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映画「ぼくらのよあけ」に登場するSHⅢ衛星デザイン監修作業についての解説記事を書かせて頂きました。しきしまが衛星作画の際、どんな事考えて描いてるのかがまるっと丸わかりな内容になっています。web上で全部読めます。(続 sci-museum.jp/activities/pub…
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津波で壊滅した松島基地は発災翌日には被災して流されていたF-2Bを整然と格納庫前に整列させた(機材がないので人力で)。あの行動の裏には、偵察衛星で被災地を観測している各国に松島基地はいまだ稼働状態にある事をアピールする意味もあったのだとか
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東日本大震災で甚大は被害を受けた航空自衛隊松島基地。松島基地では以前からハザードマップで基地が水没する可能性を把握していた。なので「警報が出たら何か1つ(扉を閉めるとか)作業をしたら退避して良い」というコンセンサスがあった。そのお陰であの広大な基地で基地内死者を出さずに済んだ
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続)みんなグーグルマップは便利に使うけど、どの衛星が頑張った成果なのかは気にしないですもんね。民間企業があらゆる局面で精密な国土情報をいつでも利用できるように、衛星を使って情報を取得し分類し蓄積する。その目的の為に税金が使われロケットが打ちあげられ地球観測衛星が天を巡るのです
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12年前。だいち3号のおねーちゃんである初代「だいち」の活躍の記録。地球観測衛星というものが東日本大震災でどの様に働いたのかも、最近あたらしく宇宙に興味を持った方にも触れて頂きたいです。東日本大震災-JAXA地球観測の記録 – JAXA 第一宇宙技術部門 Earth-graphy earth.jaxa.jp/ja/earthview/2…
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(続)なのでロケット技術が安定するまでは国がその開発を行い、成熟させます。技術が安定したら、それを移転して民間企業が商売にします。それを繰り返して50年。ロケット技術の裾野が広がって、いまでは民間企業が独自にロケット開発に挑戦するところまで世の中は進んできたのです
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何故ロケット打上げを国が行うかについて。人工衛星は国民の生活に欠かすことが出来ません。ですが今現在、ロケットはどの国であっても30本打上げれば1本吹っ飛ぶのが当たりまえで、技術開発費は膨大で、ロケット打上げ業務は民間企業の商売として成立しない世界です。(続)
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そして金額について。人工衛星開発費が1機150億以上の世界において、JAXAの寄附金実績はぶっちぎりトップを走っていた「はやぶさ2」であっても数千万程度であり、それ以外のプロジェクトに至っては、1千万以下が普通です
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あとJAXAの報告書を見ていると良く言及されますが、webへのアクセス数や応援のメッセージはプロジェクトの成果としてしっかり記録され報告書として上に提出されます。なので個人が応援メッセージを出すことは、プロジェクトにとっても有益です
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JAXAへの寄付。これは送金するとH3開発費にそのまま積み上げられるのとは少し違います。寄附金は国から配分されたお金とはちょっと意味合いが違うので、使い道の自由度が少し高いのです。なので現場で凄く必要だけど、使うことが認められなかった部分にお金が回るのです。jaxa.jp/about/donation…
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新型ロケットなるもの、初号機とは言わず頭の6機ぐらいはみんな危ない
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あと、初号機に実用衛星を載せるなとする意見については、私はそれほど思ってません。ただ打ち上げ失敗リスクを考慮に入れた衛星整備計画を作れ、とは思います
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そしてこのツイートをキッカケに、あらたに「えっ出てたんだ」という反応が返ってくる地獄(発行後8年)。これが作家さんが自著の宣伝を繰り返す理由なのです twitter.com/shikishima/sta…