前々から沖縄北部に向かう58号線沿いにあるこの看板が気になっていて、だけど調べることはせずに今回1人だったので突撃してみたら、とんでもない量の私設博物館だった…
ビキニ環礁、水深55mに眠るのは日本の軽巡洋艦「酒匂」。戦後、復員輸送などに従事したが、やがて戦艦長門と共にアメリカ軍に接収され、核実験の標的艦としてこの地に眠る。撮影できたのは一度きり。水深55mにいられる時間は20分(減圧ダイビングの為)足らず。とにかく早く艦首から艦尾まで泳いだ。
クワジェリンに到着してすぐに潜ったドイツの重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」(Prinz Eugen)の空からの写真。ビキニ環礁で核実験の標的艦となった後、曳航され座礁しこの地に眠る。船首から漏れていた海面を帯状に流れている油は今年撤去される模様。月刊「丸」11月号で水中写真掲載しました(^^)
クワジェリンに眠るドイツの重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」を潜る。艦首の写真。船体はひっくり返ってしまっている状態。この場所で水深は36m。全長200mを超える巨体にダイバーが入ると、その大きさは一目瞭然である。…11月25日に同じく撮影をした戦艦長門について大和ミュージアムでお話します(^^)
先日潜った、ロシア・ウラジオストクに眠る、吹雪型駆逐艦「響」。この艦首で水深26m、艦尾は6mまで浅くなる。当時のソビエトに賠償艦として渡されヴェールヌイ、デカブリストと名を変え、1970年代に標的艦として処分。残念ながら原型を留めていない状態。水温はこの時18度。冬は0度前後になるそうだ。
先日お知らせしましたが、パラオのガルワングル環礁に眠る駆逐艦『五月雨』と言われているレックに対してアプローチを敢行、無事に発見し潜ることができました。現在撮影した写真から精査に入っているのですが、ひとまず皆さんには出会えたというご報告を。写真は”五月雨ポイント”に眠る砲身(2門)
ビキニ環礁に眠る「酒匂」を潜る。ビキニ環礁の中でもアプローチが大変難しかった艦である。水深は50m、武装解除されている事から、砲身なども取り払われ船体は砂に埋まるような状態であった。MILITARY CLASSICS vol63「阿賀野型軽巡洋艦特集」で掲載されるので見てね(^^)
今日撮影をしたパプアニューギニア、ラバウルの水深28mに眠る零式(水上)観測機の尾翼からの光景。さっき、「見てもらいたい」なんて書いたけど、見れない方が多いと思うので、少しだけ。今日は他に、水深55mになる沈船を撮影。命懸けと言われたらその通りなので、安全第一で明日も撮影します。
2018年に撮影したビキニ環礁に眠る戦艦「長門」の横倒し状態になっている艦橋部。水深は50m。研究者の方と対談の中で、以前見たものよりかなり崩れているとの言葉が聞かれた。この長門の艦橋もいつか瓦礫の山のようになってしまい、これが艦橋だったことすらも分からなくなってしまうのだろう。
クワジェリン環礁(Kwajalein Atoll)に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)の艦首。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったものの沈まずにこの地まで曳航され放棄された。船体は逆さまの状態で水深は約36mほど。2018年撮影。
クワジェリン環礁に眠るドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)をドローンで撮影。戦後、アメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で核実験の標的艦となったが沈まずにこの地まで曳航され放棄された。自分たちは洋上の船に乗っており、潜水撮影後、ビキニまでの航海となった。2018年撮影。
先日撮影した柱島近海水深40mに眠る「戦艦・陸奥」の第一主砲の写真である。一枚で全景を撮影したいのが本音だが、透視度が悪く真昼でも水底は夜の様な暗さとなり難しい。この奥には、ほぼ埋まった状態の第二主砲も確認ができる。無減圧潜水を心がけるとするとこの場に留まれる時間は約5〜6分だ。
