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さまざまな『成功者』に奢られてきたけど、うまく生きてるひとほど、「勝ち方」よりも、「負け方」を考えるんだよな。つまり『うまく負ける戦略』を考えられるひとは、勝ってもおいしいし、負けてもおいしい。むしろ、負けたほうがおいしいまである。うまく負けると、関係性が生まれる。関係性は資産だ
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こないだ元50人規模系アイドルが奢りにきたんだが、あのビジネスの「廃棄」のやり方めちゃエグいな。大した給料ないから貯金もないし、なのにムダに知名度はあるから有名税はごっそり取られるし、人によっては義務教育を破棄して活動してるから「社会性」がインストールされてない。社会復帰も難しい。
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これを聞いて、いや、ほんとうにこれ大事なんだよな、って思った。ひとにオススメされたものをちゃんと試して、ちゃんと報告するだけで、ひとは喜ぶし、なかよくなれる。なぜかって、みんなやらないから。オススメありますか?と聞くひとはいるけど、意外と皆やらない。ハマらなくてもアドなのにねえ。
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こないだ奢りにきた女の子が「私は自殺する日程を詳しく決めてからは、殆どのことを『どうせ●月●日に死ぬし』という思考で乗り切れるようになり、すぐに鬱が治った。」などと言っており、ああ、ネガティブが度を超すと反転世界に入るんだな、こういうバグ、ゲームで見たことある、などと思いました。
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こないだ奢りにきたサラリーマンが「会社でパワハラ被害に」「でも自分が猟銃所持者と公言してから上司が優しくなった」「今なんとなく生きづらいなと思ってる人はとりあえず狩猟免許を取るといい」「狩猟免許は最もコスパのいい資格」などと言っていて、アメリカ社会のつくりかた、という感じがした、
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こないだ奢りにきた女子高生が「お父さんが会社を辞めてブログを始めた」「ぜんぶ読んでみたけど涙が出るほどつまらない」「このままじゃ家計がダメになってしまう」「だから私はこれから良い大学を出て良い会社で真っ当に働くんだ」などと言っていて、子は親の背中を見て育つんだな、などとおもった、
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こないだ奢りにきた肉堕ちビーガンが「親が超ビーガンで、2世として育てられた」「中1で内緒で肉たべた」「生き物うますぎワロタ」「好物はシラウオ生シラス丼アユの塩焼き」「個体数と生物感に比例し旨さが増す」と言っており、罪なきを願われ育てられた結果全反転して罪を食って生きる妖怪になってた
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こないだ入国管理官が奢りにきたときに聞いたんだけど、あの仕事マジでずっとパスポート見てるだけっぽい。朝10時から出勤して翌朝10時まで24時間ずっと座りっぱなし。これが地獄すぎて腰が死んで退職したり精神病になって破滅したり心筋梗塞でリアルに死んだりする場合もあるとか。これで国家公務員。
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「FIREして幸せになった」という人が奢りにきたので、「いちばん変わったことは?」と聞いたら、「スマホを触らなくて良くなったこと」と言っていて、たしかに、お金がなく、人間関係に縛られてると、常にスマホを確認する労働にも縛られ、いつも人生をスマホに操作される。スマホは『貧者の義務』だな
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こないだ奢りにきた『結婚相談所』勤務マンに「結局、どういう条件の人が結婚に有利なの?」と聞いてみたら、「男は職業と年収」「女は年齢と顔」と即答されて、大量のデータを読ませた結果、「人類を滅亡させた方がいい」という残酷で正しすぎるアンサーを出したAIみたいになってて、とても良かった。
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5000人に奢られて分かったこと
・男性の悩みの8割はチンチンに由来
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「わたしは息子を捨てたんです。」とある大手フェミニスト系アカウントからDMが届いて、ディナーを奢られることになった。彼女は、いわゆる名家の生まれで、幼い頃から「女」として大切に育てられた。しかし、出産を機に事態が急変する。女らしさと、親の呪い。そして、へそに関する個人的な物語。
