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先程の呟きに「植物は二酸化炭素を吸って酸素を出すのでは？」といった旨のリプライが送り付けられているんですが、夜になると光合成で排出する酸素量が呼吸で排出する二酸化炭素量を下回るってことを140字の文意で伝えきれなかった己の文章力をただただ憎んでいる。
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友人に恵まれた先輩が入院した際、お見舞いの人が絶えず訪れ、色鮮やかな花々が病室を埋め尽くした。その夜、酸素を吸って二酸化炭素を出す植物の習性によって先輩が酸欠に陥り、翌日「死にかけると本当にお花畑見えるのな！」と快活に笑って話す姿を見て、人の善意は時に人を殺しかねないのだな、と。
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企業から「遺憾ながら貴意に添いえず、採用を見合わせ……」という文章と送付した履歴書が送られてきて、履歴書を返してくれるなんて丁寧！と感動しかけたけど、志望動機の都合上、使い回しのきかないゴミでしかないからこんなのより1000円札を同封する方が良心的だってこと世間の企業に伝えたい。
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商品も買わずにレジに割り込んで「行きたい場所があるんだけど？」と道案内を強要した乱入者にやんわりと断りを入れたら「んなことも知らんのか、使えねーな！」と捨て台詞を吐かれたのですが、お客様は神様であって、神は全知全能であるはずなので、道すら知らないあの人をお客様とは断じて認めない。
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「他人からの批判ってのは朝の占いと同じように思え。5分で忘れろ。真に受けて行動を変えたって責任を取ってはくれないし、アテにならない。思い当たる節があるなら心の隅に留めておけ」と語っていたバイト先の先輩が不摂生でダウンしたので、健康に関する批判は素直に聞き入れてもいいのではと思う。
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ニーチェ先生改め、仁井智慧くんは実物に似せるようお願いしました。コミックジーンが当店に入荷しないからこそ出来る芸当ですので、彼の外見を知りたい方はお手に取って頂ければ幸いです！ 彼がこの連載を知ったら焚書坑儒くらいは容易く行いそうなので、今もキーボードを打つ手に脂汗が滲んでます。
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「私は語り部（文だけの登場）かな？」と思っていたら「あくまでも松駒さんが主人公ですよ？」との死刑宣告を言い渡されました。ハーレムものなんて贅沢言わないから、せめておっさんと共同生活を送るシミュレーションゲームの主人公になりたかったし、二次元の中でくらいコンビニ勤務から離れたい。
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8/15発売の9月号『月刊コミックジーン』から「ニーチェ先生 ～コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた～」（作画：ハシモト 原作：松駒）の連載が始まります。テキトーな中二病全開のまとめの題名がそのまま初連載漫画のサブタイトルに起用されるなんて、人生は本当に不条理だし不可思議。
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取得漏れのあった呟きや2013年4月から7月までの呟きを数件載せました。改めて振り返りたい方や「ニーチェ先生って誰？」と疑問を抱いている方などに読んで頂けると嬉しいです。誤字脱字が目立つのは仕様です。 「コンビニに、.. togetter.com/li/488263
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丁寧語は万能だ。敬愛する方には嫌われない礼儀作法の一つとして、目上の方には「貴方と争うつもりは毛頭ございません」という服従を示す態度として、嫌いな人には「心を許すつもりは断じてないし近寄るな」という結界として使える。欠点は、相手に壁を感じさせて友だち作りに支障をきたす面です……。
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休憩室で好きな曲について盛り上がったので、ニーチェ先生の嗜好を探ろうと尋ねたところ「4分33秒という曲をよく聞いてます」と返され、どんなのかな？と軽い気持ちで動画サイトを開いたら4分33秒間の無音がイヤホンから響いてきたのでこれ、人間には聞き取れない周波数の音楽なのかもしれない。
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天の川に「人の温もりが欲しい」と願った結果、レジで接客した幼女からカメハメ波を撃たれたので、この短冊、クーリングオフしたい。
