376
信頼していた奴に裏切られても腐るなよ。ついに化けの皮を表しただけだ。ここらで裏切らないと化けの皮を剥がされる、と追い詰められたんだ。そんな奴まで信頼してくれるあなたの人間性に、そいつは 1人ひっそり抵抗してきたけれど、ついに抵抗できなくなっただけだ。あなたの人間性の勝利と言いたい。
377
とても辛かったことはしっかり覚えておこうね。ちゃんと乗り越えた証拠なんだから。もしもまたとても辛いことが起こっても、そのときどのように乗り越えたかの記憶が鮮明によみがえり、今度はそのときよりも楽に乗り越えられるはずだから。
378
また同じ轍を踏んでしまった、と自分に嫌気がさすことはないだろうか。あまり気にしないことだ。前の同じ轍と今の同じ轍は まったく同じではない。つまり、学んだ部分がある。成長していることの証で、そのうち卒業できる。
379
利口ぶるより恥をかけ。
安心して教えてくれる人が現れる。
380
我慢を習慣にしないようにしよう。生きていく上で我慢をしなければならないことも多いが、できるだけ我慢をしないですむように努力してみようよ。我慢の一生で終わってしまってはつまらないもの。我慢の時間を減らすことができればその分の時間は自分の人生を豊かに彩ることに使えると思う。
381
どんなに失意のときであっても自分の人生にしっかり自分を乗せる。あの人は今をときめいているのに、と羨望して更に自分の境遇を嘆くことは、あの人という他人の人生に囚われたことになる。自分には自分の人生がある。きっと自分にも自分らしいときめきが訪れるはずだと自分の人生を信頼し大切にする。
382
無能だと思っている人をそのように扱っている人はけして有能ではない。有能な人はその人の隠れた資質に気づいて取り出し,その人にとっての適所を用意することができる。更に言えば、無能な人など社会にいないし、それぞれに有能なのでる。
383
苦しんでいるのはよく分っているよ。わけは聞かない。ただ、今までのきみはいつも苦しみを乗り越えて,その後に著しい成果を出している。下手な励ましや、慰めは余計なお世話になるかな。きみが苦しみの向こうで得るものを黙って見守って待っているよ。
384
きみが執着してしがみついているものは、
ただの執着に過ぎないぞ。
早く目を覚まして離れろ。
385
人の粗を探す人はそうすることで暗い自己満足を味わう。自分のいる低い世界へ人を貶めたいとしか思えない。そういう行為そのものが自分の粗であることに気づかない。人は向上心を持てば人の優れたところを見つけて学ぼうとする。
386
メンタルが強いとか弱いとかの言い方を気にしないことだ。真面目過ぎる人、頑張り屋の人をメンタルが弱いと言うが、では不真面目な人、怠け者が強いということか。そうはならないだろ。メンタルの強弱は関係ない。違うのだ。それより自分と向きあえ。自分の中の弱さを見つけて時間をかけて乗り越えろ。
387
きっと今日も後悔することがある。それでいいんだよ。後悔は決して後ろ向きのことではない。前を見据えてのことな のだから。後悔することにも気づかないで止まったような日々を送ることの虚しさと比べてみればその違いは明白だと思う。きっと今日もよい後悔ができる。
388
さぁ今日も行こう。
自分で選んだ好きな道だ。
周りから笑われてもいいじゃないか。貫いて賞賛させてやれ。
389
人の顔色を窺うな。
自分の顔色を鏡で窺え。
390
人の粗探しが好きな人はそうすることで自分の粗を帳消しにしたつもりになるのかもしれない。何か1つでもいいから長所を持てばいいのにと思うが、こういう人が長所を持ったら今度は人の長所をけなしはじめた。やはり、もともとの人間性に問題があるのだろう。
391
スケボーの男子ストリートで金メダルの堀米雄斗選手は淡々とした風情でいいなあ。ボード抱えてふらりと会場へきて、好きでハマってやっていることをいつもの通り楽しんでやったら優勝じゃん、といった感じ。アスリートはもっと自分を楽しんでいいんじゃないか。勝敗よりも大事なものがそこにあるはず。
392
そっか、辛いんだ。僕も辛いときがあるよ。この辛さを誰か解ってくれないかなあって思うけれど、そうそう解って貰えない。それでせめて自分ぐらいはしっかり解ってやろうと自分と向きあうのよ。そうすると、やはり、負けちゃいられないかと耐えられる。耐えると少し楽になって前を向ける。
393
凹んだ気持ちと綱引きすんなよ。いいんだ、凹んだら凹んだで。感情のエネルギーを下げて調整しているんだからな。これはまずいと中途半端な気持ちで引き上げようとしないでいいの。調性がすめばプラスの感情が先に働いて立ち上がれるんだよ。
394
生きたいように生きる。何万回、自分に言い聞かせてきたか。少しでも生きたいように生きる。これでも難しいけれど響きに現実みがある。そのように心がけてほんの少し生きたいように生きれるかなあ。ものごとは思うようにいかないと嘆くんじゃなくてどうすれば少しでも思うようにいくかを考えることだ。
395
気力が湧かないときはその状態に忠実になったほうがいいよ。徹底して受け身の構えで気力をみなぎらせた人や、活き活きした自然から吸収できるものを無理なく吸収していく。下手な奮起は吸収力さえ枯渇させるぞ。前向きの休養と心得て素直に吸収に徹すれば短時日で気力はみなぎってくる。
396
嫌な経験は記憶の底に沈めちゃえよ。
役に立つときは自然に浮かんでくるから。
397
誰でも好不調の波を持っている。その波が特に大きい人がいる。周りに迷惑をかけたくないという思いで頑張ってしまう人が多い。でも、やはり辛いと思う。身近な人に一言不調なことを断っておくほうがいい。好調の時に頑張って取り返せばすむことである。
398
たまには人生を放り出したつもりで
だらけろよ。
最高の気分転換になるぜ。
399
人を敵か味方かで見るなよ。
向こうもそんな目で見てくるぞ。
大きく網を広げて、
おれの人生大漁だ、
でいいじゃないか。
400
舐めんなよ、今の自分を。
甘えんなよ、盛った自分に。
騙されんなよ、裏側の自分に。