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こないだ奢りにきた元うつ病マンが「ぼくが鬱になったのはお金がないから」「お金がないことへの不安に押しつぶされてた」「だけど別に具体的に困ってることはないことに気づいた」「なので、いつも心に1億円を置いておくようにしたら鬱が治った」と言っていて、治し方のクセがつよすぎん?となった、
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こないだ奢りにきたバイトばっくれ辞めの達人ウーマンが「誠実に対応する対象は選ぶべき」「全員に、すべての物事に誠実に対応してたら死ぬ」「じぶんにとって重要な人、物事にだけ誠実に」「とにかく私の人生に口出ししてくるヤツは全員、死期早まれ」と言っていて、この人、長生きしそ〜とおもった、
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さっき奢りにきた天理教の信者が「奈良から奢りにきた」「プロ奢ラレヤーが信者の間で人気になっている」「天理教の教えは『人助けたら我が身助かる』だから」「プロ奢ラレヤーはその逆をやっている」「なのに上手くいっていて、俺ら一体なにやってんだろ、という気持ちになる」と言っていて、ウケた、
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そんな彼の話をきいて、ああ、「働かないと生きちゃいけない」と思ってるひとにとっては、仕事の成果こそが人格で、人格なんて、仕事の成果の投影でしかなかったんだな、って思ったんだよな。だから、生きちゃいけない、って言われないために、思わないために、みんな成果にカリカリしてるんだよねえ。
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そうなんだよね。ほんとうは、「仕事ができなくて死ぬ」なんてことはないんだ。けど、「あなたは仕事ができない、あなたは必要ない、あなたの仕事に価値はない」と言われ続けたら、ひとは死ぬんだ。とくに、「働かないと生きちゃいけない」と思ってるひとは。
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ちなみに、『顔面偏差値55くらいの男の顔面』をプロフにした場合も、ほとんど相手にされなかったらしい。弱者男性は実在するし、その範囲は想像よりも広い。
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5000人に奢られてきた感想だけど、つよいやつほど、『絶』と『凝』の練度がすごい。よわそうな雰囲気で、つよいやつを見抜く。
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こないだ奢りにきた精神科医が「鬱の人はとりあえず働いたほうがいい」「自分に合った働き方を見つければ鬱でも働ける」「どれだけ薬を処方しても結局その場しのぎ」「ぼくも昔は鬱だった」「最もメンタルに効いた薬はお金、現金、マネーですよ、ハハ」と言っていて、お金ってキマるんだなあ、などと、
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彼はさいごに、「僕はもう人格を乗っ取られなくなったから、自殺もしないし、殴らないッスよ~笑」と穏やかに言ってて、こわっ、となった。辛い労働者の人格って、ほんとに労働に乗っ取られてたんだな。あなたの周りの怒りっぽい人も、じつは労働に人格を乗っ取られてるだけかも?っていうはなしでした
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こないだ奢りにきた中国国籍マンが「中国は生きづらいから若者が海外に出たがる」「日本の若者は海外に出ないからダメ、みたいなこと言ってるヤツ全員頭おかしい」「海外志向が低ければ低いだけ自国が豊かな証拠」「中国で競争に負けたらリアル野垂れ死」などと言っていて、お寿司おいしいな、などと、
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ひとはバカにされても死なないけどね。バカにされてるひとのことを、普段バカにしてるひとは、死んじゃうよ。バカにされたら、自分にもバカにされて、自分にバカにされるってことは、世界に否定されるってことで、世界に否定されたらこころが死んで、そして、ほんとうに死んじゃうんだよ。
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こないだ奢りにきた経営者が「無能なやつが大した能力もないくせに『やりがい搾取』とか甘えたことばっか言ってるから、やりがいすらもない低時給のクソ仕事しか回ってこないんじゃねえのか?」と言ってたので、あんまり真実を列挙しすぎると、怒られるんですよ、と教えておいた。初耳だったようです。
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こないだ奢りにきたプロレスラーが「プロレスの一番の魅力はリング上でなら先輩後輩が関係ないから先輩を思いっきり殴り倒したりフォークを刺したりできること」「ムカつく先輩や上司に合法でフォークを刺せる職場はプロレスのリングだけ」などと言っていて、すごいセンスのある求人広告だな、などと、