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夫が若い頃に読んだという『萩原朔太郎詩集』を見たら、最初のページに「序文がサイコー」とメモしてあり、引いた。
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『美しい距離』が島清恋愛文学賞を受賞しました。
読んでくださった方々、ありがとうございます。
私にとっては作家になってから初めての文学賞ですし、かなり嬉しいのです。
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今回は、芥川賞も直木賞も、候補作を全部読んで、お祭りを楽しめたなあ。
どれもいい作品でした。いい時代に生きているんだなあ。
私は泡のような仕事をしたい。
自分の仕事自体は後世に残らなくても、日本文学史を洗い上げる一助になるような……。
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『美しい距離』は、私にとって思い入れ深い作品なので、
たくさんの読者に出会えたら嬉しいです。
一昨年がんで亡くなった父のおかげで書けた小説だったので、この結果は父に悪いな、と思いつつも、生前に、
「賞をもらえなくても、毎日真面目に仕事をすればいいんだ」
と父は言っていました
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あと一回芥川賞の候補作を書けたら、
島田雅彦さんとタイで最多候補作家になれるようなので、
もう一度候補作を書けるよう、頑張ります。
目指せ、最多候補作家。
文芸誌からご依頼をいただけるように、もっと勉強して精進します。
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「母ではなくて、親になる」第２回
更新しました。
バナーは、私が描きました。
「同じ経験をしていない人とも喋りたい」Web河出 web.kawade.co.jp/webmag/638/
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子育てエッセイの連載を始めます。
「母ではなくて、親になる」(Web河出)、
６月１日から、隔週水曜更新です。
子育てに興味のない方にも楽しんでもらえるように努めます！
web.kawade.co.jp/webmag/634/
『ミライの源氏物語』(淡交社)。ジェンダー、差別、気になること色々だけどどうやって源氏物語を楽しんでいこうか？ という本です。(ご依頼など、出版社経由でメールにてご連絡いただけたら嬉しいです。転送してもらえます)。 微炭酸ニッキbit.ly/3vjNsqwちなみにトランスジェンダーの当事者です。