クワジェリン環礁に眠る、ドイツの重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」(Prinz Eugen)の艦内に入る。入ってすぐに部屋を見つけた。船体は逆さまになっている為に、下になっている部分が天井である。部屋には椅子や机が散乱しており、恐らく当時そこに兵士がいたという「生活感」を感じ取ることができた。
ビキニ環礁の水深50mに眠る戦艦・長門の第四主砲。船体は逆さまになっており、実際のこの場所は暗い闇の世界。光に照らされ姿を表した砲身は、小魚たちの住処となっていた。 ●関連トークイベント 11/18 横須賀・記念艦三笠 11/25 呉・大和ミュージアム 未公開写真多数公開、ぜひお越しください(^^)
チュークの水深18mに眠る一式陸攻。全幅24.88m、特徴的な葉巻型の機体は機首以外は綺麗に残っている。6/15からの写真展では出ない一枚… 【写真展・群青の追憶】 陸奥、九八式直協、零式水偵、五月雨、文月、追風、平安丸、富士川丸、零戦各型、伊良湖、秋津洲、伊号第一潜水艦など多数展示予定です。
チューク(トラック諸島)の水深16mに眠る艦上偵察機「彩雲」を潜る。チュークのダイビングマップには「天山」と記載されているこの機体。エンジンや計器類は取り払われている為にこの場に廃棄された可能性が高い。チュークには他に零戦五二型、一式陸攻、二式大艇、天山、二式水戦などもある。
フィリピン・ブスアンガ島に眠る一式戦闘機。通称「隼」沈没船を捜索中に偶然見つかったという機体。触れる事を禁止されている為に、泥に埋もれた多くの部分の詳細を見る事は難しい。透視度は悪く全景を撮れず。保全の為に場所は秘密とのこと。水深は40mで撮影は数分しか出来なかった。2019年撮影。
そんなサイパンの水深約10mにバラバラになった状態で眠っているのが二式飛行艇。現地では、この飛行機のコードネームである「エミリー」や「川西」などと呼ばれるが、発見当時、アメリカのB-29と思われていたそうで、現在もその名残りでこの場所をB-29と呼ぶ場合もある。・・・青い海が恋しい😭😭😭
クラウドファンディングサイトの方でもお伝えさせて頂きましたが、プロジェクトにご支援いただいた皆さま、今月中にはお手元に戦艦長門、軽巡酒匂、重巡プリンツオイゲン、空母サラトガ、駆逐艦ラムソンの現在(いま)が詰まった写真集をお届け出来ると思います。期待してお待ちください(•̀ᴗ•́)و ̑̑
先日、1943年に主砲火薬庫から爆発を起こして沈没したとされる戦艦陸奥を潜った。潮流が激しくなる場所で気軽に行ける場所ではない。船体の多くはサルベージされているが、主砲や測距儀など多くの遺物が残る。水深は40m、この時は透視度2〜3m、水底は真っ暗で何も見えない。水温16度。写真は副砲など。
フィリピン・ブスアンガ島コロンに眠る、水上機母艦・秋津洲(Akitsushima)を潜る。船尾から船首方面に少し進むと船体から滑落した25mm三連装機銃が砲身を船尾方面に向けて見てとれる。その上にはダイバーが置いたのだろうか、砲弾。銃口の先に見えているのは秋津洲の船尾クレーン部。
ビキニ環礁に眠る、アメリカの空母「サラトガ」の甲板の艦首に当たる部分。中央部は残念ながら陥没してしまっている。サラトガは終戦後、アメリカ軍の核実験の標的艦となり、現在の場所に眠ることになった。2018年撮影。
あまり知られていないことだが、東京から大型客船で24時間。小笠原諸島にもたくさんの沈没船が眠っている。大型客船の発着する二見湾の水深21mに眠る「第二日吉丸」。船体は横たわっており、当時の積荷を今も残している状態だ。突き刺さった状態の物は専門家の見立てによると航空用魚雷だそう。
「天山」に引き続き、「二式大艇」に咲く水中の花々😊
おはようございます🤗 情報解禁日ということで、水中写真展「群青の追憶」ですが、3月7日〜29日に大和ミュージアム(広島県呉市)で開催します!(大和ミュージアムさんの公式サイトには明日以降の掲載になるみたいです。)東京、横須賀、大阪と巡り、初の中国地方です。 ぜひシェアお願いします🙇‍♂️