Amamino Kurousagi(@Amamino_Kurousa)さんの人気ツイート(新しい順)

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がんではないが、ほうっておくと癌になる病変が存在することがわかった。いまで言う異形成・前がん病変にあたる。 ③異形成を調べてみると、性質の違う二つの種類があるね。癌に進む可能性の小さいものと進む可能性が高いもの。今で言う、軽度異形成と高度異形成に当たる。→
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④ここでウイルス学登場。1960〜70年代の話。その頃ウイルス学では、病変を電子顕微鏡で調べて、ウイルス粒子を直接観察することによって、ウイルスの存在を確認していた。で、子宮頸部の異形成を調べてみると。ウイルス粒子の見つかる・癌に進みにくい異形成(軽度)と、ウイルス粒子の見つからず→
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①話は第二次世界大戦前に遡る。子宮頸がんを予防する方法として→細胞診(パップスメア)が開発された。アイディアは単純でがんになりそうな細胞をとってきて見つけよう。見つけたら取り除いて治療すればがんにならないと言うわけ。 ②細胞診で異常があるヒトを調べてみると、子宮頸部に→
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『なんでHPV🦠感染が子宮頸がんの原因だと分かるの?』 素晴らしい質問だ。たった一言の質問だが、これがわかるまでには、仮説として提出されてからの、無数の科学者と(研究に参加した患者たち)の20年にわたるエビデンスの蓄積があるわけだ。 追体験してみる?😊 → twitter.com/michisleepy/st…
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統計学を重視したナイチンゲールならなんというだろうか? 自然発症率として年間10万人に1人以上発症するギランバレーが430万接種当たり1回報告されるとはどう意味か? 永遠に否定はできないし発症すれば補償すべきだが、同時にHPVワクチンの副反応としては考えられていない。 → twitter.com/Aiiro_165e83/s…
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80%の女性が感染しているHPVだけど殆どが自然治癒するから大したことないでしょっていうけどさ、 80%の女性が感染して90%が自然治癒したとしても、のこりの10%(全体の8%)の人が上皮内癌・高度異形成を発症して3%の人が子宮頸がんになるわけよ。100人に3人よ? で今、30代以降に5割弱の人が→
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結果は非常に素晴らしいもので、2価ワクチンを85%の女性が接種した結果、がんは87%・高度異形成は97%減少しました。2価ですよ?接種者以上にがんが減少しているのは強力な集団免疫効果ですね。事実上接種者はがんに罹患していないと考えていいです。高度異形成が消滅したことは、今後5年間の間に→
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原因になっている。 HPVワクチンに関してみた場合、女性だけ負担になっているのではなく、女性にだけワクチンの機会が与えられていて、男性にはHPV感染のリスクに晒されたまま。男性に負担が大きくなっていると考えていい。 🐰ハッピーイースター🐰
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①幸いなことに、感染したHPVのほとんどが免疫系に制御されて病原性がない状態になる。つまり、がんとしては発症しません。がんとして発症するかどうかはランダムに決まっているので、20代から60代までずーっと検診をして、がんになりそうじゃないことを確認しつづけること(検診)で予防しています→
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子宮頸がんの原因となるHPVにSEXしただけで感染するなら、世界中、古今東西の出産経験のある女性は感染していないとおかしい事にならない? いいとこに、気づかれましたな その通りで、古今東西ほとんど全ての男性・女性がHPVに感染しています。大正解です 行ってみる?🐰→ twitter.com/YQ5G4ZUaXaymTh…
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HPV💉接種したのに、子宮頚がん検査に引っかかって異形成って診断された。感染防げてないし、意味あんの? これはしっかり説明しとかないと多くの人が同様の経験をすることになりますし、ワクチンに効果がないと言うことにはなりません。 → twitter.com/7star_Kazuya__…
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中高生と中高生のお子さんを持つ保護者の方へ HPV感染症は公衆衛生上の重要な問題です。 全がんのうち5%がHPV感染症が原因となっています。日本でも数%のがん(子宮頸がん・咽頭がん・肛門がん・膣・外陰がん)がHPVの感染が原因です。 →
