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夏休み最終日、友人の助けで宿題の終わりが見え、「私が男だったら告白してるわ…」と抱き着くと、「女でも良くない?」とサラっと言われた。「…え?」と焦ると、「私は恋人が同性でも気にしないけど?」と言われる。続けて、「明日、返事ちょうだいね」と悪戯っぽく笑われ、宿題がまた一つ増えた百合
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百合界隈で常にフォロワー数やRT数でいがみ合う作家2人。ある日、出版社から書籍化を打診され、すぐに『書籍化決定wごめんねw』とDMすると、『私もです。貴女より発行部数多いと思います』と返信がきて火花を散らす。まさか原作・作画で“色々”と協力する事になるとは、この時はまだ知る由もない百合
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同人女と神絵師。締切が迫り、「新刊落とします」とSNSで呟くと、相互の神絵師が「データ送って、手伝う」と助けてくれた。即売会の日、謝礼を持って神絵師に会いに行くと、まさかの女子高生。しかも謝礼が足りないと言われパニックに。さらに「お金ないなら身体で払って下さい」と迫られ卒倒する百合
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洗ったアダルトグッズを浴室に忘れる。慌てて向かうと、意地悪な姉に丁度見つかっていた。「これ、アンタの?」とニヤニヤしながら言われたので、咄嗟に「は?お姉ちゃんのでしょ、キモ…」と擦りつけようとすると、「お母さ~ん!」と大声を出され、「ごめんなさいごめんなさい!」と足に縋りつく百合
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飲み会から泥酔して帰宅すると、同棲中の彼女が迎えてくれた。抱き着くと、「ま、待って…」と抵抗するので、無理矢理キスしながらパジャマの中に手を入れると、いつもより胸が大きい気がする。そういえば彼女が『今日、お姉ちゃん泊まりに来るから』って言ってたなぁと最悪のタイミングで思い出す百合
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友人達と恋愛話になり、友人が幼馴染に「てか、浮いた話一つもなくない?」と話を振った。平静を装い、耳を傾けると「…誰か分からないんだけど、小さい頃に告白してきた子が忘れられなくて」と話す。乙女か!と笑う皆を他所に、(それ、私じゃん!)と幼馴染の顔を見ると、赤面した彼女と目が合う百合
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陽キャと淫キャの百合漫画③
#創作百合
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仲良しの2人と宅飲みをした。記憶をなくすまで飲んだ翌朝、床から起き上がると、ベッドに2人が裸で寝ている。「…私のベッドで何やってんのよ」と叩き起こすと、顔を見合わせる2人。「普通、他人の家でヤるかね…」と溜息をつくと、「いや…私達、ヤられたんだけど…」と言われて意識が飛びかける百合
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優しい姉に何でも譲ってもらってきたワガママな妹。ある日、姉が可愛い友人を家に連れて来たので挨拶をすると「すごい可愛い~!」と褒められた。気を良くして、「お姉ちゃん、わたしこの人と遊ぶから」と言うと、「私のだから、駄目だよ?」と冷たく言われ、人生で初めて姉に譲ってもらえなかった百合
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幼馴染を遊びに誘う事に成功した男の子。すると母親に「…アンタ、○○ちゃん好きなの?」と聞かれたので無視すると「あの子はやめた方がいいわよぉ」と言う。さらに妹が来て「お兄、○○ちゃん好きなの?」と聞いてきたので「うっせぇ」とキレると、「○○ちゃん、私と付き合ってるよ」と言われる百合
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読書中、クラスのギャルに「ねぇ、レズって噂マジ?w」と言われた地味子。無視するが「やっぱ女なら誰でもいいの?w」と聞かれる。イラっとして「私にも選ぶ権利ありますから」と返すと、「アタシは?」と言われたので睨んでやろうと顔を上げたら、ギャルが祈るような視線でこっちを見つめていた百合
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下校中、雨に降られる。近くの軒下に逃げ込むと、クラスメイトの優等生もやってきた。「傘忘れた仲間?」と笑うと、「で、です…」と顔を赤くする。すぐ後、優等生と仲の良い子が来て、「傘は?」と優等生に聞くと、「わ、忘れた…」と答えた。「え?折り畳み傘、鞄に入れてたじゃん」とバラされる百合
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久々に帰郷したらしい幼馴染が花火を持ってきた。ぎこちない会話の中、庭先で花火に火を点けるが煙だけが舞い上がる。「これ、いつの花火よ」と笑うと、「5年前、私のせいで途中で辞めた花火」と一言。思わず顔を見ると、「あの時の返事、今してもいいかな?」と泣いている。湿気った花火が咲いた百合
