな怖い冬沢亮の誕生日。彼の周りにいる人間はみな本能的にダウンコートを着込んで身を守っています。
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が、痛覚鈍めの四季は足先が凍傷になってようやく「冷えてきたな」と腕を擦るような有様で、春日野と入夏が慌てて羽毛布団を被せても、ひとたび寝返りをうてば剥げてしまっている。そんな人なので、今は申し訳程度に背中にカイロでも貼っているのでしょう。
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子供時代、ひとり真っ裸で近付いて、いきなり脳天に氷柱が直撃した千秋は、以来意地になって全裸で冬沢の周りをうろついています。「寒い寒い!ノーセンス!」と地団駄踏まれたところで「服を着ろ……」としかコメントできない冬沢であるのも無理からぬことかもしれません。
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幼かった冬沢は、選ばれし者は持たざる者を思いやり、慰め、鼓舞し、時に、施す。それが自分を慕って神輿を担いでくれている彼らへの温情だと思っていました。そうすることで、現に同世代の取り巻きたちからは感謝されていたのでしょう。ただ一人、施しを突っ返した千秋を除いては。
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冬沢は四季と出会って初めて知りました。恵んで貰った栄光がどんなにつまらないものに見えるか。喉から手が出るほど欲しかった宝石を誰かが放り投げるのを見て、それがまるで取るに足らない石ころであるかのように感じる絶望。千秋が憎き冬沢に宝石を掴ませたのはそれを諭すためだったかもしれません。
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或いは「どのみち全裸戦士だ、とことんみっともない道を選ぶぜ」と堕ちゆく王の手を取ったのか……2人の関係は全身ヒートテックで完全防寒の南條曰くSMなので簡単には説明がつきませんが(笑)
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冬沢の価値観が揺れたひと月。敵となるか味方となるかと畏怖していた四季は敵でも味方でもなくただ同じ場所に立つ人であり、時に腹立たしいと思っていた貴史こそ最後まで味方でいてくれる存在であり、春日野と入夏は思っていたよりずっと強かで、未熟と思っていた後輩達は、そうではありませんでした。
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冬沢がもうひと成長するならばここからな気がします。奇しくも自分で言っていました。トップになったからといってずっとそうとは限らない。逆もしかり。彼ならいずれまた、彼自身が理想とするトップの座に必ず着くことと思います。おめでとう。
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色んな方々とお会いできて楽しかったですが、中でもずっとご挨拶したかった第3話であのアツイ入夏のミュージカルシーンをお1人で手掛けられた方とお会いできたのはとても嬉しかったです。お礼を言いながら、入夏のことを改めて考えていました。
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華桜会はみんな好きですが、新キャラの中で一際入夏の書き方に心を配っていたのは彼が特に『いい人』だったからなのだと思います。スタミュキャラは全員ベースが善人ゆえに一際に善人だと通過されてしまう。入夏のいい人の向こう側にあるえげつない華や知性をどうにか具現化したいという想いでした。
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それを2分足らずでドドンとやって下さったのがあのミュージカルシーンだと思います。メロディ、アレンジ、歌詞、ダンス、演出作画、全ての力で入夏というキャラクターの凄さを物語ました。お話させて頂くの中で『まさし』への愛情を感じ(笑)勝手に嬉しくなりました!
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入夏に限らず、ミュージカルに力を貰ったキャラがたくさんいました。脚本だけでは未完成な物語、キャラクターを、共に作り上げてくれたミュージカルシーン。それらを1曲分作成するのに驚くほど多くの方々の力が注がれていました。ご挨拶できなかった皆様にもこの場を借りて、有難うございました☆