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彼女「お前ネガティブなとこあるでしょ?慎重。悪く言えば臆病」
僕「うん」
彼女「私ポジティブすぎるでしょ?前向き。悪いとこは何もない」
僕「言ってるそばからポジティブだ」
彼女「意識改革した方が良いよ!」
僕「どうやって?」
彼女「私の血でも飲んで細胞から作り変えるとか!」
僕「は?」
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6月8日(金)
「#僕の彼女は最高です!」第3巻発売!
・描き下ろしはツイート未公開の台湾編!
・週マガ出張分も完全収録!
・本を汚してすいません…僕と彼女作の描き下ろし4コマ漫画もあります…(コミックスのみ)
何卒よろしくお願いいたします!
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彼女「暑い!」
僕「うん」
彼女「暑すぎる いくら何でも 暑すぎる!」
僕「5、7、5だね」
彼女「空気がもっちりしてて不快!」
僕「うん」
彼女「少し歩いただけで汗ばむ!あー!17アイス食べたい!」
僕「この辺にはないよ」
彼女「国は17アイスの自販機を100mおきに設置するべき!」
僕「夏だなあ」
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僕「…」
彼女「何か嫌なことでもあった?」
僕「別に…」
彼女「空気で分かるよ?」
僕「はぁ…」
彼女「はぁ…」
僕「はぁ…」
彼女「はぁ…」
僕「さっきから何?ふざけてんの?」
彼女「いや、話したくないみたいだから、せめて一緒にため息ついて一緒に不幸になろうかなって」
僕「ふふっ」
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先日、彼女が掃除機でアロマの小瓶を吸い込んで(罪1)、取り出すのが面倒だからってそのままにして(罪2)、しかも、例により彼女が小瓶のふたを中途半端にしか閉めてなかったせいで(罪3)、今日、僕が掃除機をかけてたら部屋中がいきなりラベンダーの良い香りに包まれてプチパニックになりました。
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居酒屋での出来事
彼女「気持ち悪いかも…」
僕「吐いてこいよ」
彼女「それならさっきサイレントゲロしてきた…」
僕「いつの間に」
彼女「明日に引きずるかも…」
僕「飲み過ぎだ」
彼女「私もスマホみたいに両乳首を同時に3秒以上長押しで再起動とかできればすぐに復活するのに…」
僕「帰ろう!」
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彼女「うっかり怖い話読んじゃったから今日はお風呂に入れない日になった」
僕「一緒に入るよ?」
彼女「それならドアの外にいて」
僕「何で?」
彼女「幽霊が浴室に入ってこないように守っててほしい」
僕「弱っ」
彼女に「まだ来てない?大丈夫?」って確認されながらドアの外でツイートしてる。
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彼女とマリカーを対戦してる時によくあるやり取り
彼女「おい!見えてるぞ!さっさとその赤甲羅使えよ!」
僕「これはお前の背後に付いたら使う予定」
彼女「ぶつけたら怒るよ!」
僕「良いよ」
彼女「別れるよ!」
僕「良いよ」
彼女「ふざけんな!テメーぜってー別れねーかんなー!」
僕「良いよ」
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彼女「このお菓子買っても良い?」
僕「うん」
彼女「やった!これも良い?」
僕「うん」
彼女「今日は優しいね!あとこれも良い?」
僕「うん」
彼女「はい、おかしい!今のでおかしいことが確定した!いくら何でも優しすぎ……はっ!」
僕「?」
彼女「もしかして私…今日死ぬの?」
僕「何で?!」
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彼女「最近、お前との付き合い方を考えちゃうんだよね…」
僕「えっ」
彼女「いつも私がリードしてさ…何か不安なの…これで良いのかなって…たまにはお前にもリードしてほしい…」
僕「気付かなくてごめん…」
彼女「だから、今日の夕飯スシローで良かったらお前から誘って!」
僕「紛らわしい!」
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彼女「…zzZ」
僕「…zzZ」
彼女「助けて…」
僕「…?」
彼女「助けて…助けて…」
