斎藤真理子(@marikarikari)さんの人気ツイート(新しい順)

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関東大震災当時の虐殺関係の新資料が発見されたという記事です。無料で読めるようにしましたのでどうぞ。 有料記事がプレゼントされました!6月26日 10:58まで全文お読みいただけます 1世紀前の惨状描いた絵巻、ネットで落札 作者は誰? 謎追う研究者:朝日新聞デジタル digital.asahi.com/articles/ASR6N…
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韓国文学がいろいろ文庫になっています 文庫にならないのも 当然ありまして 両方 よろしく。
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今日発売で河出文庫に入りましたハン・ガン『すべての、白いものたちの』。原書は、黒いです。よろしくお願いします。
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ありえないほどありえない政治家のいるありえない国
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日本翻訳大賞に「推し」を推薦すると、受賞を逃しても、推薦文が長く残ります。 それが読書案内になります。 翻訳者や出版社を元気づけることもできます。 次の企画への引き金になるかも。 ぜひ! docs.google.com/forms/d/e/1FAI…
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『こびとが打ち上げた小さなボール』の趙世煕(チョ・セヒ)先生がなくなりました 우리 모두는 난쟁이”…‘난쏘공’ 작가 조세희 잠들다 hani.co.kr/arti/culture/b…
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茨木のり子編訳『韓国現代詩選』(亜紀書房)これぞ名著復刊というもの。90年に初めてこの本が出たときに経験したことなど解説に少し書きました。
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イリナ・グリゴレ『優しい地獄』(亜紀書房)控えめにいってこんな凄いもの読んだことないな。2ページに一度ぐらいの頻度で「ぐわん」とか「かつん」とやられる。 ルーマニア生まれで今は東北にお住まいだけど、地球のどこに生まれてどこに住んでも、こういう人は、凄いものを作ってしまうんだと思う
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7月10日発売『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)。今日見本が上がってきました。小説、ちょっと詩、韓国現代史に関する本です。あと何を言えばいいのかな?緊張の単著です。どうぞよろしく。
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朝鮮戦争は6月25日に突然始まったのではなく、それまでにも本当に多くの人々の命が失われ人生が歪められた。53年の休戦後も人々の傷は続いた。その中を生き抜いてきた在日コリアンの歩みを全部煮溶かして煮込んだようなスープです。日本の戦後史はここを見ないと本当には読み解けないと思う。
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ヤン・ヨンヒ監督『スープとイデオロギー』ぜひ見てほしい。 植民地支配からの解放がまっすぐ独立につながらず、イデオロギー対立の中で多くの人が亡くなってゆく。生き残った人たちの多くが日本へ密航してきて、その後朝鮮戦争が始まる。1945ー50年の朝鮮半島史が一人の女性に凝縮している。
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すでに大きな書店さんには並んでいましたが、ハン・ガン詩集『引き出しに夕方をしまっておいた』(きむ ふな、斎藤真理子訳、クオン)今日発売です。20年にわたって書かれたもので、きわめて親しみやすい日常的な詩から、多義的に読める奥深い作品まで、幅広い詩集だと思います。どうぞ、よろしく。
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図書館に年をとった女性がやってきて、女が読むのにいい小説はあるかと司書に聞き、司書が、家族のお話がいいのか恋愛小説がいいのかと尋ねると、どっちでもないのはないのかと年をとった女性が聞き返す、という小説を訳していますが、よい(一文が長い)
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光州事件が描かれた文学作品 ハン・ガン『少年が来る』(井手俊作訳、クオン) 金準泰『光州へ行く道 金準泰詩集』 (金 正勲訳、凱風社) チョン・ソンテ「白菊を抱いて」(『二度の自画像』吉良佳奈江訳、東京外国語大学出版会 所収)
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ヤンヨンヒさんのスレッド読んでほしい… いやな思いをせずに済んだ年長の人たちの振る舞い方について、ここのところ色々思わされます。 twitter.com/yangyonghi/sta…
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特に『目の眩んだ者たちの国家』は、キム・エラン、キム・ヨンス、パク・ミンギュ、ファン・ジョンウン、ペ・ミョンフンなど、日本でも作品が紹介されている作家たちの、この事故に関するエッセイがまとめて読めます。すべて、こういうの渾身というんだろうなと思う文です。
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(続き) 金恵順『死の自叙伝』(吉川凪訳、クオン) チェ・ウニョン「ミカエラ」(『ショウコの微笑』所収。牧野美加・横本麻矢・小林由紀訳、吉川凪監修、クオン) ファン・ジョンウン「誰も行ったことがない」(『誰でもない』所収、拙訳、晶文社)
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明日4月16日はセウォル号沈没事故から8年めの日です。 日本語で読める、セウォル号に触れた文学作品を挙げておきます キム・エラン『外は夏』(古川綾子訳、亜紀書房) キム・エラン他『目の眩んだ者たちの国家』(矢島暁子訳、新泉社) ファン・ジョンウン『ディディの傘』(拙者訳、亜紀書房)
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中村きい子という名前聞いたことない方が多いと思いますが、『女と刀』(ちくま文庫)読んでみて下さい「うわああああ」と思うから。私1980年に読んで以来ずっと「うわああああ」思ってて、解説書かせてもらいました。あ、鶴見俊輔さんの元本解説も収録されててこの解説にも当時「うわあああ」と文字数 twitter.com/chikumashobo/s…
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ちくま文庫から中村きい子の小説『女と刀』、新刊です。こういうのを幻の名著とかいうんじゃないでしょうか。 『ブルースだってただの唄』(藤本和子)や『新編 おんなの戦後史』(もろさわようこ)、次はぜひこれとずっと思ってきました。解説書いてます。よろしくお願いします
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『搾取都市、ソウル』(イ・ヘミ、伊東順子訳、筑摩書房) 韓国の小説を読むのが好きな方たちにも全力でお勧めです。「チョッパン」と呼ばれる最底辺住居を所有しているのが富裕層一族だとわかっていく迫力。物語の奥行きがしっかり見えてきます。伊東順子さんの翻訳なので訳注まで含めてかんぺき。 twitter.com/ChikumaHenshub…
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「82年生まれ、キム・ジヨン」は5年間に海外で最も売れた韓国文学だそうです。表紙揃い踏み。いろんなジヨン (聯合ニュース) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/1ebc0…
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ポプラ社は『ポプラディア』 の記述を改める必要はない。 #ポプラ社は歴史修正主義に負けるな
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ほんとにその通りで、イ・ランさんのお母さんに起きたことはすさまじいんだけど、そこにとどめを刺しているのが朝鮮戦争です。男の子がいないと先祖の祭祀を行うことができないから。膨大な死者の他に離散家族1000万人といわれたこの戦争で、多くの家族に、一家ごとに違う傷が残ったと思う。 twitter.com/waremokouko1/s…
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「家父長制と男児選好思想に染まった大家族の家に生まれた母キム・ギョンヒョンの『狂女の人生』は、お母さんのせいではない。お母さんのせいではないが、お母さんが狂女になるしかなかったその残酷なくびきの中で、私もまた狂女に育った」