GHQから「日本軍を復活してもいいから、朝鮮戦争に何個師団か軍を送ってくれない?」という要請を受けて「あんたらが半島から日本を排除したからこんなことになってるんですよね?」と断固拒否した吉田茂は偉い twitter.com/yuno_sarashina…
WW2でボロ負けした日本も西ドイツも、その直後に成立した冷戦構造において西側の防波堤としての機能を求められたのでそりゃあ、多少のいうことも聞いてもらえますよ。 敗戦国としての悲哀はむしろ、WW1で負けたドイツのケースに求めればいい。日本の敗戦が悲劇なら、向こうは地獄。
「長野県内で銃を使うほどの事件、数えるほどしかないからね」というツイートを見た。警察も慣れていないのだろうと。 しかし長野県警は50年前に、警察の歴史上最大規模の一大銃撃戦をやったじゃないか。
明言は避けるけれど、某自衛隊が異世界に行って大活躍する話でアニメ化やコミカライズに至るメガヒット、だいたいのラノベファンはタイトルを聞いたことがある作品を書いた作家さんの新作が、カクヨムで完全に沈んでいるのを見ると、いろいろ思う所がわきあがってくる。
「イタリア人を意識して濃い顔の俳優を集めました!」と公式が発表したらイタリア人から「イタリアにもこんなに顔の濃い奴はいねぇ!」と反論されたの好き twitter.com/La_Pla/status/…
国政選挙立候補の供託金300万円については 「そんな300万円ぽっちも寄付で集められないような人間が立候補したとしても当選できると思う?」という嫁の発言が辛辣かつ現実的過ぎて草も生えない。
胴上げは日本だけの風習であって外国には存在しない。 だが、「名探偵ホームズ」のハドソン夫人を胴上げしたいという浪漫は、確実に存在するのだ。
朝のミサイル騒ぎでなにがいちばん怖かったって、日本人の99.999パーセントの人間が、あのミサイルに核弾頭が着いている可能性を全く考えていなかったことだ。 Jアラートはミサイルの「落下」だけじゃない、核攻撃にも対応する警報じゃないのか。
パトレイバーの最高に「リアル」な所って、レイバーを太田さんが壊しまくるので整備班が家にも帰れない徹夜が常態化し、板挟みに耐えかねたシゲさんの進言で榊班長が少し仏心を見せたのがきっかけで、整備班の仮眠室に大量のエロ本が溜め込まれているのが発覚して「エロ本焚書事件」が起こる所だよね。
「ウクライナ? なんで我々日本が助けなきゃいけないんですか?」と「日本が攻められれば国際社会が黙っていない」という二つの意見、これはだいたい同じ口から出る印象がある。
必殺仕事人の中村主水がいう「俺たちはあくまでカネのために殺しをやる悪党、ロクデナシなんだ。手前勝手な正義感で殺しをするようになってみろ。そいつはただのバケモノじゃねえか」のセリフに非合法ヒーローの倫理観の完成形があるとおもう。 twitter.com/rdksakorone/st…
主人公周りの情報が「ノイズ」といわれるのはびっくりした。特に現代の記憶を引き継ぎつつ異世界に転生する場合も、パーソナルな情報はほとんどない。「ブラック企業で過労死」のパターンもその会社がどんな業種でどんな仕事で激務に陥っていたか、これも省くべき情報とされる。 twitter.com/yuno_sarashina…
「84ゴジラから新聞記者パートを抜けばコンセプト最強じゃね?」というゴジラオタクの大意見を忠実に焼き直したのが「シン・ゴジラ」だと思ってる。
「メガゾーン23」で描写されていたみんながここが1980年代の東京だと信じ込まされていた宇宙船の中の閉鎖空間。若者がマクドナルドでバイトするのが最先端のオシャレな、劇中で「今がいちばん良い時代」といわれてたのは後から振り返ってみると本当に当たってた。公開当時はバブルも弾けてなかったのに
「紅の豚」。カーチスとの決戦前夜、闇武器屋に売りつけられた機関銃の弾薬からクズ弾をより分けているポルコがフィオのキスを不意打ちで頬に受けた弾みで不良品を良品の中に混ぜてしまい、翌日の対戦でしっかりジャムった説本当に好き。
そうかー、銀河英雄伝説の冒頭がダメな人がもう大半なのかも知れないのかー。 あの冒頭は解説でありながら人類が外宇宙で巡らせるものすごい雄大な物語、まさしく「歴史」を朗々と語ってくれる名文だと思う。少なくとも海外SFの翻訳本よりは遙かに読みやすい。
日本刀の独特の構造は、日本にまともな鉄鉱床が存在せず、砂鉄を木炭の低火力でたたら製鉄に加工してひたすら熱して叩き伸ばし熱して叩いて伸ばしを繰り返す必要があったからああなったんであって、鉄鉱石が大量に採れるのであればそんな手間を経る必要はなかった、という風に自分は理解している。
「蛍の墓」。寄せられる感想は「清太がクズ」というのが大半で、それを受け取った高畑勲監督は「いや、清太がクズなのはわかってる、クズとして描いたんだから。自分が表現したかったのは、愚かな二人が自分たちだけの理想郷を作ろうとして失敗し、滅んでいく美しさなんだ」と嘆いていた話もある。
押井守曰く「庵野秀明はコピーの天才。なんにも新しいものは付け加えない。ただコピーするだけ。しかし、それでいてオリジナルに匹敵する面白さのコピーを作るヤツはあいつしかいない」とか言う言説は多分「シン・仮面ライダー」で証明されると思う。 twitter.com/yuno_sarashina…
かつて「宇宙戦艦ヤマト」の新作をガイナックスのメンバーに作らせようという計画があり、まだ存命中だったヤマトのプロデューサー西崎義展が「どうかね、ヤマトを作りたくないかね」と打診した時に庵野秀明が「作ってもいいですけど、初代と同じ絵しか作りませんよ」と答えて西崎氏を唖然とさせたとか
@nrZwNNwv2OX3NpX これが 「黙っていたらお前をこんな前線から空調の効いたジャブロー参謀本部勤務にしてやってもいい」 「お断りです」 なんていうわかりやすいしかないセリフになったらインパクトもなんにもないんですわな。さすが梶さん、わかっていらっしゃる。
ガンダムMS08小隊の 「さっき確か病院船を撃墜せよと仰いましたな。戦争とはいえ、ルールはある。私はそう思っております」 から続く 「ジャブローのオフィスは快適だよ」 「私はエアコンというものが苦手でしてな」 というやり取りの下に隠された問答がわからない、という人も多いということか。
「水星の魔女」の「やめなさい!」がBPO行きになるとかいう話が流れているけれど、「ザンボット3」の人間爆弾とか、「トリトン」の主人公が敵と思って倒し滅ぼした陣営の方が実は長年の歴史の中で迫害されてきた側だったとか、子供は世の残酷さや理不尽を虚構の中でも体験しなければならない。
「鬼滅の刃」関連でもいわれていたけれど、「今はキャラは思っていることを余すことなく誤解のないようにセリフにしなければならない。脚本段階でそのように修正される。『行間を読む』という文化は死につつある」というのも一時期いわれていました。 twitter.com/yuno_sarashina…
ヒロインが顔を赤くしてうつむき「あんたなんか……だいっきらい」 というお決まりのセリフ、どう考えても「I love you」以外の意味を持たないのだけれど、これが読み取れない層が無視できない規模で現れているらしい、というのは耳にしたことがある。