なんか想像上のハリーポッター、もっと平和なファンタジー学園生活想像してたんだけどもしかしてだいぶ違うのか……??
テスカトリポカ/佐藤究 読了 メキシコカルテルの麻薬密売人(最悪の外道)と元心臓外科医の日本人(最悪のゲス)が出会って最低最悪のビジネスを展開していく。登場人物の9割はカス。「こいつは話せるかな?」と思った次の頁で素早くコカインをスニィッフィングするようなのばかり出てくる。
ジロウ、他のメンバーから煙たがられたまま終盤まで来たので復帰も自分でやる
普通だったら新生ジロウが他メンバーを颯爽と助ける役になるんだけど、ジロウは徹底して他メンバーとお話の関わりがなく進んでいくので色々解決した後の最後のバトルにだけ参加するの、凄いバランスだ
他時間枠の番組リバイスを「良い最終回だった」と勝手にダシにし、後輩戦隊は勝手に敵モチーフにするドンブラ、暴虐の化身
こ、この人自分がラスボスで出ると知っておきながら「敏樹にふりまわされっぱなし♥️」とか言うてたんか……(面の皮ァ!)
ホグワーツレガシー始めたし並行して原作も読んどくか〜と思ったらのっけから迫力のある児童虐待描写が始まって戦慄してる 全世界で1億2000万部を売り上げた世界最強の児童書の姿か…?これが…。
冒頭の魔法使い同士が「汚ねえマグルッパリ(非魔法使いのクズ、普通人野郎)の元に置いてくなんて心配だぜ」みたいな会話をナチュラルにやっとるのもすごい そこまで言っておきながら養育費も残さず放置すんな
ダーズリー夫妻、実の子じゃないからって虐待なんて許せねぇぜ…って思いたいけど魔法使いどもが養育費も何の補填もせずに放置した赤ん坊を一応育て上げたのは凄い気もするし複雑な気持ちだ… (「幸運を祈るよハリー」「ハリー・ポッターに乾杯」じゃねぇんだよな)
「清州城は紫禁城みたいにしましょう」「本證寺は戦国版ミッドガルで」みたいな会議、死ぬほど楽しいだろうな
雉野が「自分の人生」を生きようとしてるの泣いちゃうな…
ゼンカイVSドンブラ、視聴者の脳への負荷の限界を試されている
実はリュウソウも中盤からめちゃくちゃ良くて、その前のルパパトも死ぬほど良かったので近年のスーパー戦隊はとにかく良い
「バナナの皮で滑って転倒」をこんなシリアスに出力することあんの(すごすぎる)
ごっこ遊びの時と台詞が同じなのがグッと来る
元々「戦なんてお上が勝手にやってること」理論だった空誓だから狂奔が落ち着いて賢者モードになるとあれほど嫌ってた戦に駆り立て、仲間を死なせた罪悪感が一気にやってきたんだろうな
「オレに喰われるか悪夢の中で生きるかどっちがいい?」とかいう最悪の2択を提示してくる間違いなく邪悪な怪異
これで笑いが取れると判断した時点で間違いだけどその上でネタの実行にすら失敗するな
初期設定モルガナ、本当にこのデザインでGOが出なくて良かった。こいつが近寄ってきたら撃ち殺してしまうかもしれん
「満塁でオータニが出てくる」というシチュエーションが日に2度あるの、嫌がらせのレベル
ナガノ先生、少なくともレギュラーに関してはハッピーエンドで終わらせるのを徹底してるにも関わらず、エピソード完結まで緊張感が途切れない作劇してるの結構な技術だよな……(この作者だったらマジで"やる"んじゃないのか…?という不安を抱かせるし、読者の感情コントロールが巧すぎる)
総長、察しがいいしオラついてると見せかけてずっと落ち着いてるし話も通じるので作劇的にありがたすぎる
「1国の王がすることか!?」とギラにも敵にも言わせてるので正常な判断であれば「あれはない」という作品上の理性を残しつつ、「ンコソパは巨大化したヤンキー集団なので全員了承済み」として納得させてくるの巧いな~
K2が死ぬほど流行っとるこのタイミングで医療国家が登場したらTLがどうなるのかは火を見るよりも明らかである
「ホームランを打った打球がそのまま自分が広告になってる看板にブチ当たる」 スーパー系スポーツ漫画でもそうそう見ない光景(仮にやろうとしても編集に止められそう)