26
\#山口貴由 氏
最新コメント/
「20代の作画スタッフに「好きな映画を3本挙げてください」と問われた。こうした質問を受けて、最近観た大作映画を三本、即答出来る人たちは健全な人だと思う。自分などは長考したあげく一本も答えられなかったことも多々ある。気軽に質問した側にとっても(続)
27
今回、20代スタッフにはこの三本を挙げた。好きなジャンルは伝わったと思う。怖いモンスター、怖いサスペンス、それから死の恐怖を和らげるてくれるようなもの。
ただ自分が近年思うことがあって、一番好きな映画というのは最も回数を観た映画なのではないかと。(続)
28
内容を吟味して悩んで答えるようなものではなく、指折り数えて一番たくさん観た作品こそが一番好きな映画なのではないかと。そう思うわけです。
そんなわけで、自分が最も回数を観た作品ですが、これは1974年の「ゴジラ対メカゴジラ」になります。(続)
29
モンスター映画不動のベスト作品。
二本目はサスペンス映画でマイケルマンの「刑事グラハム」。「羊たちの沈黙」も「ハンニバル」も凄かったけど。
で三本目は「インターステラー」か、ドゥニヴィルヌーヴの「メッセージ」。これは良く理解出来ないがのになぜか涙が流れる。
(続)
30
何回観たかわかりません。何回観ても胸が熱くなります。2019年の立川シネマシティでの爆音上映も観に行きました。特美怪獣たちが見栄を切るところで歌舞伎のように観客全員が拍手喝采でした。
その時、特技監督の中野昭慶さんのトークイベントもあり、(続)
31
「この頃の特撮は一発勝負だから迫力があるんだ」とおっしゃっていました。姿勢も声も力強くヒーローみたいに輝いて見えました。
ご冥福をお祈りします。」(山口貴由)
何度も観たという虚飾のない物差し。皆さんのベスト作品は何でしょうか(_ _)
32
\#山口貴由 氏
最新コメント/
「医療ものとかじゃないのに、内臓とかが出てきたりするマンガは苦手。劇光仮面はそういう真っ当な感受性を持った貴方にも読んで頂けます。
第一巻はそんな言葉を添えて単行本を贈呈する事が出来たのですが、二巻はそうゆうわけにいかなくなるでしょうね。(続)
33
未来がどうなるのかなんて誰だってわからないと思うけど、それでも「必ず幸せにします。ついてきて下さい。」って言わなくちゃならない場面が人生には何度かあるし、実際あったと思う。
相手は、保証が欲しいわけではなく勇気や覚悟を見たいだけなんだけど。(続)
34
35
自分に関して言えば、そうゆう場面からことごとく逃げてきたと思う。
だから立派なことは言わない。
自分の分身みたいな実相寺二矢もそういうヤツだと思う。
そんなヤツがヒーローになれる時がある。
それが劇光仮面。」(山口貴由)
「未来は分からない、保証も自分はできない。(続)
36
だから僕は現在 目の前にある一枚一コマを思い切り描くだけなんです。」
山口氏は、打ち合わせの際にそう担当に語ります。
劇光仮面 引き続きどうぞよろしくお願いいたします🙇
37
38
39
作家と呼ばれる人たちの"物語を紡ぐ能力"というものはいったいいつどこで培われるものだろうか。
ネームに苦戦して大の字に倒れた時に考えたりします。
たぶんプロの作家というのは、音楽や格闘技のプロと同じく3歳以前から"物語"なるものに触れているのではないかと推察するのです。1/7
40
『劇光仮面』がこのマンガがすごい!2023 オトコ編・5位にランクインしました!
いつも応援いただいている皆様、ありがとうございます!
未読の方はぜひコチラから↓
#山口貴由 #スペリオール #このマンガがすごい twitter.com/gekiko_superio…
41
表現者たる者、自分自身が人生の主役であることを疑いもせず、自分自身の創作に何よりも圧倒的な興味があって、世間が何と言おうと最高最第一の作品。
そんな風に思えた時代はとっくに過ぎ去ってしまいました。
慢心も過信も表現においては魅力であり、実力であると思っているのに。1/3
42
43
あと僕が今年、凄いと思ったマンガを3つだけ挙げさせて頂くなら、細野不二彦「恋とゲバルト」、アラン・ムーア「プロビデンス」、堀北カモメ「ゲモノが通す」ですね。
(山口貴由)
3/3
45
『#劇光仮面』がマンガ大賞2023にノミネートされました!
いつも応援いただいている皆様、ありがとうございます!
\まだ未読の方は、この機会にぜひ!/
特別公開中の1話はコチラから↓
twitter.com/gekiko_superio…
#山口貴由 #スペリオール #マンガ大賞
46
プレッシャーはかかるが、読み手と作り手の勝負であり、やりがいを感じる毎日だ。
力を与えてくれてありがとうございます。(山口貴由)(2/2)
47
劇光仮面は何冊か先まで展開を用意してあり、それに沿ってネームを作っている。最近、担当との打ち合わせでよく出るワードに、“本作における読み手の期待が、我々の用意した物語の面白さを上回っているのではないか“。(1/2)
48
作品を面白くするのは大事だが、
作品を始めた時、どんな心情に寄り添って書こうと思ったのか忘れてはいけない。
劇光仮面は幸せ行きの最終列車を見逃した者たちの心情に寄り添う。
(山口貴由)
49
50