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『女にうつす側の男がまずHPVウィルスを予防すればより子宮頚がんを防げるってこと』 この誤解をまず解かないといけないわけで、男性にワクチンを接種する第一の目的は男性自身のHPV関連癌を予防するためだ。 男性は自分達のためにもっと声をあげていい。 『男性にもHPVワクチン無料で』 twitter.com/kgogw/status/1…
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問題🐰 オーストラリアではワクチンを導入した2007年以降子宮頸がんの数は右肩上がりに変わった。ワクチンに子宮頸がん予防効果があるなんて間違いだ。 そ、そうなのかぁ!😤 そうなの?どこかが間違っているの? 🐰 → twitter.com/_JSLEE/status/…
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米国から最新のがん統計がでましたよ。 2006年に開始されたHPVワクチン接種者によって人口が入れ替わりつつ20〜24歳で、2012年以降子宮頸がんが65%減少した。トレンドが明らかに変わった。ワクチンの効果が半端ないことを示す。 → acsjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.3322/ca…
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HPVワクチンの効果半端ねぇ🐰はなし 比較的短期間でわかる、癌以外の指標で見た場合。 コンジも9割減る。高度異形成も7割。それこそワクチン一本で。残りを検診で予防すれば、子宮頸がんに罹患する人はほとんどいなくなる。 全世界で採用されるわけだよね😎 twitter.com/ymori117/statu…
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②次にスェーデン(PMID:32997908)。2017年までの30歳未満の女性160万人を対象にした調査。ワクチン接種群と非接種群を直接比較。17歳までにワクチンを接種した集団では接種していない集団に比べると90%子宮頸がんが減少している。実際問題として20代の子宮頸がんは接種者にはほとんど発症してない→
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高度異形成も同様に減少しているため、高度異形成を発見するための検診の20代の必要性の是非の議論が始まっている。 このようなデータが出るためには、集団接種開始から10年以上かかる。データのハシリになるため、今後報告が続くことになります。 簡単にいうと、HPVワクチンの効果半端ねぇ🐰
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③次に英国(PMID:34741816)。2008年に12/13歳でワクチン接種対象であった集団が、初めてがん検診を受診してそのデータを評価したもの。接種未接種全体のデータ。85%の接種率で87%の子宮頸がんが減少していて、ワクチン接種集団から子宮頸がんが撲滅されていることを示す。→
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『HPVワクチンにより子宮頚がんが国単位で減少した国があれば教えて欲しい』 いってみよー🐰 ①(PMID:34842903) まずは米国。2007年にHPVワクチンを導入した後に、ワクチン接種集団で人口が置き換えられつつある15-24歳の子宮頸がん罹患率が減少している。平均4割減少。→ twitter.com/nintendofunclu…
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この期間(今まで)の米国のワクチン平均接種率が5割に満たぬことを考えるとその予防効果の大きさが推定される。ワクチンの対象ではない(効果も期待できない)年齢層の子宮頸がんの罹患率は大きく変わっていない(右)。HPVワクチン導入後、ワクチン対象集団での子宮頸がんが大きく減少している→
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麻疹は麻疹自体が大変な感染症であることもさることながら、回復後に生じる長期的な免疫抑制状態が非常に厄介です。ワクチンが導入される以前は子供の感染症死の半分は麻疹関連であった推定されています。 → twitter.com/ped_allergy/st…
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シンプルに『子宮頸がんの大部分がワクチンで予防できる』 適切なタイミングで接種できれば2価4価でも7割、9価なら9割近く。これは検診関係ない。残りを予防するのに検診がいる。 → twitter.com/ZukashiT/statu…
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14歳までに女子のHPVワクチンを接種率94%を達成したウズベキスタン。同国の女性がん発症頻度第2位の子宮頸がんを撲滅する第一歩を達成しつつある。 この集団には生涯で数回の検診で十分。 世界はHPV関連がんの撲滅に向けて本気ですよ🐰 → twitter.com/GaviSeth/statu…
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ワクチンや医薬品の安全性監視に関して 予防接種・医薬品の副作用・有害反応の検出・評価・理解・対応・予防のための科学と実践に関係する全てを含みます。 強調したいのは”世界保健機関が国際的な薬物監視プログラムを開始した”のは1960年代初頭に起きたサリドマイド大惨事を受けてのものであること→