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「結婚するなら綺麗な人がいい」と友人が言うので、それが一番大事ではないでしょと反論したら、「容姿じゃなくて内面の話」「なんだそれなら同意見かも」「将来、腎臓移植を受けたいから、臓器がなるべく綺麗な人が良い」「結局、身体目当てじゃん」と続いたので、心のドス黒さをどうにかして欲しい。
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誕生日に35件の着信が入っていたので「人望が厚いのも困りものだな……」と肩を竦めながら折り返し電話を掛けたら「イマ、バイト、デラレナイカナ？」とオーナーが感情を失った声を絞り出していたので、予期せぬ誕生日プレゼントに血涙流しているし、『本日の主役』というタスキをかけて接客したい。
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松駒演じる浦井健治さんと対談して参りました！ 三次元(現実)→二次元(漫画)→三次元(実写)という翻訳を経てz軸の”松駒”同士が会話する、当事者でも面白い場になったので、この対談をmp3ファイルに変換して肌身離さず持ち歩きたいです！
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結婚式場で「『ニーチェ先生』読んでます！ サイン書いて貰えると嬉しいです！」と舞い上がる御言葉を頂き、お祝いの席なので赤ペンで華やかに書こうとしたら、緊張による手汗が止まらず、ペン先が滲みに滲んで、控えめに言っても血文字、殺害現場めいたサインになったことをお詫び申し上げたいです。
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冠婚葬祭スターターキットでめかし込んで結婚式場に向かう最中に「新成人の方ですか？」と声を掛けられるし、「ちゃんと辿り着けるの？」という先輩からの入電に「子どもじゃないんですから！ 平気です！！」と豪語したにも関わらず、海沿いで迷った25歳児なので、セーブ地点から人生やり直したい。
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「えっ、明日出れないの？ 予定があるの？ 里帰り？」という社員さんの尋問に「えぇ、まぁ……」と言葉を濁していたら、「二次元に還るんですよね！」と高校生に茶化されたのでコミケカタログ(2kg弱)で物理的に口封じした。
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阿蘇山で乗馬したとき、指導員のおじさんが「痩せるんですよ、乗馬。僕は7年で20kg落としました！」と語っていて、観光客の方達は「凄いですねー！」「本当ですか！？」と半信半疑だったけど、私は馬術部から卒業して7年で20kg肥えたので、乗馬ダイエットは逆説的にも効果があるといえます。
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「接客業ってストレス溜まらない？」と問われたので「高齢者の方はおっさんを育んだ偉大者だし、おばさんはおっさんの配偶者だし、高校生はおっさんが大事にしている子どもであり未来のおっさんに関わるわけで、世界はおっさんで出来ていると考えれば苦じゃない」と答えて以来、音信不通になりました。
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よく見る悪夢は「車で運転中、ブレーキがきかなくなる」や「いくら掃除しても汚れが落ちない」というものなのですが、起きた後も尾を引いた最悪の夢は「ずっと欲しかった物を手に入れる」や「差し迫っていた仕事を終わらせた」というものだったので、希望が幻に消えることほど絶望的なものはないです。
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編集長から「末筆ながらますますのご発展とご繁栄をお祈りいたします」と手紙つきの小包が届き、何事か連載打ち切りかと開封したら、第7巻の献本で一安心しました。7/27(木)発売です！ 今巻はニーチェ先生と深く関係するあの方から、素敵な帯文を頂いているので、本屋さんで確認して頂ければ！
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本日6時45分頃、「ZIP!」さまのSHOWBIZラビットで『ニーチェ先生』を御紹介頂きました。Twitterから漫画化、実写化に至る経緯や選りすぐりの1P漫画をギュッと圧縮して頂いて、この映像、いつかの走馬灯で流したい次第です。1月から始まる実写ドラマもよろしくお願い致します！
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コミケの差し入れで、「しょーもないものですけど」と差し出されたポチ袋。ひとしきり「本当にしょーもない」と笑ったんですけど、旬な包装、薄くて軽くて持ち帰りやすい、日持ちする、貰って気後れしない、何より印象に残る……冗談が利いてるのに差し入れとしての隙がない、その発想に脱帽しました。
