751
心身に休養を与えたいとき、すぐに安静を心がけ早めに眠るというのはどうかなあ。溜まっているストレスが反発し気持ちがとんがり浅い眠りになる。むしろ、自分の好みで1日ぐらい無茶をやってみる。徹夜して3冊読破とか、ゲームにハマってみるとか。痛快な疲労が熟睡を呼び心身を賦活させるはずだ。
752
何があろうときみの人生だ。
背伸びせず遠慮せず自分を出して、
きみらしい花を咲かせろよ。
きみだけしか咲かせられない花、をだ。
753
さあ、今日は今日だ。これからだ。メソメソすんな。つまらねえウサは吹っ飛ばせ。凹んでいる時間はねえぞ。すべて忘れて今日は今日だ。今日をきみなりに乗り越えろ。明日は明日だ。今日のアクタを明日に持っていくなよ。明日は明日だ。今日を素直に力まずやってみろ。
754
昨日の傷は癒えただろうか。まだもし疼くのなら今朝の晴天を見上げてみよう。どこまでも突き抜けるように青いだろう。疼くのは気にし過ぎての錯覚だ。あなたの心は晴天につながっている。安心して今日を頑張ろうね。
755
人を思いやりながら自分のための行動を行う。人のことを思いやりすぎると自分のことを犠牲にしすぎるし、自分のための行動に比重がかかりすぎると人を思いやることがおろそかになる。線引きが難しいが、人に卑怯だと言われないよう努めればそれでいいのではないか。
756
虚しさ、不安、寂しさなどとは無縁であってほしい。しかし、充実するには虚しさを知らなければならないし、安心を得るためには不安を経験しなければならない。寂しさを感じて円満な気持ちがどういうものかが分かる。小さな負を経て大きな正を得ることに意欲を燃やそう。
757
凹んだときは凹もうよ。
誰にも遠慮はいらないよ。
きみの基本的権利なんだから。
間違っても罪の意識は持つなよ。
立ち上がれなくなるぜ。
凹んだんだから凹んだでいいんだ。
そうして凹んで心身を守れ。
よしの声が自分の喉から出たら
ゆっくり立ち上がれ。
758
おれ(私)が生きている価値なんかどこにあるのかとやや絶望的に思う。あるんだよ。それまでの人生で有り難うと言われた記憶を手繰ってみな。結構、出てくるから。有り難うと言った記憶は薄れても有り難うと言われたことはしっかり記憶に留めている。これからも言われてみようと力が湧くほう心が動く。
759
自分の生き方に迷っているうちは、人の生き方についてガタガタ言うんだよな。
人は関係ねぇぜ。
760
どんなにちゃちな成果でも成果は成果だ。
必ずでっかい成果につながるものだ。
761
もっと自分を可愛がっていいんじゃないかな。ちょっとしくじったぐらいで、駄目だな自分は、じゃ自分の立つ瀬がないじゃないか。追い込まないほうがいいよ。大丈夫大丈夫、次はいいぞ、となだめ励ましておけばいいんだよ。
762
何とかやっている。
良い言葉だ。
常に前を向いての工夫が嗅ぎとれる。
今日も何とかやってみよう。
それで良しだ。
763
自分の心は責めるより守れ。
守られて強くなった心は、
ここぞというときにきみを守るぞ。
764
天職は巡りあうものではなくて、今やっていることに対して、これを天職にしようという強い意志を持てるかどうかだと思う。僕は意志が弱く転職を重ねた。保険調査員のとき、これを天職にしようと心に決めた。その仕事が僕を秋田のマタギの里へ導いてくれた。後の直木賞受賞作の舞台になる道だった。
765
やらなきゃ成功はないよ。
失敗はただのリスクだろ。
生きるってことは、
リスクを負うってことなんだ。
766
1歩踏み出さなければ何も始まらないとわかっているけれど、その1歩の踏ん切りがなかなかつかない。でも、その1歩を踏み出すことによって希望が大きく膨らむのだ。多少のリスクは当然あるが、それを補って余りある1歩だということを信じよう。
767
生きるということを難しく考えない。昨日も生きることができた、今日も生きている、明日も生きることができるだろう。希望という針で過去・現在・未来を縫いつないでいく。それが生きるということだから無理をしないで気持ちよく頑張っていこうよ。
768
どんなに大きな失敗でも
一生引きずるなよ。
その大失敗から学んだことが
これからの人生を決める。
あとは殻だから
ポ〜ンと蹴って捨てちゃえ。
769
よく知らない人の話をうかつに信用してはいけない。話の内容は聞く側にとって大変いいはずである。その話はまず置いて、その人の人間性が信用できるかどうかを自分に問うことである。人を見抜く力に自信がなかったら断れば問題ない。知りあって間もなくなのに、いい話を持ってくる人は要注意である。
770
苦しみは際限なく寄せてくる波なのか。しつこいな、とどこまでも逃げたくなる。でも、波打ち際でしっかり踏み留まると波は足許で崩れて引いていく。引き際に美しい貝殻を置いていくこともあって思わず笑顔になる。苦しみと向きあうことで得られる貴いものを生きるための糧として誇りに思いたい。
771
間違った道は間違ったところまで戻ればいい。
間違った人生はそれに気づいたところから改めればいい。戻らなくていいし時間を無駄にしたと焦ることもない。日々新たな気持ちで余裕を持って前へ進む。
それを歓迎してくれるのが人生の凄いところだ。
772
決めたんなら迷うなよ。
それはグズな考えだ。
決めたんなら
ためらわず飛び出せ。
それしかねえ。
773
焦っているときって自分を失っているときなんだよ。今度、焦っているな、と気付いたら、自分は何をなぜ焦っているのか、と自問してみよう。ぼんやりでもその答えが出たらもう焦りは消えている。つまり、焦るのは気持ちが現実から遊離した証拠で無意味なんだよ。
774
限界を超えるほどに努力したのに実らなかったら誰でも自信を失いガックリくる。実力や、経験がまだ不足していたにしろ、それほどの努力が実らないわけはない。 それに見合う能力の向上は必ず果たしている。それは将来的には大きな実りとなって表れる。それを信じ期待を胸に努力は常に継続していこう。
775
やっていることが本当に行き詰まったら、もうどんな知恵も工夫も湧いてこなかったら、思い切って放り出してみなよ。頭にガチガチに詰まっているものを打ち上げ花火のように放り出す。大の字でふて寝してもいいしハーフマラソンしてもいい。放りだしたものが組み方を修正して頭にちゃんと戻ってるぞ。