「2022グリーンリボン ランニングフェスティバル」に参加した5人の棋士、女流棋士の皆さんは無事完走。 4棋士による10キロのガチレースは白熱の展開に。 中盤以降、局面をリードした渡辺明名人が理想的な試合運びを見せ、先頭でゴールイン。 52分59秒は「練習でも出たことがないタイム」と笑顔です。
渡辺名人と18秒差での2位は、最後までデッドヒートを繰り広げた佐々木勇気七段。 終盤、一瞬トップに立ちましたが競技場の手前で力尽き、「仕掛けが早すぎた」。 3位は岡部怜央四段、4位は斎藤明日斗五段という結果に。 「明日の見出しは『名人、若手を押さえ付ける』だな」と悔しげな声が漏れました。
棋士編入試験を終えた里見香奈女流五冠の記者会見が開かれました。 「大きな舞台で対局させていただけるのは貴重な経験にもなった。ただ、実力が及ばなかった」 今回の試験を「最後の挑戦」と振り返り、再受験の可能性については「今のところないです」と明言しました。 (写真は日本将棋連盟提供)
本日はお~いお茶杯第63期王位戦で3連覇を達成した藤井聡太王位の就位式が東京都内で開催されました。 藤井王位には就位状と賞金、記念品が手渡されました。 今年の記念品は福岡県在住の人間国宝、福島善三さんによる「中野青瓷瓜形香炉」でした。
最後に藤井聡太王位が謝辞を述べました。 「前期は豊島九段に序盤でペースを握られる展開が多かったので、修正できればと思って臨みました。 1局ごとに自分なりに工夫して指すことができ、収穫の多いシリーズでした。 今後もよりよい将棋が指せるよう、精進して参ります」
思わず笑顔 藤井聡太王位 就位式後 記者会見 youtu.be/LasAws4Anus
第72期王将戦の挑戦者決定リーグ、永瀬拓矢王座-羽生善治九段戦は後手の羽生九段が勝ち、5勝0敗としてリーグ唯一の全勝をキープ。 藤井聡太王将への挑戦に向けて大きな1勝を挙げました。 夢のカードの実現はなるか。 (写真は対局開始時、日本将棋連盟提供)
羽生九段はリーグ最終局の豊島将之九段戦に勝てばもちろんですが、唯一の1敗の豊島九段(2勝1敗)が他の棋士に敗れた場合も挑戦決定となります。 最終盤、自陣に歩を連打して受ける構想が秀逸でした。 敗れた永瀬王座も終局後「類型のない、すばらしい手を指された」と感嘆を漏らしていました。
桐山清澄九段の引退慰労会が在住地の大阪府高槻市でありました。発起人は弟子の矢倉規広七段と豊島将之九段。谷川浩司十七世名人が「好奇心、向上心が70代まで現役を続けられた源では。最後の対局では正座を通したと聞いた。棋士の鑑、お手本です」と挨拶。藤井奈々女流初段が花束を渡しました。
名古屋将棋対局場で指されていた順位戦A級佐藤天彦九段対藤井聡太王位の対局は藤井王位が勝ちました 史上最年少での300勝(59 敗、勝率 0.8357、未公開の対局結果を含む)を達成です 20歳5か月、四段昇段後、6年2カ月での到達です 羽生善治九段の21歳7か月、6年4カ月の記録を更新しました
棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局は、藤井聡太五冠が81手で快勝し、渡辺明棋王への挑戦権を手にしました 注目の五番勝負は来年2月5日に長野市で開幕 藤井五冠にとっては羽生善治九段に続いて史上2人目となる六冠制覇を目指すシリーズになります 写真は終局後の様子です 日本将棋連盟提供
豊島将之九段と岩佐美帆子女流2級の師弟が、愛知県一宮市の名鉄百貨店一宮店でお正月イベント「ぐるぐる将棋」に登場。尾張一宮将棋同好会会長の神田和徳さんと計3人で、その名の通り「ぐるぐる」と応募のあった小中学生ら35人の将棋盤を巡り、平手や角落ち、2枚落ちなどで指導しています。
