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人から散々いじられた後、「あの時ああ言い返せばよかった」と思うことが頻繁にあって、専門家に相談したところ、とっさの言葉が浮かばないのは一種のストレス反応らしい。ショックを受けすぎないように、脳が一部の機能をストップさせるそうだ。ほっとした。言い返せないのは弱いからじゃないんだ。
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集団にありがちな「気づいた人がやる」ルール、マジでやめたほうがいい。気づく人はいつも同じで、気づかない人は絶対気づかないし、なんなら途中で「あなたの担当」に変換される。気づいちゃう人、200%ストレス。
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いかにも美味しそうに食事をする人の横で、「まっずっ!」と言い放った人のことを一瞬でキライになった経験から学んだのは、人間関係をよくこじらせる人には否定癖があり、うまくいく人には尊重する姿勢があるってこと。
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自己肯定感が高いというと「褒められて育った」みたいなイメージだけど、ぼくの知る限り、自己肯定感が高い人は「力づくの抑圧や否定を経験せずに育った人」なんだよね。だから好きなことを好きなだけやるのが当たり前だし、自分の能力も信じて疑わない。息をするだけの自分も認められる。そんな感じ。
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普段は優しくておとなしい人が怒ると、「切れたら手がつけられない奴」みたいに言われて腫れ物にされるけど、どちらかと言うと、そもそもの怒った原因である「優しくておとなしい人間がブチ切れるほど酷いことをやり続けた人がいる」のほうに着目してほしい。
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ある漫画家さんから「売れる人は『期日通り提出すること』にこだわるけど、売れない人は『完璧に仕上げること』にこだわる」という話を聞いた。漫画業界特有の事例かと思いきや、コレ、どんな仕事にも当てはまると思った。
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誰からも褒めてもらえず、ダメ出しが続いたときは、折れないように自分を褒めてあげる。時間通りに起きた、納期に間に合った、ちゃんと食事ができた、苦手なあの人に挨拶できた、特別なことじゃなくても、日常に合格点はたくさんある。たった一回のミスで全てを帳消しにしなくていいのだ。
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「あたりまえのレベル」が上がると褒められることが少なくなる。たとえば「15分前行動」を守ってきた人がギリギリだったとき、なぜかほぼ遅刻扱いになる。不良がアルバイトを始めただけで褒めたり、目立つほうばかりに目を向けがちだけど、安定して力を発揮している人もちゃんと褒めていこうな。
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Twitterの人たちは「読み飛ばされること」に慣れているけれど、Facebookの人たちはそうではないから、「見てくれたと思うけど…」「このまえのブログに書いた件がさ…」みたいなかたちで話が進んでいき、途中から大パニックになる。
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このツイートにいただいた皆さんの事例
ゴミ捨て、掃除、加湿器、姑、部署、上司、家事、育児…。
あるあるなんですね〜。
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ほとんどの悩みは「しっかり食べる」「ちゃんと寝る」「好きなことをやる」「好きな人と一緒にいる」ことで解決するのだけど、逆に言うと、この4つができていないときほど小さなことでイライラし、どうでもいいことで悩む。
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仏頂面で接客するスタッフさんたちがいるガソリンスタンドに、明るくてハキハキした女性が入店して、今後の利用が楽しみになった。一ヶ月ぶりに行ってみると、聞き取りにくい声の仏頂面女性になっていた。もしかして「誰と働くか」って、めちゃくちゃ大事なのでは。
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面と向かって「私はあなたが大嫌いだ」と言われたのはキツイ経験だったが、1つだけ学んだことがある。それは「伝えなくていいこともある」ということだ。最近では、平気で人を傷つけるような言動を「自分らしさ」「自分にウソをつかない」とするようだが、人と共存していることを忘れたくはない。
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不満ばかり言っていると、不満のアンテナが研ぎ澄まされて、誰かの行動、単なる噂話、芸能界に至るまであらゆる怒りの対象を見つけてしまう。そんな自分に嫌気が差してきたら、少しずつでも「好き」「楽しい」のアンテナを磨いていこうな。
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気持ちに余裕がないときほど完璧主義者になる。ほんの少しのミスに落胆し、たった5分の遅れに失望し、人が与えてくれた小さな幸せにも気付けない。そんな減点方式では息が詰まるだけだ。「ええ加減」をモットーに、些細なことでも加点していこうな。
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「飲み会の幹事をやれば『会社の誰を信頼するべきか?』がすぐにわかる」という話を聞きました。責任感がある人は参加・不参加をすぐに回答してくれますが、無責任で気遣いができない人ほどギリギリまで返事をせず、ドタキャン、クレーム、ネチネチ不満のオンパレードらしいです。
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早朝5:00に起床し、かるくランニングしてからシャワーを浴びて出発し、オフィスの最寄り駅で買ったベーグルとラテをインスタにUPしてから仕事するおしゃれ30代が目標だったのに、実際はインスタントコーヒーに寝ぼけて塩を誤投入するおじさんになりました。みんな、頑張ろうな。
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すぐに人を理解した気になったり、羨ましく思ったり、勝ち誇ったりしないこと。だって、その人が語っているのは人生のごく一部だから。「豪華メンバーと飲み会!」の帰りは独りかもしれないし、「ぼっちでランチ…」のあと大切な人に会いに行くのかもしれない。目に見えるものを全てだと思わないこと。
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「たまに自分を褒める」と言ったら、すぐさま「自分に甘い人は成長しない」と返されてしまい、たまの給水すら許されない厳しさなら、要らないと思った。「成長」は、ゴールのないマラソンを走るときによく使われる言葉だから。
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殴る蹴る、悪い噂を流すなど、散々いやがらせされた男性から「久しぶりに会いたい」と言われたことがある。10年越しの謝罪かと思いきや、彼には当時の記憶なんか欠片もなく、その態度に悪気もなく、ただ再会を喜んでいた。いじめられた人の傷といじめた人の無自覚は、ある意味バランスが取れている。
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昔ある人から「迷ったら楽しい方を選べ」と言ってもらったのに、それを無視して正しさを追求し、息苦しくなって自滅しました。今の世の中も、正しさのせいで息苦しくなっています。「正しさよりも、楽しさ」は金言です。
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自分でも信じられないレベルのミスをした時、よく行く店のアジフライ定食に救われた。嘘をつかれ、裏切られ、人間不信になった時、たまたま入った店のカプチーノに救われた。旨いものって凄い。心のモヤモヤが一瞬で晴れるくらい凄い。言われてみれば、気持ちが病んでる時ってロクなもん食ってない。
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おっちょこちょいなところが可愛い人に、完璧さを求めたら病んでしまう。繊細なところが魅力の人に、図太さを求めたら息苦しくなる。「完璧になるべき」「強くあるべき」って本当に根強いけど、もともとの性格に逆行してそういうのになろうとすると、人間はわりと簡単に壊れる。自分は自分。マジ大事。
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心底ムカついたときに「怒ったら負け」「報復は必ず本人にも返ってくる」「スルー力が大事」だと諭され、それが正しいとわかっているのだけど、たまに「いや、そうじゃなくって、いま、この瞬間にぶちまけたいんだよ!」って叫びそうになるときがありますよね。
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最もつらかったのは、居場所を間違えたときだった。ここじゃない、これじゃない、とわかっていながら、その場所に留まり続け、無駄に精神を消耗していた。環境を変えるのはリスクだと言われる。我慢して続けることが美徳とされる。でも、環境を変えないことにリスクを感じる時もある。