新興宗教で信者たちに戸別に布教活動をさせている教団は、それで新たな信者が増えるなんて期待していない。住人に冷たくあしらわれ、自分たちの信条に共感してもらえず傷ついて帰ってきた信者たちを優しく包み込み、教団への帰属意識を強めるのが目的なのだと聞いて、頭のいい奴にはかなわないと思った
ヒロインが顔を赤くしてうつむき「あんたなんか……だいっきらい」 というお決まりのセリフ、どう考えても「I love you」以外の意味を持たないのだけれど、これが読み取れない層が無視できない規模で現れているらしい、というのは耳にしたことがある。
Web小説を読んでいるとひどい文の小説にぶち当たった。漢字が少なく文の所々が破綻している。「いいとこ中学生レベルだな」と感想を入れてやると「ありがとうございます」と返された。 「実はぼく、小学二年生なんです」 こいつは大物になる。今のうちに媚を売っておこうと俺は心に決めた。
「MGドム3つください」 「貴様転売屋だな!?」 「3つ必要なんです!」 「3つも同じプラモを組む馬鹿がいるわけないだろ!」 「信じてください!」
東大安田講堂で籠城していた連中が「寒いから」という理由で連中の命より貴重な蔵書やマイクロフィルムをガンガン燃やしてたき火していたという話を聞いて、自分の敵だなと思った。
テレビアニメ「鉄腕アトム」等を制作した旧虫プロ。殺人的な仕事量にスタッフは連夜の徹夜を強いられ、中に加わって作業していた手塚治虫がついに限界を迎えて 「我々も労働組合を結成し待遇の改善を勝ち取ろう」と喚いて周りに「いいから仕事して下さい社長」となだめられる話がもう狂おしいほど好き
第二次世界大戦終結後、連合国では日本から重工業の能力を取り上げ、フィリピンレベルの農業国にしようという計画があった。それが実行されなかったのは、ソ連が伸張して冷戦構造が成立したからであって、「日本が敗戦して豊かになった」というのはただの状況の結果、幸運の産物なのを忘れてはいけない
雑誌編集のアルバイトしていた時に、記事の校正をしてもらおうと写植係の女性に「この文字をこことここの間に挿入してください」と頼んだら後日「あの人、卑猥な言葉を使うんです!」とセクハラで訴えられた俺が一番悲惨な目に遭ってる自信がある。
さす長谷川先生、一生崇拝します
仮面ライダーの「本郷猛は世界征服を企む秘密結社ショッカーに誘拐され改造手術を受け改造人間にさせられたが、脳改造の寸前に救出され脱出した。しかしそんな彼に差し向けられる刺客はまさに彼と同じ改造人間たち、まさに脳改造を受けた自分自身の姿なのである」は基本設定から既にドラマが溢れてる
戦国時代の武将の妻が「戦は嫌でございます」とか本当かと疑いながら観てる。 戦になったら旦那のケツ蹴っ飛ばして「敵の首を五、六個持って帰ってこなけりゃ家に入れないよ!」怒鳴る妻とか、発憤した旦那が持って帰ってきた首を鼻歌歌いながら首実検用に洗って化粧する妻とかたまにはいてもいい。
ガンダムMS08小隊の 「さっき確か病院船を撃墜せよと仰いましたな。戦争とはいえ、ルールはある。私はそう思っております」 から続く 「ジャブローのオフィスは快適だよ」 「私はエアコンというものが苦手でしてな」 というやり取りの下に隠された問答がわからない、という人も多いということか。
ハルヒが隆盛だったころのライトノベルの公募で「主人公の目がオッドアイの設定の応募作が山ほど来る。しかしオッドアイである必然性がある話はほとんどない」という評論があったのを思い出した。
「ルパン三世カリオストロの城」が何故今テレビで放映してもコンスタントに数字が取れるほどに根強い人気があるのか、演出のレベルが高すぎるというのもあるけれど「どこも新しくない作品」というのも大きいと思う。カリ城が発表された時世間は大SFブームで「なんでこんなものが?」と見なされ爆死した
GHQから「日本軍を復活してもいいから、朝鮮戦争に何個師団か軍を送ってくれない?」という要請を受けて「あんたらが半島から日本を排除したからこんなことになってるんですよね?」と断固拒否した吉田茂は偉い twitter.com/yuno_sarashina…
80年代の主にロボットアニメの設定考証などで活躍された脚本家・松崎健一氏。彼の功績はあまり知られることがなく、あるアニメ専門学校で講師として呼ばれ紹介されても学生達は生あくび。 しかし「この方は、みなさんご存じのミノフスキー粒子を考案された方です」と紹介されると場は一気に興奮の渦に
台湾有事でひとつ確実にいえることは、もしも開戦して日本が洞ヶ峠を決め込んだら、今度は本土でなにが起こったとしても今までの友好国は助けてくれないということだろう。
必殺仕事人の中村主水がいう「俺たちはあくまでカネのために殺しをやる悪党、ロクデナシなんだ。手前勝手な正義感で殺しをするようになってみろ。そいつはただのバケモノじゃねえか」のセリフに非合法ヒーローの倫理観の完成形があるとおもう。 twitter.com/rdksakorone/st…
こういう風に相手の戦意を溶かして、進んで降伏しようという空気に持っていくのは上策。 捕虜をいじめて相手をかたくなにさせるのは下策。 twitter.com/Campaign_Otaku…
国政選挙立候補の供託金300万円については 「そんな300万円ぽっちも寄付で集められないような人間が立候補したとしても当選できると思う?」という嫁の発言が辛辣かつ現実的過ぎて草も生えない。
WW2でボロ負けした日本も西ドイツも、その直後に成立した冷戦構造において西側の防波堤としての機能を求められたのでそりゃあ、多少のいうことも聞いてもらえますよ。 敗戦国としての悲哀はむしろ、WW1で負けたドイツのケースに求めればいい。日本の敗戦が悲劇なら、向こうは地獄。
念のため附記させていただきますが、このツイートは140文字掌編小説であり完全なフィクションであり、登場人物の人格と作者とは直接の関係はありません。あくまでネタであり、私自身は他の方の作品に酷評を入れたことはただの一度もありません。あしからず
①少年が ②父親(祖父)が作っていたロボットに乗り込み ③襲い来る敵と戦う という三つの条件は「マジンガーZ」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」が共通して持っているんだけど、「少年像」「親」「ロボット」「敵」の要素にあるイメージが時代によっててんでバラバラなのが「アプローチ」の妙。
「鬼滅の刃」関連でもいわれていたけれど、「今はキャラは思っていることを余すことなく誤解のないようにセリフにしなければならない。脚本段階でそのように修正される。『行間を読む』という文化は死につつある」というのも一時期いわれていました。 twitter.com/yuno_sarashina…
新しいものはすぐ古くなるけれど、古いものは古びにくい。クラシック音楽がいつまでも生き続けるのと同じ。