かめいた(@ka_ma_ta)さんの人気ツイート(古い順)

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FF10のワッカは「漂着した異邦人の主人公とすぐに打ち解けてくる面倒見のいい地元の顔役的な気のいいあんちゃんが、そのローカルな仲間意識の強さ、素朴さ、実直さのそのまんま裏返しで偏狭なレイシスト」というキャラクター像がファンタジー世界の差別をすごくショッキングに生々しく見せてくれたので
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ゲイを笑いものにするネットカルチャーを交えて彼の差別心をあらわにするシーンがオモチャにされるのは現実に差別が存在すること自体をまるごと他人事に楽しんでいるようで非常に気に食わない
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大怪獣のあとしまつ、初週末興収シンウルトラマンの5分の1だぞ!?見てないんだよフツーに!
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シン・ウルトラマンを怪獣ファン以外も見てほしいヒットしてほしい、でも酷評されたら「でもあの怪獣映画には何も言ってないんだろ、本当は興味ないんだろヘヘン」…ではそりゃあずるいよ
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美味しんぼもエヴァンゲリオンも、父に屈折した思いを抱く息子が、父から授けられた力で怪鳥音を発する怪物と戦う物語である点は共通している
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映画を見てまずやるのがSNS用に整形された感想を投稿すること、という習慣が、美味しいご飯屋さんに行って出された料理に手もつけずパシャパシャ写真を撮ったりわざわざ観光地に行って自撮り棒の最高のアングルのためにマヌケに寝っ転がるのと何が違うのか…というと、それはあんま違わん気がする
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ものすごく気軽に自分の体験や感動を他人と共有できるテクノロジーの進歩が、私たちの生活感覚を共有ありきのそれに変えてしまった、それによって私的で微妙なニュアンスを含む感動は平坦でよそ行きのものに変質してしまった、ということは功罪大いにあると思う
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テレビの尺、雑誌のページのような、扱えるニュースの幅や重要度を規定するタガがなくなったネットニュース時代、ニュースの社会的な重要度を決めるのは話題性になっており、その状況をハックするやり口が「事態に新展開がなければ人の口の端には上がらない」→「一切の反応を無視する」手法なのではと
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赤松健がくだんの政策に寄せられた批判について1週間以上どうも何ひとつ回答してないらしいのを見て思った よくない政治家しぐさばかり学んでいくなああの人
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「覇権アニメ」ってなんかこう、「今はこれが人気!だからこれさえ抑えとけば間違いない!いっぽう人気が出ないものは鼻で笑われて仕方ないネ」みたいな流行追従的、権威主義的な言葉だと思っていたので、それがどうして「好きを、つらぬけ」ってキャッチコピーにつながるのかは気になるぜ
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ノットフォーミー、便利な言葉だが便利な言葉でしかないと思う 「私は私他人は他人、それでいいじゃありませんか」と、SNSで文脈を共有しない他人に絡まれたりの面倒ごとを切り抜ける処世術としては非常に優れているし私もよく使うが、この言葉を使うことで抜け落ちているもの、逃れているものはある
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「この手の言葉が当然のマナー視されていくことは、直接的な酷評は楽しんだ人を傷つけるからよくない、というような誤った意識を醸成しないか」「この手のレトリックが抜け道的に利用されることは、酷評を直接モノを言わない皮肉がうまい人間の特権にしないか」のふたつの懸念があります
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もういいだろと思ってシンウルトラマンのネタバレするけど、ガボラ戦の「ひょっとして私たちのために放射線を食い止めてる!?」「放射能を残さないために運び去ってくれたんだ…」「最後の目配せは間違いなくコミュニケーションね」ってめちゃくちゃ察する科特隊、デトロイトメタルシティみたいだよね
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シン・ウルトラマンのメフィラスをめぐる一部での受容され方、ドラゴンボールのフリーザ様がどうして「理想の上司」なんて言われるようになったかパターンが見える気がする(やってることはどう考えても極悪人でも、余裕綽々に慇懃な敬語を使いこなすキャラクターはそういう人気が出る)
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「脚本家の個性や能力の多寡は確かにあるけど、映像作品は集団で制作するものなので、脚本もホン打ちで色んな人の意見を踏まえて改稿されたり、現場判断で変更されたりするものだよね、ひとりに帰するものじゃないよ」という常識的な考えを踏まえれば踏まえるほどリバイスが怖い
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「おいおい、これはウルトラマンなんだぜ?細かいことは気にせずに肩の力抜いて見ようや」みたいな言説が『シン・ゴジラ』のときにこんなに出てきたか?と感じてしまうし、やっぱりシン・ゴジラはマスに届いた映画で、シン・ウルトラマンはそのマスからの期待には比較的応えられなかったのだと思う
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私がボカしたのが悪かったけど、単純な出来が良い悪いはむしろ「色んな横槍が入ってやりたいことが通せなかった」みたいなこともよくあるだろうと思っていて、リバイスについては「少なくともPは読んだだろう脚本で、なんで反ワク陰謀論を露骨に連想させて批判もない内容がそのまんまなの?」の話です
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イージーモード、「イージーモードでクリアしてもクリアした気分にさせてもらえないんだろうな」みたいな認知は確かに私にあるし、それは個人的な達成感とか周囲から「イージーモードはホントのクリアじゃないよね」と軽んじられそうな恐怖とか以上に、実際にそういうゲームがあった経験による
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ゲームが下手な人間に「お前のような甘えた下手っぴには本当のご褒美はやれないね」とスティグマを押すために存在するイージーモードは…よくない!
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「シンウルトラマンのスタッフロールにあった声優、高橋一生と山ちゃんはわかるけど、津田健次郎ってだれ?」「朝ドラのナレーションとかでいま人気の声優さんだよ、ホラこれも」ってちょうど電機屋のテレビで流れてた呪術廻戦の七海を指差す日常のワンシーンを体験し、(まんがの導入か?)って思った
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「他の誰かの好きを否定しない」優しい理想が「みんなが楽しんでんのに水差すなや、サムいで」にすり替わって、むしろ個別の意見を封殺するようになるのは悲しい
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久井諒子『竜のかわいい七つの子』収録の短編『狼は嘘をつかない』は、劇中劇の育児エッセイからなる前編と、その後子供が成長したあとの顛末が描かれる後編を通して、「ノンフィクション・エッセイの向こうにいる実在の人間」をファンタジーを交えて描いた非常に面白い漫画なのだが、
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最新の商標申請情報を自動投稿しているbotは「商標速報bot(@trademark_bot)」で、企業がネットミームを商標登録申請しているぞ、と最近話題の投稿をしているのはパロディアカウントの「商標登録bot(@trademark_dat)」です 気をつけてね
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昔でかい病気してものすごい医療費が発生したとき、「あんたの年収ショボいから月こんだけ以上は医療費払わなくていいよ」って保険限度額適用証なる制度にずいぶん助けられたので、「収入が少ない人は過大な負担が免除される」って制度には実感としてなんにも文句が言えないネ
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「人間は不完全なのでヨコシマな欲望を暴走させる、それは怖いことだが、そのヨコシマさが絶対に許容されないのはもっと恐ろしいこと」というのが、ドンブラがヒトツ鬼を殺させないために脳人と戦う基本スタンスだと思うので、雉野さんはヒトツ鬼の素質があってもドンブラが守るべき人間だと思うよ