陰謀論者は断片的な情報しか理解しない傾向があるから「キエフ近郊」のイルピンやブチャの「近郊」というのを読み飛ばしている可能性があるな。 で、「キエフはめちゃくちゃという報道なのに壊れてないじゃん」となる。
キエフ市内は主に弾道ミサイルや巡航ミサイルで攻撃されたから「点」で破壊されただけなのにな。 というか西側メディアでも首相たちが散策したキエフ中心部が破壊されたとは言っとらんやろ……。
ジョンソン首相がゼレンスキー大統領と散歩してる様子を見て、「キエフぜんぜん壊れてないじゃん」と反応するアカウントを見て絶句。 彼がいうにはキエフは無事で破壊されたのは西側メディアの捏造らしい。単にキエフ市内の壊れていない地区を散策した映像でなんでそうなる……。
しかしよく考えてみると、直接戦車や対戦車ミサイルを供与している国が「うちは参戦してません」というよりは、「無人機を売っている民間企業が以前からの契約を実行しているだけです」というトルコの方が理屈としてはまだマシな気もするな。
「За детей」、「子供たちへ」か。 どうせ着弾時に壊れて読まれないと思ったんだろうが、これを書いたロシア兵絶対許さんからな。 twitter.com/yarotrof/statu…
うへぇ。チェルノブイリでロシア兵が塹壕を掘っていた赤い森の線量。11.32マイクロシーベルトもある。ここで塹壕を掘ったのか……。 twitter.com/fpleitgencnn/s…
まだ開発は噂に過ぎないけど、スターリンクと接続できる携帯電話が実現したら、事実上「圏外」が存在しない携帯電話ができるかもしれない。 そしたらAppleの牙城も崩れるかもね。
アンテナ本体は受信機に過ぎないので、WiFiルーターも必要だけど。災害現場用にアンテナとWiFiルーター一体型があってもいいのかも知れない。
いやすごいねスターリンクは。こうやってアンテナを置いて発電機を持って来ればインターネットができるんだから。 何もかも壊れた状況でも、みんなが家族や親戚と連絡できる。
「人件費が安いと技術革新が起きない」という見本がまた一つ見つかったな。 twitter.com/takuya/status/…
彼はブチャの街の壊れた車の中でパトロールしていたウクライナ軍兵士に発見され、獣医に診察されたあとは隊員に飼われていたそう。 twitter.com/Lyla_lilas/sta…
飼い主とはぐれてしまったブチャの犬。 運よく生きて飼い主と再会でき、大喜びしている。 twitter.com/olex_scherba/s…
その2週間でゼレンスキー大統領が西側の支持を取り付けて対戦車火器を入手し、ウクライナ軍は防御態勢を固める事が出来ました。 ロシア軍はこの2週間でキエフを失っただけでなく、戦争そのものを失ったと言って良いでしょう。
私の私見ですが、やはり100kmの大渋滞を産んだ森林戦闘ユニットの活躍が特筆すべきだったと思います。 彼らが的確に車列を攻撃し、かつ破壊しすぎない事で、ロシア装甲部隊が「あと少し待っていれば燃料が来る」と思って2週間を無駄にした事が致命的でした。
この大渋滞への攻撃はウクライナのヤロスラフ・ホンチャー大佐が指揮し、わずか30人程度の特殊森林戦闘ユニットによって行われた。彼らは四輪バイクを使って沼沢地の森を素早く移動し、視装置とドローンを使って車列を発見。 数両を破壊して逃げるという戦法で護衛部隊を翻弄した。
そこで護衛をつけた第二の輸送部隊が比較的広い道路を使って派遣されたがこれはウクライナ軍に予想されており、ウクライナ軍の森林戦闘コマンドのヒットアンドウェイ攻撃を受け続けた。 車列は渋滞して全長100kmの大渋滞となり、35軍はこの到着をひたすら待ち続けることになる。
第35軍の司令官はそこで後続の輸送部隊が妨害を受け、到着できない事を知った。 森の中の細い道で2000両の戦車と7000両の装甲車両の燃料を運ぶのは無理だった。
プランBが成功するかどうかは、燃料の補給次第だった。 キエフまで20kmまで進出した第35軍の装甲車両2000両は燃料をほとんど使い果たしており、補給なしの前進は不可能だった。
オストメル空港の戦いが終わった時点でキエフを速攻で攻略するプランAが失敗。 ロシア軍はキエフを包囲し、チェチェンで行ったように徹底的に市街地を砲撃と空爆で破壊するプランBを発動。
空港を占領していたロシア空挺部隊1000人はウクライナ軍の反撃にあって追い払われてしまったため、ヘリ200機を使って5000人の部隊が空輸され、再びロシア軍が空港を占拠した。 地上から侵攻したロシア第35軍の装甲部隊も合流し、オストメル空港は完全に占領された。
第11または第35親衛空挺強襲旅団と思われる1000人の部隊が投入され、空港の制圧に成功。後続部隊7000人がイリューシン76輸送機で空港に着陸しようとしたが、二機が撃墜され着陸は中止。 ベラルーシに引き返した。
ロシア軍の目的は、ハンガリー動乱やプラハの春のように、ロシアの戦車が首都に侵入して勝利を宣言し、政治的にウクライナを支配する事だった。 初日はその足がかりとしてオストメル空港を占拠しようとした。 30機の輸送ヘリと攻撃ヘリの編隊がオストメル空港を強襲して一旦占拠に成功した。
トミ・アホネン氏によるキエフ攻防戦の分析スレッド。 ロシア軍が4時間でキエフを占領するプランに失敗し、3日でキエフを包囲するプランBに変更し、それにも失敗していく過程が書かれている。 プランBが成功していたらキエフは瓦礫の山になるところだった。 twitter.com/tomiahonen/sta…
少なくとも経済制裁を通じて第三次大戦は事実上スタートしていると思った方がよい。 仮にウクライナに和平が訪れたとしても、西側諸国はロシアに対して矛を収める理由がない。
ヘルソンで抗議する市民に威嚇発砲したり、解散を促したたりしていたのは、同じロシア兵でも国家親衛隊。 元々は内務省傘下の国内治安部隊なので、ああいう群集の対処に慣れていたこともあって、特に住民を過剰に痛めつける様子はなかったですよね。