Q:鈴木さんが『もののけ姫』で一番印象に残っているシーンは? A:鈴木さん「それどころじゃなかった。笑」
Q:ジコ坊は結局(本当は)、敵(悪人)なんですか? 味方(善人)なんですか? A:ジコ坊は単純な色分けが出来ない、独特なキャラクターです。もっとも本作は、善悪を簡単には言えないキャラクターがほとんどですね。それが本作の特徴のひとつだと思います。
Q:ジコ坊の雑炊のレシピを教えて下さい。 A:アシタカの買った米、自前のお味噌、野草だと思います(山森さん談。スタッフは雅なお椀がほしいです)。
山森「サンは脚しか描かせてもらえなかった……」
A:本作はこれまでにない期間と製作費をかけ、かつてないスケールの作品を目指すことになったので、メイキングも本格的な物を作るべく、テレビ番組だけでなく、ドキュメンタリー作品の制作も視野に入れて取材・制作が行われました。こうして出来たのが「『もののけ姫』はこうして生まれた。」です。
Q:タタラ場の人たちが籠城しているシーンで、おトキが病者の女性から何かを手渡されて食べていますが、あれは何を食べてるんでしょうか? 木の実か何かのように見えますが……。ジブリ飯ファンとして気になります。 A:絵コンテのト書きには「コロ柿」と書いてあります。干し柿ですね。
Q:このドロドロの名前はなんですか? A:「ドロドロ」です。(動きのイメージは「コールタールのように」だったそうです)
Q:シシ神から呪いを治してもらったのに、ややアザが残っているように見えるのは何故?
A:痣が薄く残っているのは、呪いが完全に消えてはないからです。宮崎さんは座談会で「今の若者たちは皆、ハッピーエンドにむしろ納得しない。痣が完全に消えたんじゃなくて、いつまた再発するかわからないものを抱えて生きていくんだというほうが、本当らしく感じていると思います。」と述べています。
Q:最後に現れるコダマが後のトトロという話を聞いたのですがその様な設定はありますか?
A:宮崎さんが制作中に、そのようなことをスタッフに話したことはあるようですが……。
沢山の質問、ご視聴ありがとうございました。8/27公開の『アーヤと魔女』も観てね。
昨晩の『もののけ姫』放映時に、多くの反響を頂いた「シュナの旅」(徳間書店刊)。この本は、旅人の手から手に渡り、写真の一冊はエジプト、もう一冊は南米のどこかでゆずってもらったものです。NHKで放映されたラジオドラマ版では、松田洋治さんがシュナを演じられていました。
宮崎さんはこの絵物語を描くのにものすごく時間をかけ、発売告知をアニメージュ誌上で2回延ばしました。原画を見ると分かりますが、とても丁寧に水彩で描かれています。特に、表紙に使った少女・テアの顔は何回も描き直し、顔色、表情、納得できるものが出来るまで、切り貼りまでしていたそうです。
おはようございます。
雨……。
おやすみなさい。
おはようございます。
『アーヤと魔女』について、宮崎さんが語ったロングインタビューの配信が開始されました。「面白かった!」と満面の笑みでメインスタッフブースに戻ってきた宮崎さん、話が止まりません。 youtu.be/gycgGXSG5Dg
今日は「黒猫感謝の日」だそうですね。ジブリパークへ出張中の吾朗さんが、名古屋発祥の「木曽路」で、黒猫トーマスを描いて送ってくれました。
鈴木さんがデザインした愛知県・県政150周年のキャラクター名が決定したそうです。かたつむりの「いこまいまい」と、鳥の「あいちゅん」です。
おはようございます。
今日は「誕生日に雨が降ったことがない」という鈴木さんの73歳のバースデー。スタッフ8名が手びねりをの茶碗をつくり「誰が作ったかを当てる審査会」をしたのですが……なんと、全問正解! 鈴木さん、恐るべし……。
おはようございます。
さて……。