501
と、いうのも。ぼく自身、今回の移植に直接関わっていないので、リマスター版をプレイするのはみなさんと同じく、初めて。
サッソク冒頭をちょっとだけ遊んでみました。
…私は、ひとあし先に死んでいた。
まで。…や、“ちょっとだけ”すぎるかしらん。。
502
“ウリ文句”どおり『高解像度のグラフィック』『クリアにリアレンジされたサウンド』が、迫力の大画面で(←コレは環境によるか)…ミョーに“なめらか”なキャラクターの動きも改めて印象的で、イヤ新鮮なゴースト体験。
今回が“初プレイ”のみなさんの感想も、ゼヒ聞いてみたいところです。
503
当時。まさか10年以上たって“鮮明以上”に蘇る運命とも知らず、小さな画面にタマシイをこめて作っていたのがナツカシイ。。映像も音楽も、分かりやすく解像度が上がってスゴいですね。
一方で…“分かりにくい”トコロで、個人的に作りこんでいた部分があって…それが、“演出”。
504
『逆転』もそうですが、キャラクターのアクションはもちろん、音楽や効果音、テキストのタイミングや表示方法、画面効果とのシンクロなどなど…演出はフレーム単位で細かく調整しており、今回あらかじめ、その“完全再現”をお願いしていたのですが……
どうも、難しかったようで。。
505
きっと、意識しないと気づかない“演出の細部”――
オリジナルのDS版と今回のリマスター版、冒頭1分弱のデモシーンに潜む“違い”の数々…そこに、ぼくがなにをウツクシイと考え、意図して、どういう調整をしているかが、ジミに…でもハッキリとあらわれているような気がしてみたり。
506
そんなワケで。
ゲーム開始10秒で“あれ?”となって『…ひとあし先に死んでいた』でいったん休憩中、という近況のボクですが…もちろんゲームプレイにはマッタク影響なく(並べてみても気づかないヒトもいるかも)
なんというか。脳髄に刻みこまれた感覚は、何年たっても消えないようで。
507
…と。そんな個人的な“コダワリ”はともかく。
2023年の、まさに今。《ゴーストトリック》を、こうして改めてみなさんに遊んでもらえるのが、本当にワクワクします。
海外では、ついにアジアのみなさんにも紹介されることになって…あの世界と物語を楽しんでもらえるコトを祈るばかり。
508