これ結構面白い話で、欧米でも赤/ピンク=女性的って概念が一般化するのって20世紀半ば以降なんですよね。18、19世紀だと「赤はマルスの色」であり、その派生のピンクもむしろ男性的な色として見られていました。やがて女性も着るようになるんですが、それでも大人が着る上では性差のない色でした twitter.com/4chui5/status/…
「大人が着る上では」としたのは、確か19世紀末から20世紀初頭において幼児服にパステルカラーが流行るんですが「男の子はピンク、女の子はブルー」が一般的だったんですね。これは「ピンクは赤派生。熱き血潮の色で男性的」「ブルーは静かで繊細で女性的」という理屈からでした
1920年代に入るころには、「男子ピンク女子ブルー」と「男子ブルー女子ピンク」が混在し始めるようになり、しばしばきのこたけのこ戦争のような論争を生んでいたみたいです。そして、二次大戦後、男性はダークトーンが増え、宣伝などて赤をロマンチックな色」として女性ターゲットに使うのが浸透します
ここで「男子ブルー女子ピンク(赤)」の図式が確定するわけで、そう思えば100年の歴史もない概念なんですよねえ。
余談ですが、産業革命で白く丈夫な布の大量生産が可能になったことで、子供服を安価で漂白しやすい白い布で作るのが一般的になるんですが、当時の子供服って男女共にふりふりのドレスなんですよね。これは1920年頃まで続き、祖父も着てました。写真は後に大統領になるフランクリン・ルーズベルト。 twitter.com/ykbethe/status…
これ実は原義的には案外正しくて「four letter word」は≒卑語な訳だけど、卑語は「swear word」とも言う。で、fuckとかshitとかdamnとか言うことをswearingというんですが、これは「神の名をみだりに用いて宣言する/呪う」ことから来ているんですね。似た理由でcurse word(呪いの言葉)とも言います twitter.com/NLN_San/status…
バウムクーヘン、原産国のドイツでは微妙にマイナーなお菓子だし、アメリカでは見たことすらないのに、日本では妙に普及してる。その結果、ドイツ育ちの母方の祖母が日本に来た時、 「日本のバウムクーヘンの方が美味しい」 と言ったそうな(なんかバウムクーヘンのツィート見たらしい)
昨日やっとこさダンジョンズ&ドラゴンズの映画観れたんですよ。いやあ、よかった。D&Dを本格的に遊んでたのはもう20年も前になるので知識が曖昧になってる部分も多く、小ネタは拾いきれなかったですが、GMの地の文がないリプレイを映像化した物を見ている感覚があり、TRPGの映画化としては完璧では