僕「どうした?」
彼女「捕まった…」
僕「何が?」
彼女「私…」
僕「何に捕まったの?」
彼女「これ…取り憑かれた…助けて…」
肩に貼ってた湿布が彼女の手にぐちゃぐちゃになって貼り付いてた。
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僕「お祖母ちゃんから連絡があって、親族が集まるから俺たちも来れたらおいでって」
彼女「えっ?!嫌!」
僕「何で?」
彼女「だって私まだ他人だし!お前の親族だけの席とか難易度高すぎる!一人で行ってきなよ!」
僕「でも、婚約者だからお前も一緒にって話なんだけど」
彼女「行きましょう!!」
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僕「助けて!」
彼女「金なら無いぞ」
僕「5cmくらいの蜘蛛がいる!」
彼女「それゴキブリ食べる益虫だよ」
僕「でも共存は無理!何とかして!」
彼女「どこ?」
僕「あれ?いない!」
彼女「お前にしか見えない蜘蛛だったんじゃないの?」
僕「おかしい!」
彼女「おかしいのはお前なんじゃないの?」
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椅子から立ち上がって背伸びをしてたら彼女が向こうから小走りで来たので、これは脇がガラ空きだから勢い付けてぎゅってしてくるパターンだなと思って身構えたら、「肩が痛くてぎゅってできないからぎゅってしてっ!!!」って勢い良く言われて笑った。怪我してるけど元気かわいい。
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彼女「今日転んでさ…当たりどこが悪かったのか肩が痛くて…」
僕「大丈夫?」
彼女「私からぎゅってするの無理だから治るまでは雰囲気を察してお前からぎゅってしてくるように」
僕「分かった」
彼女「分かってない!!」
僕「いや、分かったって!」
彼女「じゃあ、今だろうが!!!」
僕「ハッ!」
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彼女「マリカーしよう!」
僕「本読む」
彼女「先にマリカーしよう!」
僕「本読みたい」
彼女「じゃあ、マリカーしてから読む?」
僕「いや、同じじゃん」
彼女「いいからしようよ!」
僕「駄々こねれば何でも優先してもらえると思ってんなよ!」
彼女「ごめん…」
僕「するよ!」
彼女「やったー!」
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彼女「うわ…見てこれ…テレビに蛇が映ったから一瞬で鳥肌立った…」
僕「うわ…見てこれ…お前の鳥肌見たら一瞬で鳥肌立った…」
彼女「私は蛇を見て気持ち悪いなって鳥肌が立ったんだけど、お前は何で鳥肌が立ったの?」
僕「きも…」
彼女「理由次第ではあれだぞ?」
僕「き、気持ち良いから!」
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僕「全自動エスプレッソマシン欲しい」
彼女「置き場所とか豆とか新しいマグカップまで確認するくらいなんだから買いなよ!」
僕「でも、俺なんかがこんな成功者しか持っちゃいけないようなアイテムを買って良いのかな…」
彼女「私と付き合えた時点でお前はすでに成功者だから大丈夫!」
僕「ふふっ」
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僕「あれ?クッキーは?」
彼女「全部食べた」
僕「はぁ?!」
彼女「わー怖い!嘘だよ!ここにあるよ!」
僕「何その意味の分からない嘘!」
彼女「じゃあ、分かるように解説するね!全部食べたって言って許される感じだったら後で一人で食べようと思って隠した!私って賢いねー!」
僕「小賢しい!」
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「きゃあ!」って彼女が可愛く驚く反応を期待して、背後から首筋に冷えたビールの缶を押し当てたら、「きゃあ!」って悲鳴を上げながらすごい速さで顔面めがけて寸止めのパンチが飛んできて、「命を粗末にするな。私が反射神経良いおかげでたまたま助かったんだぞ」って捨て台詞吐かれた。可愛くない。
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僕「あれ?」
彼女「どうしたの?」
僕「何で家の中に鳥の羽が落ちてるんだろう?」
彼女「バレた!」
僕「何?」
彼女「…ずっと隠してたんだけど、私たまに羽が生えてくるの!」
僕「は?」
彼女「実は私、天界から降りてきた天使だったの!」
僕「本当は野鳥食べたんだろ!」
彼女「食べるかよ!」