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だから僕は現在 目の前にある一枚一コマを思い切り描くだけなんです。」
山口氏は、打ち合わせの際にそう担当に語ります。
劇光仮面 引き続きどうぞよろしくお願いいたします🙇
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自分に関して言えば、そうゆう場面からことごとく逃げてきたと思う。
だから立派なことは言わない。
自分の分身みたいな実相寺二矢もそういうヤツだと思う。
そんなヤツがヒーローになれる時がある。
それが劇光仮面。」(山口貴由)
「未来は分からない、保証も自分はできない。(続)
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未来がどうなるのかなんて誰だってわからないと思うけど、それでも「必ず幸せにします。ついてきて下さい。」って言わなくちゃならない場面が人生には何度かあるし、実際あったと思う。
相手は、保証が欲しいわけではなく勇気や覚悟を見たいだけなんだけど。(続)
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\#山口貴由 氏
最新コメント/
「医療ものとかじゃないのに、内臓とかが出てきたりするマンガは苦手。劇光仮面はそういう真っ当な感受性を持った貴方にも読んで頂けます。
第一巻はそんな言葉を添えて単行本を贈呈する事が出来たのですが、二巻はそうゆうわけにいかなくなるでしょうね。(続)
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何回観たかわかりません。何回観ても胸が熱くなります。2019年の立川シネマシティでの爆音上映も観に行きました。特美怪獣たちが見栄を切るところで歌舞伎のように観客全員が拍手喝采でした。
その時、特技監督の中野昭慶さんのトークイベントもあり、(続)
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「この頃の特撮は一発勝負だから迫力があるんだ」とおっしゃっていました。姿勢も声も力強くヒーローみたいに輝いて見えました。
ご冥福をお祈りします。」(山口貴由)
何度も観たという虚飾のない物差し。皆さんのベスト作品は何でしょうか(_ _)
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内容を吟味して悩んで答えるようなものではなく、指折り数えて一番たくさん観た作品こそが一番好きな映画なのではないかと。そう思うわけです。
そんなわけで、自分が最も回数を観た作品ですが、これは1974年の「ゴジラ対メカゴジラ」になります。(続)
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今回、20代スタッフにはこの三本を挙げた。好きなジャンルは伝わったと思う。怖いモンスター、怖いサスペンス、それから死の恐怖を和らげるてくれるようなもの。
ただ自分が近年思うことがあって、一番好きな映画というのは最も回数を観た映画なのではないかと。(続)
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モンスター映画不動のベスト作品。
二本目はサスペンス映画でマイケルマンの「刑事グラハム」。「羊たちの沈黙」も「ハンニバル」も凄かったけど。
で三本目は「インターステラー」か、ドゥニヴィルヌーヴの「メッセージ」。これは良く理解出来ないがのになぜか涙が流れる。
(続)
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迷惑な話だろう。
若い頃の自分は、好きな映画を語る時、より自分が賢く奥深く見えるような作品を選んでいたように思う。全く赤面ものだ。
そういう時代をようやく過ぎ去った自分が素直に三本の映画を選ぶなら、一本目はリドリースコットの「エイリアン」。これは30年以上、(続)
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\#山口貴由 氏
最新コメント/
「20代の作画スタッフに「好きな映画を3本挙げてください」と問われた。こうした質問を受けて、最近観た大作映画を三本、即答出来る人たちは健全な人だと思う。自分などは長考したあげく一本も答えられなかったことも多々ある。気軽に質問した側にとっても(続)
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自分が文学作品から学んだことは、人間のというか自分自身の弱さや卑怯さを隠さないで表現すること。劇光仮面の実相寺には自分の持っている幼稚さや不気味さが生写しになっていて恥ずかしい限りですが、共感を得られないことを恐れて、(続)
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自分とは異なる爽やかな人物に仕上げるのは無しの方向で取り組んでいきます。
シン・ウルトラマン最高でした。
こんなにも凄いものがあるのか。
初めてウルトラマンを見た時のあの気持ちが蘇りました。」(了)
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このお話の続きが読める、コミックス第1集が本日発売です!
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この一冊分、一切の読み手の反応を遮断して、僕がこうありたいと思う作品の雰囲気を保ってきました。それが良い方向に出るかどうかは、本の反響で推し量るしかなく、発売日がせまる今は、デートの返事を待つ時のような、どちらかといえば不安優勢な心境です。(山口貴由)」(続)
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あれから長い時が過ぎましたが、今回の作品でデジタルを導入し、平田弘史先生のおっしゃっていた事がようやくわかりはじめたような気がします。」(山口貴由)
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デジタルの作画がもたらすものを恐れていて、いつか自分の画業に時代遅れの烙印を押し廃業に追い込むだろうと思っていました。
「僕はたぶんアナログと心中すると思います」みたいなことを言った時、平田弘史先生に「そういう了見は間違っている。デジタルは人間の味方だ」と窘められました。
(続く)
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「シグルイという時代劇を描いている頃、平田弘史先生のご自宅に伺わせて頂く機会を得たことがありました。機械エンジニアでもある平田先生の作業場にはPCが並んでいて、未来の鍛冶場のような雰囲気でした。
当時の僕は(続く)