初代でゾフィーが「地球の平和は地球人が自分たちで勝ち取ることに意味があるのだ」と語る通り、地球に肩入れするのは中立の光の国からすれば異常で、じゃあなぜウルトラマンがそこまでするのかというと「人間が大好きになったから」。そんなウルトラマンに返せる言葉は「ありがとう」以外にないんだな
そっか、ちいかわを齧って「なんも味しない」と評したモモンガは同族になったことで「うまみ」を感じなくなったんだな 一方でかキメラは捕食者になったのでかつての同族も美味しく食べることができるようになったと。小さくてかわいいやつの世界観でやる話か?
地球寮のみんなが1話かけてスレッタのメンタルケアをやって、同じくメンタルケアを受けて戻ってきたマルタンを通してエアリアルのことを理解できたというの、すごい構成が綺麗なんだけど、その過程でマルタンサイドが「ふとももが太い女に脳を調教されたことでメンタルケアできた」が出てくるの、バグ
あれだけ多くのキャラがいれば何人かは「こいつのドラマは中途半端に終わったな~」ってキャラが出てくるもんなんだけど、水星の魔女は掛け値なしに「全キャラへの目配せ」を最後までやり切ってるのが凄いよ。普通ならベルメリアさんは情けないままで終わるし、フェルシーちゃんは置物で終わるもの
コロナ禍真っ只中の時にこれを描いてみせたの、本当に素晴らしいなK2
「幸の薄そうな色白痩身のおじさんは実装しても大してマネーに繋がらないからNPCでいいだろ」という判断は間違ってるぞFGOくん
仙水の語るRPG論、当時のゲームを基準に考えても「そんなバランスのゲームはオメーがクソゲーをやってるだけだよ」と言いたくなる
ゼオン&デュフォーの戦闘初お披露目、明らかにガッシュと何らかの関係があるゼオンではなく「この正体不明のデュフォーとかいう男がとにかくやばい」という話をずっとしている(しかもどうやらゼオンの方がストッパーらしいところも含めて味がありすぎるコンビ)
闇ジロウの方を危険人格扱いしようとしても、「みなさんを処刑しようと思って」とか言ってたのは光ジロウの方なんだからな
ナガノ先生、少なくともレギュラーに関してはハッピーエンドで終わらせるのを徹底してるにも関わらず、エピソード完結まで緊張感が途切れない作劇してるの結構な技術だよな……(この作者だったらマジで"やる"んじゃないのか…?という不安を抱かせるし、読者の感情コントロールが巧すぎる)
バギーはシャンクスにロジャーの後を継ぐ王になってほしかったが、肝心のシャンクスにその気がなくて感情の行き場を失っていたのが、20年経ってようやく自分が海賊王になるという夢を改めて見出したと、重くね??
しずかちゃんパパにしずかちゃんと同い年くらいの娘がいる、っていうのはつまりそういうことだよなぁ…(この作品に出てくる大人、タンカス野郎しかいない)
スレッタちゃん、相手をナチュラルに舐め腐る悪癖がある一方で強いと認めた奴は素直に称賛する性格なんだけど、これ低姿勢が煙幕になってるだけで高慢俺様キャラに付与されがちな属性だよな…w
露伴、取材のためには動くことを厭わないけど、別に漫画家なのでそれぞれの事情には立ち入らないし、別に怪異を祓う立場でもなんでもないので「怪異の中心は屋敷の中」まで突き止めておきながら、当座の驚異を退けたらさっさと退散して屋敷の中に入らないので「屋敷ホラー」にならないの凄いバランス
ナガノ先生、草むしり検定に落ち続けるちいかわを描いたり、怪鳥に攫われるパジャマパーティーズと一人だけ取り残されるやつを描いたり、ループの中に取り残されるちいかわを描いたり、「努力が報われない」ことに対してあまりに強すぎる"癖"を持っている
これほどギミック詰め込んだ主役機体に匹敵する強さのシュバルゼッテ相手に初期機体ディランザで最後まで粘り倒してしかも生き残ったグエルくん、怪物
ぼくが会社のえらい人だったとして、「ダイ大アニメもう一度やりましょう!最終回までカットなしで」とかいう企画出して来た人がいたら狂人扱いして却下してたと思うので、企画を通してくれた人の判断力に敬意を評すぜ
泉編集、でしゃばり系足引っ張りヒロインの系譜であるにも関わらず、「まっとうな社会人である(=露伴がダメな外部コミュニケーションを代わりに取れる)」「露伴に怯まない」の2点で露伴のバディとして完全にキャラが立ったの凄いよね…。
戦犯ちゃん、心が折れて二度と戦えなくルートか、友好型だろうと怪異は全殺しするアヴェンジャールートかのほぼ二択ですね(※ちいさくてかわいいやつの漫画)
樋口監督、シン・ウルトラマンを「いかに食べやすく」作ってくれたかに今更ながら思い至ってソンケイするしかない(見てくれよこのシン・仮面ライダー、食べた人がみんな胃もたれしとるよ)
「バナナの皮で滑って転倒」をこんなシリアスに出力することあんの(すごすぎる)
本物千両道化、こいつがゲタゲタ笑いながら全身の肉体バラバラにして飛ばしてきたり命乞いする部下を容赦なくハデに死刑にしたりするシーン見たら怖くて泣いてしまうかもしれん
危険を顧みず人命救助に向かう一方で「死んでいいやつ」は容赦なく消すソノイのスタンスに加え、雉野さんの「大事な人を傷つけた奴はこの世にいちゃいけない」という考えも合わさって「ヒーローとは何か」を考える話になってる……ドンブラザーズなのに真面目だ……
ZAT、強いので特に「ウルトラマンがいたら我々はいらないのでは…」と自己の存在意義に悩まない(マジで強い)
ワンピース初代映画、「自分が本当に欲しかったのは宝ではなくそれを手に入れるまでの冒険であった」ことに気づく海賊が出てくるので、当時よく言われてた「ワンピースの正体はそういうそれまでの冒険が宝とかいうアレなんじゃ……」というのを早々に潰す役割を果たしていた