これは自動車メーカーだけの話じゃなくて、現場に直接関わらない人々が社会全体に対して無理解になって行ってるんじゃないのかな? 食料や製品が画面をクリックすれば沸いて来ると思ってる人が多すぎない? それが「どうやって何から作られている」か、無関心だから社会の実像を見失っているのでは?
僕は常々、「エンジンがモーターに変わったからといって、後発メーカーが簡単に自動車を作れるわけではない」と言ってたんだけど、例えば車体だけを見てもこれだけのプレス加工品を合体させて構成しなければいけない。 しかも車体強度は性能と安全性に直結する重要な要素。
そして「どうボディを作るべきか」を追求した結果、イーロンは多数の部品で車体を構成する事自体に問題の根源がある事に気づいた。 だから彼は車体を前部、中央フロア、後部に分け、前部と後部については一体整形で一塊の部品にしてしまった。
「戦闘機は時代遅れ!これからは無人機の時代!」って言う人って、各国が必死にアメリカのステルス戦闘機開発に追いつこうと必死なのを知らないんだよね。 知らないから第五戦闘機の能力も知らないのに簡単に否定する。
ウクライナ軍の前線を突破してキエフを占領するのに40個大隊戦術群が必要とされているのに対し、現在ウクライナ国境に集結しているロシア軍は100個大隊戦術群に匹敵すると言われ、その圧倒的な空軍力の差を考慮すると、ウクライナが長期に渡って前線を支える事は極めて難しい。
私が危惧しているのは、スペースX によって打ち上げコストが激減した結果、財務省が「国産ロケット技術の維持なんて予算のムダでは?」と言い出しかねない事。 そして実際に国産ロケットで打ち上げるよりもスペースXで衛星を打ち上げる方がはるかに安い時代が目前に来ている。
前澤さんがISSへの宇宙旅行に100億円相当を払ったという事は、日本国産の宇宙船があってISSの日本モジュール内に滞在して貰えばJAXAは前澤さんから100億円貰えたって事じゃないの? そしたらどれだけJAXAが助かった事か。 「金持ちの道楽」どころか、宇宙開発にどれほど役に立つだろう。
そう言えば最近、「アニメのロボット兵器はなぜ歩兵携行火器を拡大した武器を装備してるのか」という話題をみたけど、現実のロボット兵器は歩兵携行火器をそのままターレット搭載してるんだよな。
あまり話題になる事がないけど、人口減社会で真っ先に問題になっていくのが除雪だと思う。 人口100人の集落への道は除雪する予算があっても、人口10人の集落への道は除雪する予算がなくなって行く。 実際、昔は小集落は冬は雪に閉ざされるのが当たり前だった。 しかし現代ではそうはいかない。
心のどこかで「ロシアは外交的譲歩を引き出すためにウクライナ付近に軍を集めているだけではないか?」という希望的観測を捨てきれないのだが、こうして折り畳み式浮き橋や水陸両用車などの架橋部隊が展開しているので脅しでないと判断せざるを得ない。 twitter.com/ralee85/status…
ここ数日、「もしここまで来てロシアが侵攻しなかった場合、ロシアの目的は何だろうか?」を考えていた。 結果、もしロシアが侵攻しなくてもアメリカの威信を傷つけられる事に気がついた。 アメリカの発表と違う現実が発生する事で、「アメリカはありもしない危機を煽った」と思わせる事ができる。
もうすぐ開戦だけど、兵力の配置からロシア軍の作戦自体はもうわかってる。 ベラルーシとキエフ北方の部隊はそれぞれドニエプル側の東岸と西岸から首都キエフを目指す。 ハリコフ前面の部隊はハリコフを始め北東部を制圧。 ドネツクの部隊は南東部を制圧。 もしかしたらオデッサへの上陸もあるかも。
ウクライナ戦争1日目まとめ ・ウクライナ全土に巡航ミサイル、弾道ミサイルによる攻撃 ・ドネツク、ルガンスク方面からロシア軍、および東部独立派軍が進撃 ・クリミア半島からロシア軍進撃、ドニエプル川を渡れる水力発電所を占拠 ・首都キエフ近郊のアントノフ空港、ヘリ強襲にて制圧される。
ウクライナ情勢がよくわからない方へ。 日本に置き換えると上野動物園までロシア軍に侵入され、銃撃戦が起きている状況です。 首都が持ちこたえるかどうか、予断を許さない状況です。
ウクライナ戦争3日目まとめ ・首都キエフでは南下してきたロシア軍が市街北部に到達、市街戦に ・一時は議事堂から6キロほどのキエフ動物園付近まで侵入、激戦の末撃退される ・ゼレンスキー大統領、脱出を拒否して市内に残り、兵士たちと夜を明かした模様。
Kamil Galeevさんの分析、さすがプロだけあって説得力がある。 現在ウクライナで起きている事が全て説明できる。
要約すると彼の分析は ・プーチン政権は一貫して対等な敵との戦闘を経験しておらず、今回も格下の武装組織との戦闘を想定して作戦を開始している
・通常、電撃戦を行う時は第一梯団、第二梯団と複数のグループを交互に繰り出す必要があるが、対テロ戦争と同じ想定をしているため、第一梯団しか存在していない。
・東部ドンバスが独立したとき、反乱軍はウクライナ軍の装備を使おうとしたが、倉庫の在庫はほとんどつかいものにならず、プーチン政権は今もウクライナ軍そのような装備だと思っている
・第一梯団しかいないロシア軍はウクライナ軍の前線を破った後、後方にまともな戦力がいない。 ・ウクライナ軍はこの8年で一新され将兵は経験豊富になっている。彼らは無防備に近いロシア軍の補給段列を積極的に攻撃している。
・対テロ特殊作戦の方針で動いていたロシア軍には、これをどうする事もできない。補給ができず、ロシア軍は次々と燃料不足、弾薬不足になっている ・ウクライナ軍にクーデターを促すプーチンの声明は、彼の計画がうまくいっていない証拠
・ロシア陸軍の強さは「神話」である。ショイグ国防相が陸軍にも海軍にもいい顔をした結果、ロシア軍の陸海軍のバランスは崩れている。 ・現状を改善するためにロシア軍にできることは都市を爆撃機で攻撃して破壊する事ぐらい。それはますます「神話」が嘘であった事をあばき、彼らを不利にしていく。
・ヴェネツィア共和国はナポレオンと本格的に戦わずに降伏し、その共和国の存在と言う「神話」は失われた。 ・戦争においては勝つか負けるかだけでなく、「どう負けるか」が重要である。戦って負けた場合抵抗を通じて国家の存在は「神話」となり、いつか再独立の芽になる。(ウクライナもそう)
例え準軍事的にウクライナが敗北し、ゼレンスキー大統領が戦死しても、ウクライナ抵抗の「神話」はのこり、ロシア陸軍の、そしてロシア安全保障の「神話」は失われたままになる。
元の一連のツイートはこちら。長いですが一読の価値あり。 twitter.com/kamilkazani/st…