1476
Q:ジブリパークにあのトンネルを作る予定はありませんか?
A:ジブリパーク絶賛建築中の吾朗さんに聞いてみました。
吾朗さん「『あの作品』の『あのトンネル』は、つくっていますよ〜(笑)」
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Q:千尋に対してお母さんがちょっと冷たい感じがします。何か理由があるのか、もともとクールな人なのか、 ずっと気になってます。
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A:作画監督の安藤雅司さんは、宮﨑作品に出てくるお父さん、お母さんイメージではなくしたかったと語っており、「クールで家族の和が乱れるところにいない人」を意識して設定したそうです。
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Q:主人公はどうして千尋という名前になったのでしょうか?
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A:千尋は当時10歳前後だった宮﨑さんの友人たちがモデルです(名前の一部も)。初号試写のあと、宮﨑さんは誰よりも早く、その子たちの感想を聞いていました。
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おでい=おいで
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Q:この作品を作るにあたって参考にした物や場所など、詳しく知りたいです。
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A:「ここ」と特定された場所はありません。宮﨑さんはかつて訪れた場所を回想し、思い出せないところを想像しながら描きます。
冒頭に登場する不思議な町の飲食店街は、有楽町や新橋の歓楽街をイメージしながら描かれたそうです。
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今日はスタジオの周りの道路が凍っていて、宮﨑さんも、氷をさけて慎重に歩いていました。
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Q:釜爺と働くマックロクロスケは同種ですか?それとも似て非なるものですか?
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A:マックロクロスケの正式な名称は「ススワタリ」。絵コンテにもそう書かれていますので、同種といっても間違いではなさそうです。当初はお米やゴマが好物という案がありましたが「金平糖」が大好物ということになりました。
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「手を出すならしまいまでやれ」「人の仕事をとっちゃならねえ」という釜爺のセリフは、デジタル化で仕事の領分が合間になった当時、宮﨑さんが感じていたことでした。
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合間 → 曖昧(ごめんなさい……)
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Q:リンのように人間の姿で描かれているキャラクターは人間なのですか?それとも他の生き物なのですか?
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Q:お風呂でぎゅうぎゅうになっているひよこ達の詳細を知りたいです!
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A:「オオトリさま」というヒヨコの神様です。
ちなみに同じくお湯に浸かっているのは「牛鬼」です。
宮﨑さん曰く、「今の日本の神様は大変だよなぁ」と思い、神様や妖怪が疲れを癒す湯屋が生まれたそうです。20年後の今はもっと湯屋が繁盛しているのかも……。
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Q:おしら様はなぜ上の階までついてきたのですか?
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A:千尋に興味をもって一緒にエレベーターに乗りましたが、湯婆婆の部屋が意にそわなかったようで、すぐに降りてしまったようです(ちゃんと絵コンテに書いてあります)。
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Q:湯屋の世界は大体今から何年前の設定なんですか?
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