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社員さんが求人広告を貼り出して3ヶ月、「女子高校生を手取り足取り指導したい！！」という採用基準が「この際、男子でも構わない！」という悲鳴に変わったし、最近では「人の形を留めていれば何でもいいよ……」と虚ろな声で語り出しているので、人非ざるものを雇いだす前に早くこのお仕事辞めたい。
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接客中は感情を殺してるのでお客様に心動かされることはあまりないけど、小動物のような女性のお客様が小さめのコンビニスイーツを2つ購入された際、「がっつり食べたいので大きめのスプーンくれますか……？」と耳を赤らめながら言われたとき、心が溶けていくのを感じた。
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就きたい仕事を明確にするべく「ほどほどの給料が貰えて、片手間に文章を書ける程度の休日は保障され、専門的でなく全般的な業務に携わることが出来て、呟くネタを仕入れられる程度には刺激的な職場」と手帳に書いたところで、コンビニバイト以外の天職が見当たらなくて途方に暮れている。
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不特定多数の賞賛よりも特定人物からの好意が欲しいし、1000RTよりも大好きなアカウントの1favに舞い上がるので、「ちやほやされたい！」「RTを稼いで脚光を浴びたい」という承認欲求で他人の呟きや画像を無断転載する人の心理は分かりそうにない。その欲求を何故、創造に向けないのか。
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私の呟きを無断転載しているアカウントに「当アカウントを御利用頂きありがとうございます。ご利用回数が上限に達しましたので、以下のURLからご利用継続期間に応じた商品を選択してご購入下さい。今後ともよろしくお願い致します」という文言と共にAmazonのほしいものリストを送りつけたい。
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「傍若無人なお客様が多くて接客が辛い」と漏らした私に、ニーチェ先生が「割り箸を大変腹立たしいお客様の頚椎に見立てて叩き折ると、気休め程度にはなりますよ」と呟きながら無表情で箸を折りはじめたので、可及的速やかに有給を与えるようオーナーに目配せしている。
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この時期になると、腕毛に絡まったまま生涯を終えた小虫が頻繁に見つかるから「また一つ、罪のない生命を奪ってしまった……」と涙に暮れているし、後輩から食虫系男子と呼ばれていた意味、今なら分かる気がする。
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＜おっさんが妻を紹介する呼称＞
奥さん→普通だが家庭的な印象が好ましい。
愚妻→古風な日本男児。照れ隠しで用いた場合の評価は高い。
名前呼び→関係以前に一人の人間として大切にしている事実が伺えて良い。
かみさん→豪気だが妻には弱い一面が垣間見える。その場で求婚を申し込むレベル。
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前科一犯かな？ という風貌のお客様から宅配便として小包をお預かりしたのですが、伝票の品名欄に「粉」と書き添えられていたので、小麦粉や片栗粉の類であることを祈ってやまない。
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久々の面接、「自己PRをお願いします」や「志望動機は何ですか」という定番の質問を差し置いて「ESを拝読しました。……政治的な活動はされていませんよね？」と問い詰められたので、私が受けたのは圧迫面接という名の事情聴取だった可能性、十二分にある。
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探偵業の先輩に「業界ならではの怖い話を！」とお願いしたら「アカウントを特定する依頼に苦戦したら、目標の近くで停電を起こしたり、ルンバを野に放ったりするの。あとは検索機能で一発だから気をつけな」と語り出したので、「またまた～」と茶化したら、無言で馬のアイコンを見せつけられて、私は。
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猪のような逞しいおっさんが、抽選箱から引いたアイスの当たりクジを「あげる」という一言と共に、私の掌に押し付けてきたのですが、コンビニに婚姻届の取り扱い業務がないことに強めの地団駄を踏んだし、アイスとかどうでもいいのでおっさん下さい。
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一次試験の合格通知に舞い踊っていたけど、二次試験の合否に影響する「食の安全に関する施策を挙げよ」という小論文、「自給自足を各個人が実現できるよう、公営の農園を全国各地につくり、全国民を収容して農業を義務付ける」と書き殴ってしまったことを思い出し、敵前逃亡も辞さない構え。
こんなはずじゃなかった