「ストローは付けますか?」 「はい?…」 コンビニ店員に聞かれて困惑する私。買ったのは唐揚げ弁当と卵パックだ… 「ま、間違えました!お箸は付けますか?」 「お願いしますw」 きっと疲れているのだろう。少し可愛くて笑ってしま… バンッ! 突然レンジから爆発音。なんで私の卵パック温めてるの…
「何が親ガチャだ!親も子供を選べないわw」 TVを見ながら悪態をつく父。いつもは黙ってる私も、その日は何故か言葉が出た。 「親にはガチャを回すか回さないか選択肢がある」 「は?」 「子供にはその選択肢はない。自分でガチャ回しといて後から何を文句言ってるの?」 その瞬間、私はまた殴られた。
部長は超優しい。コンビニ弁当の俺を心配して 「昼飯行くか!」 と良く外で奢ってくれる。でも、部長はいつも一番安い定食。無理をしているのでは?と申し訳なくなり 「今日は俺の奢りです!高い定食にしましょ!」 と言うと部長はいつもの定食を頼んで言った。 「これは亡き妻との思い出の味なんだ」
「痛いっ!」 また殴られた。同棲してから恋人がDVをする人だと知った。 「本当にごめん。愛してるからね」 殴った後のお決まりの言葉。このことを相談しても誰も信じてくれない。世間ではこの状況はありえないと思われているから。この文章の読者も、殴ってるのは男の僕だと決めつけて読んでただろ?
『この中に1人殺人鬼がいます。殺人鬼だと思う人を決めて殺せば出られる脱出ゲームです』 窓のない部屋で目覚めた僕含め4人。この中に殺人鬼が…1人の男は言った。 「あの音声の言い方的に殺した人物が殺人鬼じゃなくても良いはず…とにかく誰か一人を殺せば…」 その瞬間、全員が年寄りの老婆を見た↓
私の彼氏は死神から時間停止の能力を貰ったらしい。 「運命の人の前で初めて時間停止を使えるようになるらしい」 「なにそれw今使えるか試してみて?」 目を閉じて集中する彼。期待を込めたが何も起きない。 「私は運命の人じゃないんだね…」 落ち込む私の左手薬指に見覚えのない指輪がはまっていた。
毎晩泥酔して帰ってくる息子を叱ると 「一度も泥酔したことないクソ真面目人間に何がわかんの?」 と言われ、大学生相手を納得させるには自分も経験すべきと思った。 『父さん今どこ!?』 電話で怒る息子。それは俺が聞きたい。死ぬほど飲んだ結果、広大な海に浮かぶ船の上で1人、拳銃片手に目覚めた。
「ぷっw」 二人でリモート会議中、新人が突然噴き出した。 「どした?」 「い、いえ何も!」 気になったが、俺はそのまま話を続けた。 「あの時なんで笑った?」 次の日、会社で聞くと新人は言った。 「奥様?がカメラに映らないよう、後ろで四つん這いで歩く姿が見えてw」 背筋が凍った。俺は独身だ。
「クソ…」 月曜1限なのに電車遅延かつ満員電車でイライラする俺。後で遅延証明書も貰わないと。 「キャッ!」 電車が揺れてJKが倒れ、俺の体が自然と彼女を支える。 「す、すみません…」 俺の手を握って謝る彼女。こんなに美人で素直な子と出会えるなら意外と悪くない日だ。 「今触りましたよね?」
「キスマーク+100円っと」 私はフリマアプリに書き込む。大学生で一人暮らしの私はお金がなく、使用済みマスクの売買をしていた。 『唾液も垂らして?』 「仕方ないなぁ」 アプリのDMで購入者に頼まれ、要望に応える。 「できた!送ろっと!」 アプリで相手の住所を確認した私は驚く。 「私の実家…」