元寇弘安の役で鎌倉武士が射る和弓の威力と射程、海岸沿いに作られた防塁の不利な状況に辟易したモンゴル軍がヨーロッパで通用した戦法だからと捕虜を肉の盾にした。 一瞬矢の勢いは止まったが、次には前よりも激しくなる。 「あいつら捕虜に当たるのが怖くないのか!?」 「むしろ捕虜を狙ってます!」
「メガゾーン23」で描写されていたみんながここが1980年代の東京だと信じ込まされていた宇宙船の中の閉鎖空間。若者がマクドナルドでバイトするのが最先端のオシャレな、劇中で「今がいちばん良い時代」といわれてたのは後から振り返ってみると本当に当たってた。公開当時はバブルも弾けてなかったのに
「小説は綿密な取材に基づいて書かれねばならない」この主張が噛みつかれた。「お前の異世界転生TS悪役令嬢溺愛モノのどこに取材が入り込む余地があんだよw」 愚か者を放置して俺は続きを書く。それには取材だ。 俺は化粧をし香水を振ってドレスを着、召喚した魔方陣の真ん中に立って異世界に跳んだ。
この基本設定がありながら、早々3話でオートバイレーサーとして勝つことのできない本郷に対してのコンプレックスを最大限にこじらせたライバル早瀬が、自らショッカーに志願して改造人間となり本郷を殺そうとするパターンが出てくるのも面白い
調子に乗って異世界に火縄銃を導入したら即敵にコピーされて双方農民まで総動員する地獄の戦争に至ったまおゆうパターンが正しい知識チートの描写だと思う。
いちばん顕著な例が当時の流行ネタをなんの咀嚼もせずに持ってきたギャグネタのパロで、大ヒットした一発屋の芸のパロを入れてしまったらもう次の年には見苦しいものになってしまう。その年のうちに売り切る自信がある、というのならそれは戦略のひとつとして有効ではあるけれど
発行当時は「こんな小説の体裁にもなっていない文章のものが最近は書籍になっている」とか(そこまでいうか)までいわれた「ロードス島戦記」の文体が今では「こんな難しいの読めない」とかいわれたりする昨今、「重厚な文体」とはどのレベルのものをいうのか具体的に知りたい。
「ウクライナ? なんで我々日本が助けなきゃいけないんですか?」と「日本が攻められれば国際社会が黙っていない」という二つの意見、これはだいたい同じ口から出る印象がある。
多様性っていうのはスーパーマンをゲイにしたりキャプテンアメリカを黒人にしたりすることではなくて、ゲイや黒人の新しいスーパーヒーローを創造することだと思う。
そうかー、銀河英雄伝説の冒頭がダメな人がもう大半なのかも知れないのかー。 あの冒頭は解説でありながら人類が外宇宙で巡らせるものすごい雄大な物語、まさしく「歴史」を朗々と語ってくれる名文だと思う。少なくとも海外SFの翻訳本よりは遙かに読みやすい。
赤報隊事件の犯人と向いている方向が違うだけじゃないの? 「如何なる暴力も許されない」とか言ってなかった? twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
「水星の魔女」の「やめなさい!」がBPO行きになるとかいう話が流れているけれど、「ザンボット3」の人間爆弾とか、「トリトン」の主人公が敵と思って倒し滅ぼした陣営の方が実は長年の歴史の中で迫害されてきた側だったとか、子供は世の残酷さや理不尽を虚構の中でも体験しなければならない。
押井守曰く「庵野秀明はコピーの天才。なんにも新しいものは付け加えない。ただコピーするだけ。しかし、それでいてオリジナルに匹敵する面白さのコピーを作るヤツはあいつしかいない」とか言う言説は多分「シン・仮面ライダー」で証明されると思う。 twitter.com/yuno_sarashina…
宇宙世紀ガンダムシリーズのテーマのひとつ、離れていても互いを感じ合い理解し合う存在というニュータイプの意義に対して、少年が声を張り上げても愛するふたりに気持ちを届けられなかった普通の人間たちの悲劇が、「ポケットの中の戦争」が持つカウンターとしてのテーマだと思う。
「勝ち方」と同じくらい「負け方」も大事で、昔の戦国大名の戦いから現代のビジネスに至るまで共通するのは、自分の命が絶たれるのと同じくらい「周りに見放されたら終わり」という原則。負ける中でも大将が本当に自分だけの命しか考えない逃げ方をすれば、下のものは二度と着いてこない。
@Lkpi8dEIKmF7bi1 化石標本もらしいですな……それがなくなったら代わりは作れないのに
「銀河英雄伝説 」は最後にラインハルトが宇宙を統一しても、莫逆の友を失った寂しさを埋められず、蜻蛉のように死んでいく悲しさと儚さがあるからこそ後世に残る傑作になったのであって、あそこでキルヒアイスが死ななかったらただの皇帝万歳なだけの、実にありきたりな話になっていたのだと思う。
私、ガンタンク月面運用前提開発説を提唱しております。 空気抵抗がなく地球の1/6の重力下でガンタンク砲をぶっ放すと月の裏側から直接サイド3が狙えると思われ。しかも月の重力を振り切れば射程は実質無限
日本刀の独特の構造は、日本にまともな鉄鉱床が存在せず、砂鉄を木炭の低火力でたたら製鉄に加工してひたすら熱して叩き伸ばし熱して叩いて伸ばしを繰り返す必要があったからああなったんであって、鉄鉱石が大量に採れるのであればそんな手間を経る必要はなかった、という風に自分は理解している。
後にモンゴル軍指揮官の一人は日誌に「あいつら人の心がない」と書き記したとか
明言は避けるけれど、某自衛隊が異世界に行って大活躍する話でアニメ化やコミカライズに至るメガヒット、だいたいのラノベファンはタイトルを聞いたことがある作品を書いた作家さんの新作が、カクヨムで完全に沈んでいるのを見ると、いろいろ思う所がわきあがってくる。
「悔しいけど、僕は男なんだな」 とかいうセリフが問題視される時代とか嫌すぎる。
「Ζガンダム」の序盤でシャアが変名した(シャアも変名だけどさ)クワトロがカミーユに「君はシャア・アズナブルという人を知っているかね?」と問うて「ザビ家に対抗して破れた馬鹿な人です」と答えられ「正確な評論だな」と涼しい顔をしていたが、内心は冷や汗だらだらだったに違いない。
『世の中には賢い自分と馬鹿なモブしかいない』とかいう恐ろしいことを考えている人間が希によくいる、 twitter.com/nukosama/statu…
「本を燃やしたなんてデマ撒くな、東大安田講堂に本が所蔵されているわけないだろ、講堂だぞ」と反論した側の論拠にしっかりバリケードに使うために本棚を使って中の本は床に撒いていたとかと記述されているとか、もう呆れる他ないんですよね