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iPhoneの「ヘルスケア」にある歩数カウンターが意外と侮れなくて、携帯をポケットに入れているときは勿論、荷物の中に入れていても実際の歩数とほとんど誤差無く数えてくれて重宝しているんですが、今日ふと起動したら「14歩」と表示されて、その歩数で完結させられる私生活が人間離れしてる。
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街中のおっさんに萌える呟き、過激にならんようにな？と窘められ「痕跡を残さず、生態系を乱さず。社会を禁猟区とわきまえる」「本人から萌えを抽出して概念だけ崇拝する」「無農薬で萌えを芽吹かせて開花後、適切な長さで切り一輪差しでそっと楽しむ」と畳み掛けたら会話の匙を投げられたの解せない。
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私「仕事で分からないことがあったら遠慮なく聞いてね」
大型新人「あ、では質問があるんですけど」
私「何ですか？」
大型新人「松駒さんは何故生きているのですか？」
あのとき言うべきだった最良の回答を、未だ見つけられずにいます（20代／首都圏在住）
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インターホンと電話のけたたましい二重奏で起こされて渋々応対したら「あっ、お休みのところ、すみません……！」と宅配便のおっさんが熊のような図体を縮こませていたので、時間帯指定配達はおっさんのモーニングコールとして使えると閃いたし、通販サイトの購入ボタンを手当たり次第に連打している。
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サンタ帽での勤務を義務付けられて、紀元前まで時間遡行してイエス・キリストの誕生を阻止したい欲求に駆られたけど「兄ちゃん、イカす帽子してんじゃねぇか。クリスマスには早いけど、やるよ。俺は使わんから」と気の良いおっちゃんがドリンク引換券をくれたので、年中無休でクリスマスになればいい。
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子供には「こういった人物になって欲しい」と願いを込めて名付けるものですが、私の本名は母の好きな漫画の主人公から取られたもので、20数年経って私自身が漫画の主人公になっていることに因果めいたものを感じてならないし、世のお母さんお父さん方は名付けに細心の注意を払って頂きたい次第です。
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意外にも最低賃金は年々上がり続けていて、「最低時給を1500円に！」という夢物語にも手が届きそうなこと、我々アルバイターとしては何よりの朗報なのだけど、このままの上がり幅でいけたとしたって、実現するのは2050年頃なので、そのときもコンビニ店員のままでいたなら、それはそれで由々しき事態。
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コンビニ新人まとめを読んだ方に「ニーチェ先生との間に恋愛感情は！？」と鼻息荒く尋ねられることがあり、それに対しては「断じてありません」と言い切れるけれども、「私が死んだら戒名をつけて欲しい」という名状しがたい感情は抱いているし、彼のためなら宗派を変えることも厭わないです。
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飲食店で働いていた頃、注文を取るのが遅い！とお客様に水をかけられた先輩が「ちょっと店員やめてくるわ」と制服を脱ぎ捨てて、喚くお客様の首根っこを掴んで店の外に飛び出して以来、二人とも二度とお店には姿を現さなかったので、事が穏便に済んでいることをただただ願っている。
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運動とは無縁な生活を送り始めて幾年、「見掛けによらず良い体してんなー」と何故かよく褒められるのですが、考えられる要因がポップンミュージックしか思い当たらないから音楽ゲームの及ぼす人体への影響、凄まじい。
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虚言癖と疎まれる人も優れた作品を世に出せば作家先生だし、奇天烈な発明を繰り返す変人だって稀代の天才と崇められる日が来るかもしれないし、隣から壁を叩かれるギター弾きも武道館で喝采を浴びる未来があるはずだから、「下らない」って嘲笑う声と「凄い」と拍手を送る声は表裏一体なものだと思う。
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寝坊して大遅刻をかまして、慌てて待ち合わせ場所に向かうも彼女の姿が見当たらず、辺りを見回してるときに背後から「だーれだ」と可愛い声で言われながら、喉元にコンバットナイフ突き付けられたい。あわよくば、言い訳を絞り出そうとする喉仏に、冷たい銃口をグリグリ押し当てられたい。
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「私は語り部（文だけの登場）かな？」と思っていたら「あくまでも松駒さんが主人公ですよ？」との死刑宣告を言い渡されました。ハーレムものなんて贅沢言わないから、せめておっさんと共同生活を送るシミュレーションゲームの主人公になりたかったし、二次元の中でくらいコンビニ勤務から離れたい。
こんなはずじゃなかった