指導前のトークでは、神田会長から今年の目標を聞かれ、豊島九段は「実力をつけたい。まだ詳しくは言えないが今年はファンの方の目に触れる機会も多くなるのではと思う。弟子の活躍にも期待」。岩佐女流2級は「昨年より勝率を上げられるように。受験生になるので方向性を決めてまたここに来られたら」
Qタイトル戦で可愛いおやつは:豊島九段「それは藤井さんにお任せして私はフルーツでいこうかと」Q和服について:豊島九段「5局7局で違う組み合わせができるくらいは持っている。20代前半は色の好みがハッキリしていて和服に限らず青系だったが、今は明るい色も気にせず取り入れるようになった」
豊島将之九段 「(昨年を振り返って)少しずつ将棋に対する理解が深まってきた気はする。王位戦ではっきり課題が見つかったので、改善に取り組んでいる。 (盤外の目標は)前回同じチームだった丸山九段の影響で、ジムに入会して筋トレをやっている。今40kgの重りを自分の体重(55kg)くらいにしたい」
藤井聡太王将に羽生善治九段が挑む王将戦7番勝負の第1局が明日8日に開幕します。 掛川市に到着した両対局者は、早速、市内で開催されている掛川こども王将戦を見学に訪れました。 羽生九段は「子どもの頃、こういう大会に参加するのが楽しみだった」。 「楽しんで指す様子が伝わってきた」と藤井王将。
子どもたちの対局を目を細めて眺める羽生善治九段です。 通り掛かりに一瞥しただけで発見したのでしょうか、対局している2人も気付いていない、盤上の異変に…。
第72期王将戦を前に、両対局者が会見しました。藤井王将は「多くの人に注目されているシリーズ。期待に応えられる内容にしたい」、羽生九段は「ひのき舞台に立つ機会に恵まれた。それにふさわしい中身の濃い将棋を指したい」と決意表明。明日からの熱戦が楽しみです。
藤井聡太王将と羽生善治九段がタイトル戦で初めてぶつかる注目の王将戦七番勝負が、いよいよ始まりました 振り駒の結果、先手番は藤井王将に 羽生九段が意表を突く一手損角換わりの戦型を選びました 写真は日本将棋連盟提供
伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦の挑戦者決定リーグの組み合わせが決定しました! 藤井聡太王位への挑戦権を手にするのは一体誰か。 12人中6人が初参加という、近年ではまれに見るフレッシュなリーグとなりました。 記事では、注目選手の意気込みなどを紹介しています。 tokyo-np.co.jp/article/225129
伊藤園お〜いお茶杯第64期王位戦挑戦者決定リーグ紅組1回戦、羽生善治九段対徳田拳士四段の一戦が6日、将棋会館で指されました 後手番の羽生九段が角換わり腰掛け銀の戦いを制し、リーグ好発進です 今年度デビューで白星を重ねている徳田四段は、羽生九段との初対戦に敗れました
藤井聡太王将に羽生善治九段が挑む王将戦七番勝負第4局は、羽生九段が107手で快勝し、成績を2勝2敗のタイに戻しました 2人のスターがぶつかる歴史的なシリーズは、期待を裏切らない盛り上がりをみせております 第5局は25、26日に島根県大田市で指されます 写真は日本将棋連盟提供
棋士編入試験に合格し、プロ入りを決めた小山怜央さんの記者会見が開かれました。 「まだ終わったばかりで実感がわかないが、ほっとした気持ち」 「もちろん藤井聡太五冠のように将棋が強い棋士になりたいが、今の実力では足下にも及ばない。人として目標とされるような人物になれるよう頑張りたい」
渡辺明棋王に藤井聡太五冠が挑む棋王戦五番勝負の第2局が18日、金沢市で指されるのを前に17日、検分が行われました 第1局は藤井五冠が制しています 写真は日本将棋連盟提供
第16回朝日杯将棋オープン戦決勝は、先手番の藤井聡太五冠が渡辺明名人を103手で下し、2年ぶり4回目の優勝を決めました。表彰式で優勝杯を手にし「準決勝までどの将棋も負けを覚悟した局面があった。優勝は幸運な結果。反省点をしっかり振り返り、来期はより良い将棋を指せるように」と話しました。