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幼馴染の男と、親友の3人で下校中、親友が突然「…2人って付き合ってるの?」と真っ赤な顔で聞いてきた。意図に気付いた幼馴染が「ないない…」と照れながら答え、初々しいねぇ…と、お邪魔虫は退散しようとすると、親友が慌てて「す、好き、なんだけど!」と幼馴染ではなく、自分に告白してきた百合
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コミケに参加すると、1軍女子の同級生が際どいコスプレをしていた。目が合うなり慌てて、「誰にも言わないで、何でもするから…」と言われたので、オタクノリで「え?今、何でもするって…?」と冗談で返すと、目を逸らしながら赤面して「は、初めてだけど頑張るから…」と言われ、新しい扉が開く百合
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「女の子が好きって言ったら引く?」と想いを寄せる友人に突然聞かれ、咄嗟に首を横に振る。可能性ある…?と期待すると「実は好きな子がいて…」と告げられ、速攻でドン底へ。「…引いた?」と不安げに聞かれたので「いや…」と声を絞り出すと「…貴女が好きって言ったら流石に引く?」と聞かれる百合
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昼休み、校内1の美少女が「お手紙嬉しかったです。実は、私も前から好きでした!」と言ってきた。急展開に盛り上がる教室と、息を飲む私。泣きながら抱き着いてくる彼女を抱きしめながら、昨日、好きな男子の下駄箱に手紙を入れた際、上履きが女子サイズだった事を思い出し、滝の如く冷や汗を流す百合
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同窓会で、しゃっくりが止まらなくなった。あまりにも止まらず、同窓会に呼んでいた当時のマドンナ的養護教諭に助けを求めると、耳元で「君さぁ、私の事すきだったでしょ」と囁かれた。一瞬で止まるしゃっくり。「やっぱり」と笑う先生に、「今でも好きです」と伝えた瞬間、先生にしゃっくりが移る百合
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お盆休みに地元へ帰省し、やる事もないので、些細な事で別れた元カノとの思い出の海岸に行くとバッタリ本人に会った。開口一番、「私に会いたくてここ来たでしょ」と笑われ、思わず顔が熱くなる。「そ、そっちこそなんでいるのさ」と言い返すと、言葉に詰まった元カノの顔も、みるみる内に赤くなる百合
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会社の後輩にせがまれたので一緒にバーで飲んでいると、お酒で顔を赤くした後輩がベタベタしてきた。呆れて「あのね、顔真っ赤にしてベタベタされたら、女の私でも勘違いするからやめなさい」と注意すると、「か、勘違いじゃないと思います、けど…」と手をキュッと握られ、こっちまで顔が赤くなる百合
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勇気を出して同性の友人に告白すると、「付き合ってもいいけど、キス以上は無理よ」と言われた。少し悲しかったが、絶対に彼女を怖がらせないと決意して2年後。お泊りにて、いつも通り別々の布団で寝ていると、「ア、アンタねぇ、いい加減に襲ってきなさいよ…」とキレ気味の彼女から逆に襲われる百合
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コンビニで煙草を買おうとすると、最近仲良くなったバイトの女子高生に「煙草やめた方がいいよ」と言われた。「え~、心配?お姉さんのこと好きなの?」とからかうと、「私、煙草吸う人とは付き合えないから、辞めて」と真顔で言ってくる。「や、やっぱ煙草無しで…」と赤面しながら禁煙を決意する百合
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蝉の声が煩い、雨上がりの午後。脱いだ服を着るセフレに「…パンケーキ食べにいかない?」と勇気を出して誘うと、「甘いの好きじゃない癖に」と笑われた。「よく知ってたね」と驚くと、「好きな人の苦手なものくらい、知ってるよ」と彼女が微笑む。呼吸の仕方を忘れた私を彼女と蝉が笑う、夏の日の百合
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幼馴染に花火大会で告白しようとしたが、雨で中止に。(告白するなって事ね)といじけていると、幼馴染が「花火やろうよ」と線香花火を持ってきた。雨の中、軒下で肩を並べる線香花火。この線香花火が落ちたら告白しよう。決心する。2人同時に落ちた線香花火。「「あのさ」」と声が重なる、夏の夜の百合
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居酒屋で、彼氏に浮気されてる話を友人に相談していた。私の些細な変化に気づき、愚痴も親身になり聞いてくれる友人に、思わず「あんたが男だったらなぁ」と漏らすと、友人の目からポツリと涙が零れる。「ちょ、ちょっとお手洗い行ってくる…」と逃げるように去る友人に、やけに心臓の音が煩くなる百合