すでにPEM(労作後の症状の増悪)があることが多く、そういった(一般の方からすると)軽い負荷でクラッシュ(3日以上寝込むこと)が引き起こされ、極端に症状が重くなる可能性がある、ということです。 (当院のデータでは、PS 4の方でPEMがある方は65.6%です)
精神的にはかなり追い込まれてしまっているのに、一般的なカウンセリングをしてしまうと、さらに患者さんの症状を増悪させてしまい、まるで「患者さんをさらに追い込むためにカウンセリングをした」というような結果になりかねない、という大きな問題があると言えます。
気分の落ち込みを経験される方は、当院の #コロナ後遺症 患者さんの87.2%に上ります。もちろん症状そのものとしての「気分の落ち込み」もあると思われますが、むしろ環境要因からくる「気分の落ち込み」もかなりあると臨床上は感じています。
カウンセリングや精神保健にかかわる専門家が、まずは ・通常のカウンセリングでも十分に患者を悪化させる「負荷」になりうる ・後遺症や長期副反応の症状や病態 ・患者の精神状態の原因として、周囲とどういうすれ違いが起きるのか といった点について熟知しておく必要があると考えますが、
それが出来ている「専門家」が日本にどれだけいるかと考えると、下手をすると両手で数えられる程度の可能性すらあるのではないかと思えてしまいます。 200万人以上の患者がいて、自死のリスクも非常に高いことを考えれば、専門家による「カウンセリングの際、どういった技法や工夫が必要なのか」等の
検討は、緊急で行われなければならない、非常に重大な問題であると思いますが、今のところ問題の重大さに気付いているとは思えないのが辛いです。 どうしたらいいんでしょうね…。これ以上仕事を増やしたくない気持ちもありますが、しかしこのままでいいとは断じて思えないので、つぶやきました。
ときどき患者さんに「先生、twitterでいやがらせされてて大変ですね」って心配していただくのですが、私のモチベーションが下がりそうなツイートとか疲れるツイートする人は片っ端からミュートしてるので、常に私のtwitter世界は平和安穏です。ミュートしたら存在しないのと同じ。
今日は岡山の先生方を対象に #コロナ後遺症#ワクチン長期副反応#ワクチン後遺症)についての講演をさせていただきました。やはり患者さんはあふれていますので、先生方はすでに患者さんを診察おられて、非常に具体的な質問も出るなどしました。 引き続き頑張ります。
そろそろ数が溜まってきたので、解析してみました。最も悪いときのPSが6以上だった #ワクチン長期副反応#ワクチン後遺症)の方で、60日以上当院で治療した方に限定して解析。 総人数:95人 PSが半分以下に下がっていた方:70人(73.7%) 基本的に保険の治療で十分改善できることが分かります。
外来が終了しました。各地にコロナ後遺症とワクチン長期副反応を見てくれる後遺症外来がもっと、今よりずっと大幅に増えてほしい…。早く本の原稿書かなきゃ…。
ただ、原稿も大事ですけど、やっぱり診療報酬が増えないと外来が増えないと思うんですよね。 今日も20件の医療機関を回って、どこにも相手にされなかったという後遺症患者さんがおられました。「そんな病気はない!」と怒鳴られもしたとか。診療報酬がついたら、絶対そんなこと言わないですからね。
広島市医師会に呼んでいただいたウェブ講演会の記事です。ありがたい…! newsdig.tbs.co.jp/articles/rcc/2…
#コロナ後遺症 も、#ワクチン長期副反応#ワクチン後遺症)も、高額な自費診療の次のターゲットにされていて、だいぶしんどいです。どこでも普通に診てもらえる疾患なら、こんなことにはならない。保険で真面目に診ている先生が参入しやすくなるように、なんとか診療報酬の面を改善してほしいです。
患者さんに知られてきている自費治療の中で、ちゃんと研究の打診があって、実際話が進んだのは #rTMS のみ。どんなに肩書がある方でも、実際その仮説で治療してどれだけの人が改善したのかのデータがないものは信用してはいけません。(データがあってもプロが見たら怪しいものはありそうですが)
基本的な検査をして、診断書をちゃんと抜け漏れなく(怒らずに)書いてくれる先生がいるだけでも、改善する人はたくさんいると思います。 新規罹患者が突然200万人現れた疾患の治療の担い手がいなくて根拠の薄い自費診療がウハウハ、患者が辛酸をなめるとか、なんというディストピア。
先日、「鼻うがいを励行して、亜鉛を測って亜鉛を補充するだけで結構後遺症の治療はいけますね」とおっしゃる先生がおられました。全然それでいいと思います。本当にありがたいです。それでだめだった患者さんだけ後遺症外来で診るのでもいいです。本当にどうにかしないといけません。
前にも書きましたが、「#シェディング」は、まず何よりも先に #化学物質過敏症 を疑うべきだと思います。そこに言及しないで「シェディングの診療をしています」という医師は信用してはいけないと思います。
昼間にもたくさんの方にメールを送らせていただきましたが、さらに追加で、診察できそうにない方々、数十人にメールをさせていただきました。残りの方々は、何とか診察できるように頑張ります。 #コロナ後遺症#ワクチン長期副反応#ワクチン後遺症)を見てくださる先生がまったく足りていません。
精神・心理系もなかなかのもので、「#コロナ後遺症 などと言うものは存在しない」と言い切る先生もまだまだおられる様子。 相談先がなくて困られた方が、占い師の方に話を聞いてもらって、私のtwitterを見るようアドバイスされていたりもする様子。 コロナ禍に入って、もうすぐ3年になろうとしている
今、そんなことでいいのか、と嘆かずにはいられません。 日本の感染者数は2740万人とのこと。実数はもっと多いと思います。150~300万人の #コロナ後遺症 患者がいると考えられるのに、#ワクチン長期副反応 患者の数は全く分からないのに、そして数がどんどん増えているのに。
大分放置してしまっていたチートシート(longcovid.jp/cheat-sheet.ht…)を改訂しました。 ペットボトル温灸を、つまようじ鍼に置き換えました。東洋医学的に、補うよりも、余計なものを出す方向が大事という判断です。出し切った後は補うことが必要になることもあるので、その際はペットボトル温灸です。
明日も微妙に仕事なんですが、とにもかくにも今年の一般診療は終了しました。月200時間以上残業を3年近くも続けてますが、なんとか無事走り切ることができました。ありがとうございました。また、多くの先生方にご教授いただき、臨床力もずいぶん向上した1年でした。いや、ほんとに
「金儲け」って批判は、患者さんじゃない人から散々されてきましたが、激烈に働いても実際には全然儲かってないですし、私の給料、時給にしたら看護師より低いですし、まぁまぁ「ぢっと手を見る」気持ち。 でも、患者になったら分かると思いますけど、主治医が儲かってなくていつ潰れるか分からんの
って相当不安だと思うんですよね。だから、私はその意味では全然責任を果たせてないなーと思います。 「儲けてる!」で批判できているつもりになっている人は、まず事実誤認ですし、患者さん側に立てば、どちらかというと「経営がなってない!」の方が批判としては正しいです。