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友人宅で宅飲みをした。次々と手料理が運ばれ、就寝時はふかふかの布団を用意される。翌朝は朝食まで用意され、「ねぇ、私のお嫁さんになってよ」と冗談で言うと、友人は「え、いや、でも女同士だし…」と顔を真っ赤にした。その姿に思わずキュンとして、「…今日、デートしよ?」と冗談抜きで誘う百合
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クズ男に騙され、咄嗟に包丁を向けると暴れた男の急所に刺さってしまい、男が瀕死になる。隣の部屋に住んでいる親友が物音に気付きやって来たので、「どうしよ、ねぇ…」と助けを求めると、親友は男の様子を見た後、再び包丁で一刺しした。「とりあえず片付けるか~」と血塗れの親友がのんきに笑う百合
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暇なので、いつも一緒の親友に「好きな人いる?」と話題を振ると、「いない。てか、昔から“好き”って感情分かんないんだよね」と言われた。「あ~…一緒にいるとドキドキしたり、手繋ぎたいとか思ったりする感じ?」と教えると、急に親友の顔が赤くなり、「…それならアンタなんだけど」と言われる百合
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初めて寝坊した。“朝方まで友人だった人”と電話で言い争いをしたのが原因だ。眠気を堪えて学校に向かうと、その張本人が待っていて、「納得いかないんだけど」と話を蒸し返す。そんな彼女に私は溜息を吐いてこう言った。「…いや、私の方が絶対好きだから」。私と“朝方まで友人だった彼女”との惚気百合
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女子会にて、悪ノリの王様ゲームで親友にキスをする事になった。「それは…」と断るも、友人達には「早くやれ~w」と煽られ、親友も「ビビってんの?w」と挑発してくるので、諦めて唇にキスすると、何故か全員が静まり返った。親友に「ほ、ほっぺじゃないんだ…」と言われ、一瞬で顔が赤く染まる百合
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泥酔した翌日、自宅で裸の美少女と寝ていた。話を聞くと私にナンパされ…らしい。謝ると、「家出中で…暫く泊めて下さい」と言われたが流石に断ると、つけっぱなしのTVから『JKアイドル失踪。誘拐の可能性も』とニュースが流れる。「…泊めてくれますよね、誘拐犯さん?」と脅され、顔面蒼白になる百合
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幼馴染と毎週恒例のお泊り会。抱き合って寝てる時、意を決して「…私と付き合って」と告白すると、数秒固まった後、「…ごめん」と断られた。「…だよね」と幼馴染から離れると、幼馴染が「じゃなくて、」と前置きし、「…私達って付き合ってなかったの?」と眉をひそめる。泣きながら再び抱き着く百合
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繁華街で、強引にナンパされてるお姉さんを「自分のツレになんか用?」と助けてあげると、「イケメンのお兄さんありがと♡お礼してあげよっか♡」とホテルの方へ引っ張られた。慌てて「自分“女”です!」と言うと、お姉さんはピタっと止まった後、「…大丈夫!イケるイケる!」と、再び引っ張られる百合
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留学生の女に懐かれた。英語が全く分からないので「イエス」しか言ってないのに、やたら絡んでくるし、挨拶代わりのキスを唇に毎日される。ある日、クラスメイトに「2人って付き合ってるの…?」と聞かれたので、「そんなワケ…」と言おうとすると、留学生が元気に「YES!!」と返答して、困惑する百合
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仲良し3人組。最近、私以外の2人が内緒話をしてたり、妙に距離が近い。私でも想像がつくので「私は2人を受け入れるよ?」とカマをかけると、2人は観念して口を開く。「知っての通り、私達はあんたのこと好きで…」「私達2人と付き合ってくれない?」と想像を遥かに超えた事を言われ、フリーズする百合
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寒空の帰り道、「春から東京か~」と一足早く大学が決まった先輩が呟いた。その独り言に「…楽しみですね!」と言うと、先輩は少し考えて「そうでもないかなぁ」と漏らす。そして、「…眼鏡ちゃんと帰れなくなるの、結構寂しい」と言ってきた。思わぬ返答に、繋いでる手にギュッと力を込めて応える百合
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コミケ終わり、同性の成人向け作家さんに誘われて打ち上げをした。酒も進み、「エロ漫画描いてる→エロ女→簡単にヤれるって思ってる奴いますよね!?そんな軽くねェ!!」と愚痴ると、優しく「うんうん~」と頷きながら酒を注がれ、本日何回目かのイッキをする。その後、まんまとお持ち帰りされた百合
