1776
ウィシュマさんを死に追いやった名古屋の入管職員は、業務上過失致死に問われるべきだ。医師も短時間業務とは言え、ウィシュマさんの体が発した重大なSOSを見逃している。軽い処分、黒塗りの報告書、木で鼻を括ったような上川法相の答弁等、何から何まで隠蔽に走っている。解体から着手すべきだろう。
1777
#報道特集 医療崩壊を目の当たりにする。自宅療養者を使命感に突き動かされた医師が往診する。入院すべきだが受け入れ先はない。医師はまさに命の選択を迫られる。「どうしてこんなことに」と嘆く家族に、医師がポロッと言う。「チラッと見たテレビに都知事が着物着て旗振ってて、愕然としました」と。
1778
野戦病院の設置しかない状況なのに、豊富な医療資源があると言い張り、都は動かない。酸素ステーションでは治療ができないのは常識であり、あの西村大臣さえ「プレハブでもテントでも対応していく」と言ってるのにだ。小池都知事からは何がしたいのかが伝わってこない。まさかデルタ株を舐めてるのか。
1779
女子ボクシングで金メダルに輝いた入江聖奈選手は、彼女に「女性でも殴り合い、好きな人いるんだね」等の暴言を吐いた張本勲氏の遥か上を行く。「いろんな意味でボクシングにスポットを当ててくださった」として、張本氏に「アッパレ」を献上したのだ。さあ張本氏、度量の差を見せつけられ、どうする。
1780
国会が閉じて2カ月、臨時国会の開催を与党が拒んでいる。知事会までが言及するロックダウンをいかにしたら実現させ得るか議論せよ。国内にも福井モデルのある野戦病院の設置を広く議論せよ。非常時だ、法律だって成立するだろう。収束に向けての決定に反対する者などいるものか。さあ臨時国会を開け。
1781
東京新聞は仁鶴師の訃報を一面に。さすがは元都(みやこ)新聞、芸能を疎かにしない。「どんなんかな」のラジオDJ、「3分間待つのだぞ」のボンカレー、視聴率を5%上げる男としての超多忙時代、それと引き換えるように声帯を痛め「だからできない噺があるんや」と言ったっけ。後進への様々な示唆を感謝。
1782
「杉田官房副長官が発熱で検査入院 PCR検査は陰性」事務方トップが陰性でよかったとは思わない。検査もままならず、陽性となったら自宅放置で、時に命を落とす庶民との落差に萎えたのだ。そういう病院があり、高官は即入院できるシステムが構築されている。政府に棄てられたとハッキリ自覚する一件だ。
1783
『パンケーキを毒味する』企画製作『新聞記者』の河村光庸、監督内山雅人を新宿ピカデリーで観る。5割、つまり満席。菅さんの政治手法が横浜市議時代からつぶさに検証され、もっと踏み込めとも思うが、笑っているうちに背筋が寒くなり、選挙、投票の大事さを思い知る。誰かと語り合いたいが直帰する。
1784
「丸川五輪相、パラは『安全・安心』強調 学校観戦も推進」正気じゃねえな。救える命が救えない医療崩壊のどこが安全安心なんだよ。学校観戦?なぜ感染リスクに曝すんだ。熱中症もあるぞ。そうなったら子どもはすぐ入院できるのか。真に模索すべきは安全安心な修学旅行への道筋だ。何が大切か考えろ。
1785
1786
日本医師会の中川会長が「野戦病院の設置を提言」大勢が言い続けたことではないか。あの時点で着手すればすでに完成し、機能している頃なのだ。遅すぎる、遅すぎるがやらないよりはいい。医療従事者が不足?五輪に備えた7000人がいるじゃないか。だからパラリンピックをやってる場合じゃないんだって。
1787
「自宅療養中 40代母急死」って、切ない。夫婦と子どもの家族3人が感染、母親の症状が急激に悪化したんだ。「コロナ感染の妊婦 搬送先見つからず自宅で早産 赤ちゃん死亡」には胸が掻きむしられる。これら、あってはならないことが次々に起こる。この先も覚悟しなきゃならないのか。人災だと強く思う。
1788
尾身会長にムッとする。発表される感染者より実際はもっと多いとした上で、理由は「検査の供給体制が間に合ってない」「無症状者が積極的に検査を受けようとしない」と言ったからだ。PCR検査を抑制したのは誰なんだ。誰もがいつでも検査を受けられる体制の構築をと政府に進言しなかったのは誰なんだ。
1789
共同通信が「感染急拡大の原因はデルタ株と首相」と見出しを打った。天晴れ天晴れ甘茶でかっぽれ、喝采だ。忖度した見出しが多い中、ズバッと決めて嬉しいよ。いやあメディアにまだ気骨が残ってたんだね。誰の案か知らないが、私ならこうアドバイスする。「急拡大より爆発の方がインパクト大だぜ」と。
1790
名古屋の河村市長はメダルを噛んだのみならず、セクハラ発言を連発した。当初反省は見られなかったが、選手が所属するトヨタから抗議されると大慌てで謝罪に赴いた。以降、給料3カ月を返納すると言い、低姿勢で反省を何度も口にした。で「『表現の不自由』な時代になったわ」と大いにボヤいたという。
1791
「ロックダウン入りNZ デルタ株の感染確認 中心街の人影まばら」とある。アーダーン首相の判断の早いこと、オークランドでたった1人確認されただけで即断なんだ。菅さんに爪の垢でもと思うが、無理だろう。同時に財務省が動き始めた。もちろん国民への休業補償のためだ。もう何もかもが違い過ぎるぜ。
1792
丸川五輪相や武藤事務総長は、パラ選手のワクチン接種率を「把握していない」と平然として答え、コロナ対策を話し合う「専門家ラウンドテーブル」も6月18日以来開かれてないという。科学的根拠の乏しいパラをそれでも開催する。無観客だが学校観戦は実施とのことで、事があったら誰が責任を取るのか。
1793
伊勢丹と鶴屋百貨店(熊本)では、ワクチンへの姿勢が決定的に違った。伊勢丹は社員のみに打ち、鶴屋は社員は勿論、出入り業者やその家族にまで打った。その結果は知られる通りだが、どちらがブランドを守ったと言えるのか。どちらが商いを守ったと言えるのか。どちらが客の信頼を勝ち得たと言えるのか。
1794
赤羽国交相の「臨時国会の開催については、国会が決めることでして、内閣には何の権限もございません」とのツイートに激怒した。起きてて寝ぼけやがってと。案の定炎上したが、更に腹が立ったのは「それが慣例」との言い訳だ。だったら緊急事態宣言は要らねえよ。平時じゃない、災害級の危機なんだぞ。
1795
官房長官時代に1日平均307万円使ってた人が、国民にはカネを惜しむ。最早ロックダウンしかないが、充分な補償をすべきだ。であれば最初の緊急事態宣言にあれほど素直に従った国民だ、今回もそうするはずだが、同時に菅さんが踏み切らないだろうことも分かる。菅さんが国民にカネを使わない人だからだ。
1796
靖国神社に行く自由は誰にもあるが、萩生田さん、あんたは自重すべきだろう。文科大臣であるからだ。教育と宗教の両方が引っかかるじゃないか。何が「尊い犠牲となられた先人の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げた」だよ。出た「哀悼の誠」が。あなた方は好きだね誠が。あなた方って勿論ネトウヨのことだよ。
1797
「GoToトラベルが感染拡大を招いたエビデンスはない」と言った口が「帰省や旅行をやめるように」と言う。PCR検査抑制論者が「帰省するなら検査を」と言い、自宅療養中の死者数を把握してない政府が、突如として職場感染の濃厚接触者を調査しないと言い出す。自民党政権は国民をどこへ連れて行くのか。
1798
他国にできるPCR検査が何故できない。ニュージーランド、台湾、韓国は徹底している。中国に至ってはスピードと規模がとんでもなく、各国がそうしてコロナの封じ込めを図っているのに酸素ステーションとは何だ。自宅療養者にそこまで這っていけとでも言うのか。そうなる前にすべきことがあるだろうが。
1799
Nスペ『銃後の女性たち』を視聴する。1000万人を擁したいわゆる国防婦人会が、なぜ戦争にのめり込んだかを追う。社会に貢献するつもりが、いつしか戦争に協力している。そこを女も戦えとの風潮が後押しをし、伝え聞く話が薄っぺらだったことを知る。政権寄りのニュースを除けば、まだNHKには力がある。
1800
「国内ラムダ株初感染は五輪関係者」そうと知り、やはりと納得した。羽田空港で確認されたのが開会式直前、報道が8月6日、五輪開催への影響を考えてまたも隠蔽したのだ。発表の遅れに佐藤正久議員は「聞かれなかったから」と答え、自民党菅政権は隠蔽体質を維持したままパラリンピックに突入するのだ。