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隣で予定帳を開いてた友人から「来週の土曜日、鍋やるけど…来る?」と誘われる。「行きたいけど、その日はイブだよ?いいの?」と聞くと、「そうなの?そういうの興味ないから」と言われた。「じゃあ行く!」と返事をして、手帳に『イブ誘う』と赤文字で書いてあったのは見てないふりをしてあげる百合
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友人と宅飲み中、「女と付き合える?」と聞かれ、「ドキドキしないし無理」と答えた。「ドキドキしたら付き合えるんだ?」と言われ、「しないけどね」と返すと、急に押し倒される。胸を触られ、思わずギュッと目を瞑ると「…ドキドキしてんじゃんw」と友人に笑われた。酔っ払いに赤面して説教する百合
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最近、幼馴染がうざい。「今日もイケメンからデートに誘われてさ~」と聞いてもない自慢を頻繁にしてくる。ある日、我慢の限界が来て、「うざいんだけど…どういうつもり?」とキレると、幼馴染の目から涙が零れた。困惑していると、「嫉妬してほしくてぇ…」と号泣し始め、思わず動揺して赤面する百合
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親友と校庭を眺めてると後輩達が手を振ってきた。親友が振り返すと黄色い歓声があがる。「モテ女」と茶化すと「女子校でモテても…」と言うので、「性別とか関係ないよ」と面白い事になりそうなので唆してみた。「本当?」と言われ頷くと、「…じゃあ、私と付き合ってよ」とまさかの私が告白される百合
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私が片思いしてる美少女が「好きな人いる?」とギャルに聞くと、「■■ぴ!」と私の名前を挙げた。更に美少女が「え、ライバルだ…」と言い始め、急なモテ期に困惑してると、美少女が私の耳元で「…私のギャルさんに手出したらぶッ○す」と囁く。美少女のライバルは私で、見事に三角関係を形成した百合
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私を嫌ってる後輩との出張。近隣のホテルは満室で、Wベッドの一部屋しか空きが無い。後輩が「無理無理最悪…」と繰り返すので、「そ、そんなに私のこと嫌い?」と聞くと、ギッと私を睨みつけ、「は?嫌いな訳ないでしょ、大好きだから困ってるんですよ、マジ鈍感だな…」と悪態をつかれ、困惑する百合
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初めて家に招かれると、お母様に「泊まってき!友達やろ!?」と誘われ、「風呂2人で入りや!女同士やろ!?」とグイグイ進められる。お風呂を出て部屋へ戻ると、一組しか敷かれてない布団の前で「2人で寝ぇや!…ほんまは恋人なんやろ?」とウィンクする彼女の母に、ブチぎれる彼女と赤面する私の百合
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サークルの忘年会。「オマエ彼氏とクリスマス過ごすのか~?w」と酔った男友達に捕まった。「彼氏いないけど」と答えると、「俺が付き合ってやろうか?w」と抜かしてきたので、「私レズだからマジで無理」と嘘をつくと、隣に座っていた親友が「…え、うそ?ほんと?」と縋るような目で迫って来た百合
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風の噂で大学時代の友人が結婚すると聞いた。卒業式の日に「5年後までに彼氏出来なかったら結婚しよ!」と言われたのを思い出す。あんな“冗談”をまだ覚えてるとは我ながら未練がましい女だなと涙を拭うと、その本人から電話がきた。『久しぶり!式場どこにする?』。あの“約束”からちょうど5年後の百合
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クリスマスの前々日。焦って合コンに参加するも大惨敗。居酒屋の前で途方に暮れると、同じく途方に暮れる女がいた。話を聞くと自分と同じ状況だったので、酔った勢いで「クリスマス限定で私達付き合わない!?」と提案する。クリスマス当日、そんな“昔”の馴れ初めを語り合う、幸せそうな恋人2人の百合
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友達の妹にやたら好かれている。道端で会えば家に連れてかれ、隙あらば家に泊まってと駄々をこねる。「私の事そんなに好き?」と笑顔で聞くと、「え、べつに?」とまさかの返答が。「え、じゃあなんで…?」と動揺すると、「家に連れて来たりしたらお姉ちゃんがおかねくれるの」と言われ大混乱する百合
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昼休み、後輩に「毎日カップ麺は身体壊しますよ?」と言われた。「じゃあ私の分も作ってきてよ~」と冗談で言った翌日、本当に作ってきてくれたが、蓋を開けると明らかに彼氏に作ったハートだらけのお弁当。「渡す相手間違ってるよw」と笑うと、後輩が「あ、いや、合ってます…」と俯いて赤面する百合
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“友達以上恋人未満”の友人からドライブに誘われた。助手席から「2人で出掛けるのいつぶり?」と話題を振ると、「あのさ」と遮られ、「わ、私ら、そろそろ付き合った方がよくない?」と言われる。耳を真っ赤にしながら前方を見て運転する友人に「…夜ごはん奢ってくれたらいいよ」と照れ隠しで返す百合